積ん読の部屋♪

本棚に積ん読な本を読了したらばの備忘録。

角田光代『よなかの散歩』内容と感想

2014-02-15 10:46:16 | 紙の書籍
オレンジページブックス 角田光代『よなかの散歩』を読了しました。

内容と感想をざっくりと備忘録として書きます。
※ネタばれがありますのでご注意ください。
※文中の敬称は省略させていただきます。





【目次】
食(一)運命の出会いというものは、たしかにあると思う
人   人は否応なく変化する
暮   年相応の格好が、できない
食(ニ)つまるところ愛なんじゃないかと思う
季   私は自分の誕生日が好きである
旅   感情というより、もっと細胞的に好きなのだ
あとがき


【内容】
雑誌オレンジページに連載されていたエッセイを収録した第一弾。第二弾は『まひるの散歩』。


【感想】
装丁に写っているアメリカンショートヘアの猫は、角田光代さの愛猫トトちゃん♪ エッセイの中にもちょこちょこと登場、愛されているんだな♡
ひとつのエッセイ自体は約2ページほど。きりっと短く、嫌味がなく読みやすい文章。
某有名な女性作家のように、読んでいてかちん!とくるような不快感がないのが嬉しい。編集者からの希望もあるのだろうけど、意地悪な視点も毎回ではさすがにげんなりするものだし。いや、誰とはね、うん内緒。
自虐的なネタも多いけど、くすくすしつつも痛くなく。個人的に、小心者と女子校気質に共感しまくり。
なにげない日常が愛おしくなる、そんな一冊。

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