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蔵馬ウケネタ、日常のことなど思った事を綴る。

からだは元の強さを秘めていないので……  飛蔵小説

2023年07月17日 22時32分56秒 | 蔵馬受けblog内小説
お久しぶりです。WEB拍手ありがとうございます。
毎日、少しでもいただけていて、たまにメッセージがあったりして、
中々更新しないのに申し訳ないなと思いつつ、
少しでも何か浮かばないかなと思っていました。

久しぶりに、少しだけ飛蔵小説とは言えないほどの短い話が浮かんだので……ちょっとだけ
お付き合いください。

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そっと、飛影は白い手でシーツを掴んでいた。
ただ、薄暗い夜の空が窓から見えた。
無言で……何かを言う気にもなれず、飛影はただ傍に立っていた。

眠っているのは蔵馬だ。

気にも留めたことはないが、この身体は小さく見えた。
筋肉の整った自分の身体とは違うというのは分かっている。ただ今……そう言う理屈ではなかった。
力のない、同じ戦いに身を置くと言う人には見えなかった。

実際身体が傷ついて眠っているだけなのは分かっている。

けれど……倒れ血を流していたのも、それでも妖狐の力が戻り立ちあがれたのも事実で、
真実だった。だからこうして今自分は……何も出来ずに見ている。

どんなに強く立ちあがっても、身体は人間なのだ。

「なぜだ」

初めて会ったときも思ったことを一瞬思う。
人間を捨ててあの姿も戻ろうとすれば何かの手段でできないとは思えない。

「それでも」
ここにいたいのか。
思いながら、ただ飛影はシーツをかけなおした。

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暗黒武術会の決勝の後くらいですね。
飛影のなかにはもどかしい気持ちとか、そばにいてやらなくてはという気持ち両方が介在していると思います。
そう言う飛影の、「それでもお前が好きでお前が離れるのは嫌だ」
という気持ち…、このころ強かった気がします。

このころの二人が好きすぎて何度も書いてしまいます。

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🌹R18 鈴蘭の口づけと秘めやかな花の蜜  飛蔵
蔵馬の片思い小説です。

ある屋敷の主人、飛影。世話係蔵馬の話。飛影に恋をして、
その気持ちに耐え切れず主人の部屋に忍び込む。
言葉に出来ず、近くにいればいるほど想いが募る。優しくされればされるほど苦しくなる。

そんな蔵馬に目をつけ、手に入れようと手を伸ばす男がいた……。
(鴉)

SEIさまの綺麗な絵が表紙です!!


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飛影に会いたくて魔界に足を踏み入れる蔵馬。しかし足を踏み入れた街に取り込まれ、
男に襲われてしまう。飛影に見つかり抱きつく蔵馬。飛影を呼び助けを求めていた。

この話はR18が3回入ります。