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蔵馬ウケネタ、日常のことなど思った事を綴る。

お久しぶりの ブログ内小説 🌸 C101ありがとうございました(委託)&一人語り

2022年12月31日 18時44分14秒 | イベント、同人誌関係
こんにちは。今日はお久しぶりのブログ内小説です。
ふと、こういう話もいいなと思い書いてみたくなりました。

その前に。
今回 C101(冬コミ)にて、
ある屋敷の主人飛影に仕える蔵馬の片思い話
”✿鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜 R18
本を手に取っていただきました方々、ありがとうございました。
委託で東6タ34a AZUREDRAGON 様で出していただいた本です。

思い切り内容はパラレルで、でもちゃんと飛蔵になっています!
飛影を飛影らしく書くことを意識していたので、
この本を書くとき飛影のことばっかり考えていました。
この時飛影らしい感じだったらどうやって言うのかな…とか。そういう感じで。
あまり長くしゃべらせたくない、でも大事なことを込めたいという。

逆に、(唐突に名前出しますが)
黄泉なら一々要らないことまでしゃべりそう。
長々と蔵馬への気持ちを語りだしたり…。
飛影はそういう感じではないのでサイトの小説書いていても、
「長くしない!でも気持ち伝える!」って意識します。


☆彡この本久しぶりの本で、今回C101では
東6タ34a AZUREDRAGON 様で委託をしておりました。
久しぶりの本で、色々、思い出しつつ書いたのですがとても楽しかったです。

蔵馬の片思い本、蔵馬が飛影に寄せる思いをえがいた話で、こういうテイストの
蔵馬を書くのはとても楽しかったです。
絵を描いてくれた SEI様ありがとうございました。




憤る気持ちとか抱きながらそばにいる蔵馬、
その蔵馬をずっとそばにいて見てくれている人もいる、
片思いだけではなく、ずっとそばにいる人の大切さも描きました。
※この本は一部私のところにもあるのでサークル参加するときに持っていきます。
➡サークル活動復帰すると以前告知したのですが多分短期なので、スケジュールの関係で
幽白オンリー出られないので、出られるイベントに出ると思います。
また近くなったら告知しますが、復帰する期間、よろしくお願いいたします。
この話出したいな、と思っている間サークルやると思いますので…。


鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜 手に取ってくださった方々、ありがとうございました。
久しぶりに作った本を手してくださった方がいて本当にうれしいです、ありがとうございました。

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蔵馬も飛影も逆らえないし隙間をつくことが出来る人、といえばやっぱり
躯様で…。本気な躯様ではないけれど、蔵馬を見ていたら会いたくなってしまうというね。

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”その距離は。近くて遠い”
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一年もそろそろ終わりになる12月…魔界にも冬は来ていた。
吹雪の夜が過ぎ、躯は部屋のソファーに腰掛けていた。

「さっみぃなあ」
魔界育ちで、育った環境も過酷な故、身体の寒さも心の寒さも慣れてはいる…はずなのに。

最近顔を出さない小さなあの子が、気になっている。
窓の外を吹きすさぶ風を見て、コーヒーカップを手に取った。
「あっちも、寒いだろうなあ」
ソファーにある、小さな包みに手を伸ばし、立ち上がった。

キラキラと光る金色のリボンと、膨らんだ大きな袋。
金色のリボンのラッピングと、薄ピンクの袋が、魔界の女王の持つものとは思えない
かわいらしさを醸し出す。

コーヒーを一気に飲み、躯は雪の積もる、百足の門をくぐった。

最近何も刺激的なことがない。パトロールで出会う妖怪たち征伐したという報告ばかり。
百足の中のもめごとも解決が早い。読みかけの本も、進まない。
…会いに行ってみるか。

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「さむっ……」

12月も終わりに近付けば、手は凍えて、夜の住宅街は無言の人々ばかりが行きかっている。
22時。駅の改札をくぐり急ぎ足で歩いても、寒さはますばかりだ。

白い息を吐いて、蔵馬はコンクリートを見た。
こんな日…あの人も寒いだろうな。一瞬思い、そして自嘲した。
そんなはず、ないか。雪の、氷の国の人だから。
でも、会いたいと思ってくれているかな……。
小さく笑い、マンションの自分の部屋のドアを開けた。
そして一度立ち止まった。

身体が、重い。
額に手を当てれば、ほんの少し熱を帯びていた。
「え……」
今こんな。だるいと思ってはいたけれど……。
冬のこの時期、倒れるわけにはいかないのに。
音のしない部屋が、蔵馬を迎える。
「はっ……」
深い息を吐いた。足先まで冷たくなり、肩が冷え切っていた。

コートを脱ごうと、そっと手を伸ばした……一瞬感じた気配。
「あっ……」

深い碧の瞳が開いた。
誰の気配もないはずの部屋に…静かに腕を組んで佇んでいる人。

「む、くろ」
「よぉ、元気か、人間の仕事も大変…」
そこで躯の言葉が切れた。

白いフワフワのコートを羽織り立っている躯を蔵馬が見つめ……しゃがみこんだ。
「どうしたっ!」
蔵馬の肩からずりおちたコートをとり、躯が掌に触れた。
「お前……」


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ふわりと、蔵馬の身体は浮いていた。躯の腕の中に……。

「ここで、いいのか」
目に入ったベッドにその体を落とすと、そのわきに躯がしゃがみ込んだ。
「は、い。ありがとうーーーーー」
言葉が、続かなかった。
氷の様に冷えた手が、布団の脇からはみ出た。
「な、にか……大事な用事で…ここに」
心配げに、蔵馬は躯を見た。丸い瞳が頼りなげに躯を見つめていた。
相変わらず、吸い込まれそうな瞳。柔らかな微笑みは影を潜め、蔵馬は体を震わせていた。

「別に。お前のことを思い出しただけだ」
ふっと、躯は立ちあがった。

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そっと額に当てられたものに、蔵馬が、あ、と言った。
躯の首にかかっていたストールを、濡らし蔵馬の額に当てられていた。
「ありがとう、ございます」
弱く、蔵馬が言った。
「本当に、何か大事な用事では」
「別に。ちょっとお前の顔見たくて来てみただけだ」
この時期浮かれた人間どもが落ちてきてばかりで飛影は駆り出されてばかりだ。
自分の大事なものに会えなくて、このところ飛影の機嫌が、黒龍よりも荒れていた。
しかし実際、邪眼師など都合よく見つかるものではない。
隙間なく埋められていくスケジュールに、飛影は次第に無言になっていた。

飛影の代わりにと思ったのは、吹雪が収まった夜。
様子見にいって……軽い気持ちで思い立った、吹雪が去った日。

こんな、弱ったこの子を見るとは思わなかった。

思い切り優しく、頬を上げて躯は微笑んだ。
「待っていろ」

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「これ……」
けふっと、せき込みながら蔵馬はそれを見た。

小さな器に盛られた、おかゆだった。奥を見れば、土鍋に湯気が立っている。
「このくらい俺も作れる」
蔵馬の肩に手を回し……匙でおかゆを掬い、躯が暖かい手を伸ばした。

瞬間、ガタんと音がした。
閉じられていた窓を開ける音だった。二人の視線が、そちらに向いた。

「何忍び込んでやがる」
飛影だった。荒れた妖気が、飛影の身体の後ろから漂っては部屋を支配する。

「なんだよ、おでましかよ。寝込んでいるのを看病して…!!」
ぐいと、躯の服を、飛影は掴みかかっていた。

「どうしてお前がここにいるかと訊いているんだ!なんでもいい!出ていけ」
ふふん、と躯が笑った、大声で。
「せっかくおかゆまで作ってやったのになあ」
「飛影っ、いきなり来たけど、躯はわざわざ…」
言いかけて、蔵馬は喉をかきむしった。
「お前はしゃべるな!」
蔵馬の身体を抱きしめるように手を伸ばし、飛影が躯をにらんだ。
バチバチと言う空気が触れ合うように見える二人…けれど躯は余裕を湛えて、長い丸い瞳を転がした。

「クリスマスプレゼントまで持ってきたのによ」

キラキラと光るリボンと袋を、ソファにおいて、窓の取っ手に足をかける。


「ブランケットだ。大事に使えよ」

手をひらひらと振り、躯は気配を消した。

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「蔵馬……」

何を考えているか普段は分からない飛影のまなざしに、明らかな心配が浮かぶ。
蔵馬の頬に触れる手のひらが暖かい。
飛影の、温もりだ。いつも、寒い季節蔵馬に触れるとき、飛影の手は暖かい。
飛影全体から漂う、包み込むような空気が、蔵馬を満たしていく。

「大丈夫。ちゃんと休めば治る、から」
言う蔵馬に、匙を飛影はとった。
何度も、飛影は粥を蔵馬の口に運んだ。

「あいつが作ったものをとは、気に入らないけどな」
ほんの少しできた隙間に蔵馬のところに来るしかできない自分のもどかしさが飛影を包んだ。

「ごめんなさい……せっかく…きてくれたのに」
沈んだ声は、床に吸い込まれて消えそうなほどだった。

どんなに遠い道を超えて来てくれているか、わかっている。
人間のスケジュールとは違うほどの過酷な時間を飛影が費やしていることも。
それでも会いに来てくれる時は優しい。
多くはない言葉の中にある気持ちが、じわじわ伝わるのだ。

「治ったら…俺が…」
続く言葉を、飛影は遮った。何が続くか、飛影はわかっている。

「ひとりで魔界に来るな」
言う飛影の顔が近かった。迫る距離で、飛影の瞳に真剣な光が宿った。
「呼べば、迎えに来るから」
蔵馬の髪を撫でれば、泣きそうな顔でその人は頷いた。

長い髪を撫で、飛影は言った。
「ちゃんと眠れ」

蔵馬の瞳が、閉じられた。
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すうすうと、寝息が聞こえた。繋がれた手が、強い。
飛影の手を離すまいと、蔵馬が両手を重ねていた。

『ねえ、飛影――』
眠りに落ちる前に、蔵馬は何度か言いかけてはやめた。
ゆらゆらたゆとう瞳が、不安定に回った。そして飛影の瞳を捕らえて、止まった。
『心配するな』
蔵馬の手のひらをすっと撫でれば、んっと、甘い声が一瞬漏れた。
『こうしてそばにいるだろ、今も――明日も』
不安げに揺れていた瞳が、光を取り戻した。

眠る蔵馬に布団をかけなおしてやり、呟いた。
「お前が治るまで、いるからな」

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今年一年、PCサイト、スマホサイト、ブログ読んでくださりありがとうございました。

1月も唐突に更新するかもしれないです。


鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜 委託の話 & この本に託したもの

2022年12月28日 10時28分54秒 | イベント、同人誌関係
ちょっとぶりです。さくらです。皆様お体にはお気を付けください。
毎年この時期はフィギュアスケートに夢中です。
(このブログずっと見ている方はフィギュアスケート日記も結構あげているので
見ていくださっていると思うのですが、本当に、クラシックの名曲とか
多く使われていて楽しいのでぜひ見ていただけたらと思います)

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

今回、ちょっと冬の本
🌸
🌹鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜 というR18飛蔵小説本を出します。
この本は冬コミで委託をしています。

冬コミ(C101 開催出来て素晴らしいですね!!!ありがとうございます)
東6タ34a AZUREDRAGON 様で委託をしております。


の詳細
と、
私の推しについて(時雨のこと、飛蔵絡めた話です)

🌹鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜 というR18飛蔵小説本 は、
とてもロマンチックで素晴らしい絵描きの方を迎えております。


蔵馬の片思い本

ある屋敷の主人飛影の世話係の蔵馬、
ずっとそばにいて言葉にはできない気持ちを抱え、
ただそれを言葉にすることも気づかれることもなく
ただ一人、夜にその気持ちに押しつぶされそうになる話。

気持ちを抱えきれず、主人の部屋に忍び込む蔵馬……。

そばにいればいるほど、相手の気持ちは自分とは違うと思い
苦しむだけの恋。

その蔵馬を狙い手を伸ばす黒い影があった……。

ためらいなく、そのひとは蔵馬に手を伸ばす。

※飛影と蔵馬の 初めてのR18 ねっとりとして甘くてめちゃくちゃロマンチックな
場面あります。むしろその場面のための話です!!。



この話は蔵馬の苦しい想いを前面に出して、その苦しみの中だけではなく、
支えたい人のそばにいてその人を想う、その行動をする蔵馬を
細かく、手を入れて描きました。
好きなだけじゃない、このひとが大切にしているものを守りたい、
そういう想いも一つの愛だと思いつくりました。

ただ相手を好き、というだけではなく
自分にできることできないことあって、
でもその中で、飛影が普段態度に出さない大切なものを守る…
自分も守る
その為にいるんだという気持ちも大事だと思いました。

だけど、恋の痛みも強く押し出しました。

飛影も主として色々なものを背負っている…その姿もちゃんと詰め込みました。

飛蔵って普段は
蔵馬が飛影を追いかけて、気持ちが通じ合えるまでもどかしい時間が
長い話を書いているのですが、この話はそれとは少し違う、
相手がどう思っているかというよりも、
自分の気持ちに押しつぶされそうな部分を押し出しました。

新しい感覚で、書きました。

その新しい感覚で作った話、めちゃくちゃロマンチックに、出来ています!!

そして、
🌹鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜 よろしくお願いいたします。この本は冬コミで委託をしています。

冬コミ(C101 開催出来て素晴らしいですね!!!ありがとうございます)
東6タ34a AZUREDRAGON 様で委託をしております。


・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥
それから、推しの話をさせてください。
何度か書いているのですが、私幽白では時雨推しなんです。

躯様の国って本能的な人よりも策略家とか、頭のいい人がそろっていそうな
イメージなので、
時雨を筆頭に、知能派の駆け引きとかしている人も多そうだな…と思ったのです。

で、飛影の過去を知っているという点とか整体師っていうあたりとか、
冷静沈着そうなところとか…まあ色々い総合して時雨は推しなんです!
(意味不明)

で……
サイトの小説でも 既刊アストロゲイション収録 リンケージでも時雨を出したのですが、
飛影と蔵馬のことを、どうなるのか心配しつつ見守っているのがいいなと思うのでした。

なので!!鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜 にも1月の本にも出しています。

そして蔵馬のことも、ちゃんと見守ってくれている。愛情でも同情でもなく……。
親でもなく親戚でもない立場で。
という。
そういう時雨ポジに私が萌えています!!
優しい人、と言うほど蔵馬に肩入れはしない、飛影にもそう、けれど必要な時に
かかわってくれる。

飛影と蔵馬が喧嘩して、飛影が荒れているときに、
「これは、こうだから蔵馬はこう思ったんじゃないのか」とか諭すように話してくれて、
頑固な飛影も、時雨の言うことはきく、みたいなことがあればいいなあ。
と、とにかく時雨を絡ませたいので私はそういう場面を書きたくてたまらないのです。

サイトの小説 濁った夢 でも時雨が蔵馬のことを支えたりしています。

というね、時雨推し語りでした。

鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜 では 時雨のポジションも結構重要なのです!!

絵を、SEI様 が描いてくださっています。




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それから、ちょっとだけ告知です。 以前にサークル参加復活するということを書いたのですが、
その
1月に出す本が出来上がりつつあります!
🌹 月に溶ける 花の恋歌 というタイトルです!!
🌸魔界で迷い込み、飛影を呼ぶ蔵馬
🌸小さく妖狐になった蔵馬を抱く飛影の場面
🌸クリスマスが出来ずに謝る蔵馬

という場面を出しています!
3回R18場面が出るという、私の本の中では、二人が抱き合う場面が多い感じになっています!

来年もまた、少しでもサイト更新とかできたらいいなと思っております。

(こんなことを書いていますが年内にもうすこしブログ更新すると思います)


暖かさに出会えたら離せない話 (クリスマス小説の話)

2022年12月25日 12時09分20秒 | イベント、同人誌関係
寒い中皆様お体ご自愛下さい。

最近は龍角散ダイレクトが手放せません。喉が弱いので……。
これがあると喉がスッとしてとても楽になります。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…

最近飛蔵R18本の話が続きましたが、このあいだアップしたクリスマス小説について語らせてください。

サイト更新しました。
パソコン版・スマホサイト両方更新しています。

※このブログは、サイトのコンテンツのひとつです。
パソコン版サイト→ Pink&Cherry
の中の一部です。
※白い吐息はささやきのそばに Ⅰ~Ⅲ 話完結。R18

パソコン版 ➡こちらから
クリスマス小説の中に載っています。

スマホサイト→こちらから



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この話を作る辺り、1月に出す本を作っていました。
(鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜は入稿済みの時期なので)

その1月の本では、クリスマスができずに謝る蔵馬の場面があるので、
サイトのクリスマス小説は幸せな話がいいなと思いました。

で、私は余り、いちゃついた感じの話を考えてないな…と思ったのです。

たまには「甘くて素直な飛影」というのもいいな、と思い一気に書きました。
冬は寒くて、手がかじかんで心が荒んだりすることもあると思うのですが、
蔵馬にだってそういう時はあるだろうなと。

恋人が忙しいのもわかっている。
だけどこういう時期くらい、恋人らしい言葉がほしくなってもいいかなと
思いました。それに飛影だって、つまらないパトロール続きだし、蔵馬に会いたい。


抱きしめたら暖かい温もりがあるって言うのは二人に共通したもの
なのかもしれないなと……。





だから今年はちょっと暖かいクリスマス小説です。

白い吐息はささやきのそばに ※サイト更新※ 飛蔵本の話

2022年12月21日 22時50分02秒 | イベント、同人誌関係
お久しぶりです。手がかじかむ最近ですが皆様お元気でしょうか。

最近WEB拍手多くてうれしいです。本当にありがとうございます。
応援してくれているというか、小説書いていることを認めてくれているような気がして
嬉しいです。


寒くて夜忙しくて、中々ブログ更新する気力がなかったので、すみません。
手がかじかむと言えば、そういう、家に帰っても、人の気配がなくて、
迎える人もいないのでため息をついて、手をこすりながら白い息を吐く蔵馬…
という感じのことを想像しています。

というわけで…
🌹鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜 R18の話も書きたいのですが、
その前に大事なことをお知らせします。

サイト更新しました。
パソコン版・スマホサイト両方更新しています。

※このブログは、サイトのコンテンツのひとつです。
パソコン版サイト→ Pink&Cherry
の中の一部です。

クリスマス小説です。寒くて寂しい蔵馬の話ばかり書いていたので、今年はちょっと甘い話です。
R18!飛影が結構素直になっている、愛の告白めいたかんじに出来ました。
蔵馬側の気持ちばかり、えがいていたのですが飛影だって、
ちゃんと言葉にしてもおかしくないよねと思いました。

ここ数年心の力をおとすくらい寒いので、暖かな気持ちになれるような話を
書きたいなと思いました。

※白い吐息はささやきのそばに Ⅰ~Ⅲ 話完結。R18

パソコン版 ➡こちらから
クリスマス小説の中に載っています。

スマホサイト→こちらから



暫くクリスマス小説書いていなかったし、飛影と蔵馬の幸せな話を書きたいな…と思ったのです。

この間告知した、サークル活動復帰の話で1月に出す本を作っているのですが、
その話が、「さみしさに魔界にきて迷い込んだ街で手籠めにされそうになり泣きそうになる蔵馬」の話
なので、しかも「クリスマスを飛影とデート出来ない」話なので、
サイトでは幸せな話にしようと思いました。

飛影が言う一言って、強い説得力を持っていると思うので…。

バレンタイン小説も……出来たらまた書きたいなーーーと思っています。

・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…

たびたびここで書いている 飛蔵 R18 小説ですが、
漸く本になりました。ちゃんと形になって届くととてもうれしいです。


🌹鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜 というR18飛蔵小説本を出します。



パラレル。飛影に仕える蔵馬の話。
主人である飛影に片思いをする蔵馬。幼いころから主人のそばにいる蔵馬。
自分でも気づかないこころを持て余し苦しむ話です。

蔵馬がそばにいることを当たり前に想い、ただその微笑を見つめている飛影。

そんな蔵馬を、狙う黒い影があった……。
不意を突かれる蔵馬、蔵馬を守り切れない飛影。

身体に触れられそうになり叫ぶ蔵馬。

キス未遂シーンとか、片思いシーンをちりばめました。

SEIさま;@azudra 様

※これはイメージ絵ですSEIさま;@azudra 様

余談ですが、私フィギュアスケートを見るのですが。そのなかで、
浅田真央さんが使った曲で大好きな曲があって…それをひそかに本文に出しています。

今回は委託をお願いしています。
委託の件は週末くらいに告知します!!!

同人誌 の話 🌸告知🌹 飛蔵小説本を出す話 

2022年12月14日 22時44分23秒 | イベント、同人誌関係
ちょっとぶりです。寒い中いかがお過ごしでしょうか。
凍える手に重なる飛影の手…という構図大好きさくらです。

飛影の手って、冷たそうに見えて実は暖かくて、それは妖気で温かいのではなく
元々暖かいというのもいいと思います。
蔵馬のほうが、手が冷たいといい。
人間界に降りた飛影が、「こんなに冷たい手になっているのか」って、蔵馬の手に触れて
表情をゆがめたりするといいな。
という…いちいち心配性な飛影を想像します。


・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥

と言うことで、ここでもちょっとだけ語ったのですが、告知の詳細です。


☆彡 1月に、 飛蔵小説 R18まみれの新しい本を出す話です。

魔界に迷い込んだ蔵馬、飛影のいる場所を見失い、身体を凍えさせる。迷い込んだ街で、
蔵馬は男に襲われる。突然現れた飛影との話です。

中に、飛影が、小さい妖狐になった蔵馬を抱く場面、とか、
冬の街で二人が抱き合う場面とか色々出てきます。
R18多め。何度も飛影が蔵馬を抱いています。
二人の愛情を、詰め込んだ話です。
R18がすごく多く出てきますが、この話は この場面がないと伝わらない、
「ふたりがいかに深くお互いを想っているか」
というのを書いてみた!!!っていう話です。

それから、「隠している、あることに飛影は気づいていた」というテーマの本です。
飛影がどんなに蔵馬のことを見つめて理解しているか、とか、
「お前には俺が必要だ」みたいな感じの場面をちりばめました。
あと余談ですが……私はめちゃくちゃ、時雨推しなんです。
なので時雨をね。結構な勢いで出してます。飛蔵を、冷静な視線で見守る存在…
そんな感じで時雨がいるといいなと思っています。

 ・‥…。oOo。.:*:.。oOo。.月に溶ける 花の恋歌 という本で製作中です・‥。oOo。.:*:.。oOo。.


・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…

それから、何度かここでも書いている、12月に出す飛蔵小説本の話です。
そろそろ本が来るので、再度告知です。

🌹鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜 というR18飛蔵小説本を出します。




パラレル。飛影に仕える蔵馬の話。
主人である飛影に片思いをする蔵馬。そばにいればいるほど想いを抱え込み、ひとり自分を抱きしめる蔵馬。
蔵馬がそばにいることを当たり前に想い、ただその微笑を見つめている飛影。

そんな蔵馬を、狙う黒い影があった……。
不意を突かれる蔵馬、蔵馬を守り切れない飛影。

身体に触れられそうになり叫ぶ蔵馬。

…という感じで、 ロマンチックで、乙女な蔵馬の話です。飛影を想う蔵馬の、我慢できずに
キス未遂シーンとか、片思いシーンをちりばめました。

SEIさま;@azudra 様

※これはイメージ絵ですSEIさま;@azudra 様

そばにいればいるほど、その気持ちをわかってほしい、
だけど言えない。隠せないけれど隠したい、知ってほしいという二律背反の気持ちを
えがきました。

飛影にとっても、そばにいる心地いい温もり、それが蔵馬!!!!という感じです。

どんな飛蔵でも共通なのですが、飛影にとって当たり前にある温もり、それが蔵馬……

と思ってます!!だ、け、ど!!蔵馬にとって飛影は、手を伸ばして掴みたい果実…。
その気持ちを吐き出したら遠くにいてしまいそうで怖くて言えない。
基本これが飛蔵!!だと思っています。
そういう蔵馬の苦しい気持ちを書いてみました。


あと、R18場面が あまったるくねちっこーーーーーーーっくロマンチックに、
あります。


この場面、すごい力を入れました。飛影と蔵馬の、初めての、
そういう場面をねちっこくあまったるーーーーーーーーーく書きました。
この話はパラレルですけど、飛影と蔵馬の初めてってこんな感じ
じゃないかなと言う、妄想を詰め込みました。

好きという気持ちに気づいて抱いて抱かれる二人…というだけで
毎日妄想できるーーーーーー!って思います。
だって飛影にとっては、初めてこんなにそばにいて、見つめてくれる相手がいるっていう感じですよ!?
そりゃあ甘ったるくなるよねって思います。

私、この抱かれる場面の、抱かれる蔵馬を書くのが凄い好きです。
(突然)

なので、蔵馬のエロさを味わってほしいと思います!