最近、母が欲しがっていた帽子をプレゼントすることにした。
カーネーションの植木鉢にしようか?と確認したら、
「この身体(左半身麻痺)だし、
お花の手入れが難しいだろうから、
もし、買ってくれたとしても、
カーネーションが可哀想だわ」とのこと。
結局、同じような金額の帽子にした。
気に入ってくれたようで嬉しい。
母親って、子供達が幾つになっても、
心配なようだ。
母の腕の中からは、とっくに羽ばたいているし、
私も兄も、ごく普通に社会人をやってる。
私達がどんなに「もう大丈夫だから」と言っても、
なかなか伝わらない感じで、、、
通勤途中にも、
母からのLINEが色々と送られてくる。
恐らく、不自由な手で、
時間を掛けて送ってくれてるんだろう。
心配してくれるのは、とても有難いんだけど、
それよりも私達は、母の身体の方が心配なのだが。
常日頃から母は、
「子供たちの世話には、出来る限りなりたくないわ」と言ってる。
なので、母が1人で行動が出来るように、
私たち兄妹で協力し合い、
廊下、トイレ等、全てに手すりを取り付けたり、
トランシーバーを購入したり、、、。
樹静かならんと欲するも風やまず、
子養わんと欲するも親待たず、、
「風樹之歎」って、学生時代に習ったけど、
今とは全く違って、遠い他人事のように思ってた。
ようやく最近、その心を理解してきた感じだ。
母には、子供たちのことよりも、
自分のことを気にして欲しいのだが、、、
うーん、無理かな?
そろそろ安心してくれたら、、、
私達は、本当に大丈夫だからネ!!