【本日の登場人物】
母上:ついに今年で36歳。女の本厄に突入したなまくら主婦でございます。
**************
唐突でございますが、
母上は今年、本厄にあたります
「厄年なんて古い考え」というお考えもありましょう。
しかし、母上は真剣に
「厄払いに参るべきか。否か」
で悩んでおりまする。
それは何故かと問われたならば・・・
一昨年、男の本厄をお迎えになられた父上さま。
その年、我が家の一年は惨憺たる出来事が続いたからなのでございました
本厄をお迎えになられた父上さまは、その年の初めのうちに
早々と厄払いに行かれました。
その結果、みごとなまでに、父上には直接的な災いごとが廻る事がなく
無事に一年を過ごされました
しかし・・・
どうしてこう次々と?
と、思いたくなるほどに、父上の周辺の人々(家族)に
災い事が降り注いだのでございます
父上さまのお誕生日は6月。
その6月を境に、我が家に次々と巻き起こった災難とは・・・。
【7月】
母上の脳ミソ爆弾が発覚
10万人に一人という脳の欠陥で、母上の脳ミソ改造計画が
急ピッチで決定し、母上、入院とあいなりました
【8月】
脳ミソの手術をしたばかりの母上の元に、一通の督促状。
何かと思いきや、母上の両親の離婚以来、20年以上逢っていなかった
母上の父親が借金を残して死亡したので、第一相続人である母親に巡って来た
カード会社からの督促状だったのでございました
おかげで、脳ミソの手術直後だというにもかかわらず、母上は連日、ちび姫さまを抱えて、相続放棄のために、役所やら裁判所やらを走り回ることになりました
【9月】
父上の実家が、電気の漏洩により、火事になり、全焼
着のみ、着のままで放り出されてしまった義父&義母
ちび姫宅での同居が開始されました。
【10月】
じぃじ&ばぁば(義父&義母)の新居が無事に見つかり、ちび姫宅からお引越し
しかし、大好きなじぃじ&ばぁばが忽然と家から消えてしまい、ちび姫さまは悲しみのドン底
毎日泣いてばかりおりました。
【11月】
火事騒ぎで、途中で止まってしまっていた母上の相続放棄手続きの再開。
そのおかげで、音信不通となっていた母上の父方の親戚などが沢山判明し
母上は長年の音信不通をわびる挨拶など、対応に追われることとりました
【12月】
もろもろの出来事がやっと終息し、どうにか迎えた師走。
しかし、その年も終わりかけたクリスマス直前。
ちび姫さまが喘息を発病。
強い発作に襲われ、緊急入院とあいなりました
以上。どうでございます?
みごとに、父上の周辺での災い事でございましょう?
どう考えても、厄払いに出向き、本人はその厄を跳ね除けたものの
跳ね除けられた厄が周囲に飛び火したとか思えない内容です
(まぁ、どの事件の時にも結局は父上が奔走し、サポートすることとなり、結果的に一番忙しかったのは父上なのでございますが・・・。)
だからこそ、母上は悩んでおりまする
厄払いに参るべきか。否か。
厄払いをすることによって、一昨年の父上のように
周囲のあちらこちらに厄が飛び火してしまうとするならば
いっそのこと、初めから、わが身一つで厄を受ける方が簡単なのではないか?
しかし、一昨年のような強烈な出来事が、一度に、一人の人間に降りかかるとしたら・・・
その強烈さは、命の危険すら伴うのでは???
母上は、本年、
厄払いに行くべきなのでございましょうか?
行かざるべきなのでございましょうか?
う~む
ちなみに、家族の誰も本厄にかからなかった昨年は
年明けから素晴らしい年でございました。
新年早々、奈々さまの妊娠・出産。
母上の免許取得。などなど
今年の初詣で母上のひいたおみくじには
『万事控えめに。
信心して時の来るのを待ち
身を守ること。』
などと記されておりました
はてさて。
本年のちび姫一家の行く末やいかに
母上:ついに今年で36歳。女の本厄に突入したなまくら主婦でございます。
**************
唐突でございますが、
母上は今年、本厄にあたります
「厄年なんて古い考え」というお考えもありましょう。
しかし、母上は真剣に
「厄払いに参るべきか。否か」
で悩んでおりまする。
それは何故かと問われたならば・・・
一昨年、男の本厄をお迎えになられた父上さま。
その年、我が家の一年は惨憺たる出来事が続いたからなのでございました
本厄をお迎えになられた父上さまは、その年の初めのうちに
早々と厄払いに行かれました。
その結果、みごとなまでに、父上には直接的な災いごとが廻る事がなく
無事に一年を過ごされました
しかし・・・
どうしてこう次々と?
と、思いたくなるほどに、父上の周辺の人々(家族)に
災い事が降り注いだのでございます
父上さまのお誕生日は6月。
その6月を境に、我が家に次々と巻き起こった災難とは・・・。
【7月】
母上の脳ミソ爆弾が発覚
10万人に一人という脳の欠陥で、母上の脳ミソ改造計画が
急ピッチで決定し、母上、入院とあいなりました
【8月】
脳ミソの手術をしたばかりの母上の元に、一通の督促状。
何かと思いきや、母上の両親の離婚以来、20年以上逢っていなかった
母上の父親が借金を残して死亡したので、第一相続人である母親に巡って来た
カード会社からの督促状だったのでございました
おかげで、脳ミソの手術直後だというにもかかわらず、母上は連日、ちび姫さまを抱えて、相続放棄のために、役所やら裁判所やらを走り回ることになりました
【9月】
父上の実家が、電気の漏洩により、火事になり、全焼
着のみ、着のままで放り出されてしまった義父&義母
ちび姫宅での同居が開始されました。
【10月】
じぃじ&ばぁば(義父&義母)の新居が無事に見つかり、ちび姫宅からお引越し
しかし、大好きなじぃじ&ばぁばが忽然と家から消えてしまい、ちび姫さまは悲しみのドン底
毎日泣いてばかりおりました。
【11月】
火事騒ぎで、途中で止まってしまっていた母上の相続放棄手続きの再開。
そのおかげで、音信不通となっていた母上の父方の親戚などが沢山判明し
母上は長年の音信不通をわびる挨拶など、対応に追われることとりました
【12月】
もろもろの出来事がやっと終息し、どうにか迎えた師走。
しかし、その年も終わりかけたクリスマス直前。
ちび姫さまが喘息を発病。
強い発作に襲われ、緊急入院とあいなりました
以上。どうでございます?
みごとに、父上の周辺での災い事でございましょう?
どう考えても、厄払いに出向き、本人はその厄を跳ね除けたものの
跳ね除けられた厄が周囲に飛び火したとか思えない内容です
(まぁ、どの事件の時にも結局は父上が奔走し、サポートすることとなり、結果的に一番忙しかったのは父上なのでございますが・・・。)
だからこそ、母上は悩んでおりまする
厄払いに参るべきか。否か。
厄払いをすることによって、一昨年の父上のように
周囲のあちらこちらに厄が飛び火してしまうとするならば
いっそのこと、初めから、わが身一つで厄を受ける方が簡単なのではないか?
しかし、一昨年のような強烈な出来事が、一度に、一人の人間に降りかかるとしたら・・・
その強烈さは、命の危険すら伴うのでは???
母上は、本年、
厄払いに行くべきなのでございましょうか?
行かざるべきなのでございましょうか?
う~む
ちなみに、家族の誰も本厄にかからなかった昨年は
年明けから素晴らしい年でございました。
新年早々、奈々さまの妊娠・出産。
母上の免許取得。などなど
今年の初詣で母上のひいたおみくじには
『万事控えめに。
信心して時の来るのを待ち
身を守ること。』
などと記されておりました
はてさて。
本年のちび姫一家の行く末やいかに