チョッと前進、歩み寄り

ご家族の反対を押し切り、アトピーケアをスタートしたお嬢さん、　こちら
「母がお話しを聞きたいと言うので、今日一緒に行きます。」で、ご来店。一歩前進です。
半信半疑のお母さま、無理もありません。
よからぬ宗教に7年もはまってお寺通い。お坊さんの言いなりだったようです。
「信じやすい娘なので、また騙されているのではないかと、お祖母さんも心配してみて来い！と…」
「ステロイド剤のよくない事は解っているけど…、
某病院はＴＶでも放映され、ステロイド使ってないというので…」

お嬢さんは、このような皮膚で生まれましたか？
「いいえ、色白じゃないけど、こんな黒くは…」

病院の薬で治っていると思われますか？
「………」

シャミラの臨床データーをお見せし、
何で、このような固くて角質肥厚、黒ずんだ色素沈着をおこしているのかを1時間程かけて説明。
詐欺療法ではありませんからと申し上げても、最初は拒否反応を示され、なかなか顔を見てくれません。
そのうち心が和らいだのか、ポツポツとご質問が出ました。

「きれいな皮膚が見えてこなければ信用出来ない…」

納得しかねるのは当たり前。最初から、こうだから信用しろ！とは申し上げませんが、
ステロイド剤は含まないと処方する軟膏に入っているのは、どう思われますか？
「……」
お嬢さんの始めたケアの経過は、離脱症という一見、悪化したと思われる状態になりますが、
それだけはご承知おき頂きたい。
その時、辛いのはご本人ですから、責めるとかはしないで、元気付けてあげることをお願いしたいのです。
で、何となく、半納得して下さったような。。。

ケアをしていきたいと言うお嬢さん、お母さまお一人で時間潰すのも大変です。
ご覧になりますか？に、「宜しんですか？」勿論！です。

お隣のベットに座り、娘の体を目に焼き付けているようでした。

お母さまの100％納得を取り付けるのは無理でも、聞く耳を持って頂き、拒否反応がなくなっただけでも、
喜ばしいことです。エステシャンolive　頑張ります！

経過は、許可を頂き次第、新ＨＰの写真ギャラリーにしていきます。