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蔵馬ウケネタ、日常のことなど思った事を綴る。

🌸鈴蘭の口づけと … 🌸月の下の、二人(桑原君と蔵馬) 🌸通販の話

2022年12月01日 22時41分00秒 | イベント、同人誌関係
少しぶりです。さくらです。最近寒いですが皆さまお気を付けください。
最近は抹茶飴が好きで、
祇園辻利というところの抹茶飴を買っています。甘さが強くないので、とても好きです。
しつこくない甘さが好きです。


味が強くないもののほうが好きなので、小説を書いているときも、お湯だけ飲んでいたりします。

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新しく作った本🌸鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜 については、今印刷所の方と連絡をして
調整しています。もし本が来たらまた告知します。

この本は久しぶりに本を作るということになり、私の中で、
飛影と蔵馬でできるロマンチックな展開を全部詰め込みました。

それかから、片思いの蔵馬の可愛さ、一途さ、恋の苦しさを閉じ込めました。

普段書いている飛蔵小説もですが、蔵馬が本音をなかなか言えない展開が好きです。

これは武術会の最中もそうだと思うのですが、
蔵馬は飛影の本音が分からないだろうけど、飛影も、蔵馬のことをまだわかっていない…
だから蔵馬の本当の気持ちがわからない…そんなかんじだと思っています。

蔵馬については、妖狐の噂とか聞いたこともあるし(いい話は全く聞いていない)
今は人間の姿だから、人間に育てられておとなしくなっただけだと思っていてもいいかも。

という、すれ違いのような時期があってもいい…と思っています。

でも、
🌸鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜

蔵馬が飛影を好きで堪らなくて、気持ちを閉じ込めてどうしていいかわからなくなる
話です。飛影は、蔵馬を守り切れず葛藤をしていく話。R18!!!!!!


苦しい恋を抱えたまま眠る蔵馬…。そういう姿を想像するととても萌えます。
ベッドの中で自分の身体を抱きしめて眠る…飛影のことを考えながら。
そういう話です。

R18なので、けっこうねっとりとした、二人の甘い…飛影が蔵馬を抱く場面もあるよ!!
初めてのふたりを、じっくりと、余韻が残るように描いてみました。
🌸今回、偶然のきっかけで絵を描いてくれているのがSEIさん;@azudra 様です。



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それから、ちょっと話が変わるのですけど、私蔵馬と、桑原君の組み合わせが
とても好きなのですよね。

まだ武術会の前に、桑原君が蔵馬に修行をしてもらっているころ、
こんなことありそうだなと言うのを書いてみました。

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街の喧騒は影を潜め、暗がりが道を満たしていた。
駅から数分歩けば住宅街だ。
人が行きかう音も、時折しか聞こえない。街灯の下を、ふたりはゆっくりと歩いた。

少しやせて、荒い息を吐きながらよろよろ歩く桑原に、蔵馬が後ろから声をかけた。
少しこけた頬が、特訓の激しさを物語っていた。

「…大丈夫?」

言われ、桑原は背中に力を入れ、ピンと立ち直した。
「大丈夫だってばよ!!…っ」
腕を伸ばせば痛みが走り、膝をついた。小さな切り傷が、服の中でキリキリと呻いたのだ。
「頑張ったね…」
蔵馬が、そっと小さな瓶を取り出し、桑原に握らせた。
「これ塗って」
屈んだ蔵馬の、丸い瞳が見開かれ、瞬きをした。
「早く効くから。それ、大会にも持って行って。また、どんな怪我をするかわからないから」
きつめな声が、桑原に聞こえた。
蔵馬は、笑ってはいなかった。冷たくなった蔵馬の手が、桑原の手に触れた。
「生き残るためには、怪我をしたときのケアも大事だから」
冷え切った夜の風が、二人を包んだ。

「おめぇ…なんでそんなに淡々としてるんだよ」
不思議そうに、桑原は訊いた。
冷たい蔵馬の手を握り返して、続けたのだ。
「死んでもいいって思ってるんか」
沈みがちな声で、蔵馬のことを見つめた。屈んだまま、蔵馬は首を横に振った。

「…生き残らないといけないから」
感情を抑えたような声に、桑原が蔵馬をじっと見た。
見つめたことはなかったけれど…これほど綺麗な顔が、自分を特訓していたとは信じられない。
一瞬…。蔵馬が妖怪だということを忘れそうに…なっていた。
けれど動けば、人とは違う速さで蔵馬は飛んだのだ。
鞭をふる腕は迷いがなかった。このままじゃだめだよと、蔵馬は何度も言った。

「そりゃあおめえ…死ぬために行くやつなんかいるかよ」
立ちあがり、蔵馬は桑原ではなく、空を見上げた。
月が遠く小さく輝いていた。

「…人には見えないものが、俺は見える」
長い黒髪が、小さく揺れた。
「だから、近くにいる人を、それから守らないといけない」

哀し気に、…綺麗に、蔵馬は桑原に映った。

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というね、恋でも友情でもなく、その間の感情が、桑原君から蔵馬にあればいいなと思います。

武術会が終わって魔界編が終わるころ、桑原くんと蔵馬は、
普通の友達のように、カップルじゃないけどカップルであるかのように、
お茶をしに行ったり、映画とか見にいってもいいかな…。
カップルじゃないけど、普通の友達っていうのに、初めて触れた二人、という感じ。

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それから、一個前のブログで告知した話です。

私幽白で ストロベリーキャンドルというサークルをしていたのですが、
復帰することにしました。

本を作るって、やっぱり楽しいな…と思い、
今、新しく作りたい本を書き始めています。

季節的にも冬なので、冬に合う話を考えていたので、それを発行しようかなと思います。

書き始めてちょっと進んだので、12月中にはできる気がします。

なので、復帰したイベントでそれを持っていきます。


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それから、この間フロマージュさまで通販を始めた件です。
※再販した本のお知らせ フロマージュ様
こちらで通販出来ます




ダウンロード販売もありますので、どうぞ読んでやって下さい。

と言うか、本当に、見ていただけたら嬉しいです。
ダウンロード販売の方が読みやすくて楽な方もいると思いますので。
ダウンロードもしてやって下さい。

※アストロゲイション

→ ある避暑地に行く幽助や蔵馬たち。都会とは違う涼やかな景色に癒やされている蔵馬達。
けれど、ある少女に出会い、蔵馬が暗く気持ちを落としていく。
悲しく切ない記憶が蔵馬を苦しめる。
飛影の前でそれを言えない蔵馬の手を取る飛影。
「お前の罪は俺の罪だ」

他、霊界で捕まった頃の蔵馬と飛影のすれちがいの話収録。



※No Way To Say R18※
宮廷での恋の物語。サイトで載せている話と同じですが、本の形で欲しいと
言ってくださる方がいるので再販しました。

宮廷で出会った、笛吹きの蔵馬と、皇族の飛影の恋の話。



ある日出会った二人は恋に落ちる。
けれど飛影の兄の鴉が、二人を引き裂いていく。

甘く幸せなときは長くは続かなかった。

引き裂かれても飛影を想い、飛影は蔵馬を想い続ける。
小さな恋の話です。
R18

※ノスタルチュアリィ
傷ついた蔵馬を魔界の隅にある小屋に抱え逃げ込む飛影。
意識を取り戻さない蔵馬に、飛影は愛を誓う。

傷を負った蔵馬を目の前に、何もできない自分を悔やみ、ただ愛を告げる飛影の話。
R18/
結構激しいR18あります。
ダウンロード販売です。ダウンロード販売なので、いつでもどこでも読めます:
こちらから→※ノスタルチュアリィ




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