【本日の登場人物】
ちび姫さま:会話の内容はいっちょまえ。会話の発音は宇宙人。の2歳児
**************
ちび姫さまは、周囲の方々に
「2歳児のワリにしっかりしているね」
と言われる事が多いようでございます
しかし、それは事実なのでございましょうか?
母上はその言葉を真に受けて、誇りに思うべきなのでございましょうか?
日々、ちび姫さまと行動を共にしている母上にとっては
『しっかりもの』というより『なまいきな幼児』としか思えない出来事ばかり
しかし、ちび姫さまの立場に立ってフォローするとするならば
その生意気さの根源は、実は、ちび姫さまの勘違いにあるのやもしれませぬ。
なので、近頃のちび姫さまの勘違いの数々を検証してみようと思い立った次第でございます
しばし、お付き合いの程を
勘違い その壱 【ビーズ】
先日、母上がちび姫さまを伴い100円ショップでお買い物をしていると、ちび姫さまが
「こりぇかって」と言いながら、母上の元へおねだり攻撃を仕掛けてまいりました。
ちび姫さまの手にしていらっしゃる物を拝見すると、それは子供用のおもちゃのネックレスでした。
それほど頻繁に100円ショップへ行くわけでもないので、その日は快くネックレス購入を了承した母上。
おかげさまで、ちび姫さまは超ご機嫌でございます。
して、その日の夕刻、
お仕事から帰宅した父上さまに、早々とネックレスを御自慢なさるちび姫さま。
「みてみてママちゃんがかってくれたのよちび姫のやすものビーズよ」
って・・・
「確かに、100円ショップの安物のビーズネックレスには違いございませんが、そんな自慢のしかたって・・・」
と、思いつつ
「どこで、いつの間に“安物”などというお言葉を覚えてしまったのやら」
などと考えておりました。
そして、思い当たったのでございます。その言葉の発信源を。
その出来事の数日前に、ちび姫さま用に購入した500円のディズニーアニメDVD。タイトルは、そう。『シンデレラ』
そのストーリーの中で、シンデレラの意地悪なお姉さんが
「こんな安物のビーズなんていらないわ!!」と言いながら、ビーズのネックレスを投げ捨てる場面があったハズ・・・
ちび姫さまは、そのセリフをインプットしてしまわれた為に
「ビーズ」という単語の全般を、「安物ビーズ」として覚えてしまっていらっしゃったのでございます
それ以来、母上がいくら言葉の間違いを強制しようとしても、ちび姫さまは受け入れません
誰彼構わず自分のネックレスを見せつけては
「ほらみて素敵な安物ビーズでしょ?」
と、自慢していらっしゃいます
それどころか、ビーズの刺繍の入ったお洋服をお召しの方に向かって
「あらぁ素敵な安物ビーズのお洋服ね似合ってるわよ」なんて、褒めちぎったり(?)していらっしゃいます
母上は穴があったら入りたい
どう好意的に解釈してみても、人さまのお洋服を安物呼ばわりする2歳児は、かなり生意気でございます
検証結果:アニメには気をつけましょう
勘違い その弐【おまわりさん】
ちび姫さまは、おまわりさんを怖がっていらっしゃいます。
そもそも、そう覚えさせてしまったのは母上です。
車に乗っているときにチャイルドシートを脱出しようとなさるちび姫さまに向かい、母上は「危ないからちゃんと座っていなさい」と注意いたします。
しかし、それでも効き目が無い時は「ちゃんとお椅子に座っていないと、おまわりさんにも怒られるのですよ」と注意しておりました。
だって、チャイルドシートに座っていなければ本当に危ないし、何よりも母上はまだ初心運転者期間中なのでございます
初心運転者期間というのは、本当に厳しくて、たった3点減点されただけで、警察からの呼び出し→講習受講。となってしまいます。
しかも、万が一、呼び出された時に講習を受けることが出来ないと、事実上の免許取り消しとなってしまうのです
つまり、ちび姫さまがチャイルドシートに座ってくださらないだけで、母上は免許を取り上げられる可能性がある。ってことです。
なので、おまわりさんを悪者に仕立ててでも法律を死守しようとした母上。
おかげさまで、ちび姫さまは、おまわりさんを意識するようになりました。
そして、ここで1つ。小さな勘違い。
ちび姫さまは、世の中のいたるところにいらっしゃるガードマンさまをも、おまわりさんだと思い込んでいらっしゃるのでございます
そして、この小さな勘違いが、大きな勘違いを招いてしまったのでございました
母上は、頻繁に郵便局さまへ参ります。
そして、母上がいつも利用するその郵便局には、ガードマンさまがいらっしゃいます。
母上が郵便局で用事を済ませている間、ちび姫さまはいつもチョロチョロと走り回るので、いつの間にやらガードマンさまとちび姫さまは仲良くなっていらっしゃいました。
そして、先日も・・・
母上が窓口で手続きをしている間、ちび姫さまの相手をしてくれていたガードマンさま。そのお二人の会話が遠くから微かに母上にまで聞こえてまいりました。
姫「ねぇ。あなたは本当は犬なんでしょ?」
ガ「え!?おじさんは犬じゃないよ」
・・・・・
母上には、ちび姫さまのこの発言の意図がすぐに理解できました
しかし、周囲の方々及び犬呼ばわりされてしまったガードマンさま御本人には、全くもって理解不能でございましょう
あえて説明するならば・・・
ちび姫さまにとって、目の前のガードマンさまはおまわりさんである。
おまわりさんとは、鉄砲を持っていて悪い人を捕まえる怖い人である。
しかし、目の前にいるおまわりさんは、何故だか怖くない。優しい。
優しいおまわりさんといえば・・・犬のおまわりさんだ
童謡にありますよね?『いぬのおまわりさん』
ちび姫さまにとっての“優しいおまわりさん”は
迷子の子猫ちゃんを助ける犬のおまわりさんだけなのです。
でも、何も知らない方がどう頭をひねってみても
ちび姫さまが「犬」呼ばわりしたガードマンさまを
実は「貴方は優しい人ですね」と褒めていらっしゃったということなど解釈できないでございましょう
この場合も、やはり
「大人を犬呼ばわりする生意気な2歳児」でしかございません
検証結果:おまわりさんは正義の味方。ガードマンはおまわりさんではない。
犬のおまわりさんは現存しない。
子供には真実を伝えるべし
その他にも山のようにございますちび姫さまの勘違い
しかし、キリがないので、本日はここまで。ということで
本当に・・・母上は穴があったら入りたい毎日ばかりでございます
ちび姫さま:会話の内容はいっちょまえ。会話の発音は宇宙人。の2歳児
**************
ちび姫さまは、周囲の方々に
「2歳児のワリにしっかりしているね」
と言われる事が多いようでございます
しかし、それは事実なのでございましょうか?
母上はその言葉を真に受けて、誇りに思うべきなのでございましょうか?
日々、ちび姫さまと行動を共にしている母上にとっては
『しっかりもの』というより『なまいきな幼児』としか思えない出来事ばかり
しかし、ちび姫さまの立場に立ってフォローするとするならば
その生意気さの根源は、実は、ちび姫さまの勘違いにあるのやもしれませぬ。
なので、近頃のちび姫さまの勘違いの数々を検証してみようと思い立った次第でございます
しばし、お付き合いの程を
勘違い その壱 【ビーズ】
先日、母上がちび姫さまを伴い100円ショップでお買い物をしていると、ちび姫さまが
「こりぇかって」と言いながら、母上の元へおねだり攻撃を仕掛けてまいりました。
ちび姫さまの手にしていらっしゃる物を拝見すると、それは子供用のおもちゃのネックレスでした。
それほど頻繁に100円ショップへ行くわけでもないので、その日は快くネックレス購入を了承した母上。
おかげさまで、ちび姫さまは超ご機嫌でございます。
して、その日の夕刻、
お仕事から帰宅した父上さまに、早々とネックレスを御自慢なさるちび姫さま。
「みてみてママちゃんがかってくれたのよちび姫のやすものビーズよ」
って・・・
「確かに、100円ショップの安物のビーズネックレスには違いございませんが、そんな自慢のしかたって・・・」
と、思いつつ
「どこで、いつの間に“安物”などというお言葉を覚えてしまったのやら」
などと考えておりました。
そして、思い当たったのでございます。その言葉の発信源を。
その出来事の数日前に、ちび姫さま用に購入した500円のディズニーアニメDVD。タイトルは、そう。『シンデレラ』
そのストーリーの中で、シンデレラの意地悪なお姉さんが
「こんな安物のビーズなんていらないわ!!」と言いながら、ビーズのネックレスを投げ捨てる場面があったハズ・・・
ちび姫さまは、そのセリフをインプットしてしまわれた為に
「ビーズ」という単語の全般を、「安物ビーズ」として覚えてしまっていらっしゃったのでございます
それ以来、母上がいくら言葉の間違いを強制しようとしても、ちび姫さまは受け入れません
誰彼構わず自分のネックレスを見せつけては
「ほらみて素敵な安物ビーズでしょ?」
と、自慢していらっしゃいます
それどころか、ビーズの刺繍の入ったお洋服をお召しの方に向かって
「あらぁ素敵な安物ビーズのお洋服ね似合ってるわよ」なんて、褒めちぎったり(?)していらっしゃいます
母上は穴があったら入りたい
どう好意的に解釈してみても、人さまのお洋服を安物呼ばわりする2歳児は、かなり生意気でございます
検証結果:アニメには気をつけましょう
勘違い その弐【おまわりさん】
ちび姫さまは、おまわりさんを怖がっていらっしゃいます。
そもそも、そう覚えさせてしまったのは母上です。
車に乗っているときにチャイルドシートを脱出しようとなさるちび姫さまに向かい、母上は「危ないからちゃんと座っていなさい」と注意いたします。
しかし、それでも効き目が無い時は「ちゃんとお椅子に座っていないと、おまわりさんにも怒られるのですよ」と注意しておりました。
だって、チャイルドシートに座っていなければ本当に危ないし、何よりも母上はまだ初心運転者期間中なのでございます
初心運転者期間というのは、本当に厳しくて、たった3点減点されただけで、警察からの呼び出し→講習受講。となってしまいます。
しかも、万が一、呼び出された時に講習を受けることが出来ないと、事実上の免許取り消しとなってしまうのです
つまり、ちび姫さまがチャイルドシートに座ってくださらないだけで、母上は免許を取り上げられる可能性がある。ってことです。
なので、おまわりさんを悪者に仕立ててでも法律を死守しようとした母上。
おかげさまで、ちび姫さまは、おまわりさんを意識するようになりました。
そして、ここで1つ。小さな勘違い。
ちび姫さまは、世の中のいたるところにいらっしゃるガードマンさまをも、おまわりさんだと思い込んでいらっしゃるのでございます
そして、この小さな勘違いが、大きな勘違いを招いてしまったのでございました
母上は、頻繁に郵便局さまへ参ります。
そして、母上がいつも利用するその郵便局には、ガードマンさまがいらっしゃいます。
母上が郵便局で用事を済ませている間、ちび姫さまはいつもチョロチョロと走り回るので、いつの間にやらガードマンさまとちび姫さまは仲良くなっていらっしゃいました。
そして、先日も・・・
母上が窓口で手続きをしている間、ちび姫さまの相手をしてくれていたガードマンさま。そのお二人の会話が遠くから微かに母上にまで聞こえてまいりました。
姫「ねぇ。あなたは本当は犬なんでしょ?」
ガ「え!?おじさんは犬じゃないよ」
・・・・・
母上には、ちび姫さまのこの発言の意図がすぐに理解できました
しかし、周囲の方々及び犬呼ばわりされてしまったガードマンさま御本人には、全くもって理解不能でございましょう
あえて説明するならば・・・
ちび姫さまにとって、目の前のガードマンさまはおまわりさんである。
おまわりさんとは、鉄砲を持っていて悪い人を捕まえる怖い人である。
しかし、目の前にいるおまわりさんは、何故だか怖くない。優しい。
優しいおまわりさんといえば・・・犬のおまわりさんだ
童謡にありますよね?『いぬのおまわりさん』
ちび姫さまにとっての“優しいおまわりさん”は
迷子の子猫ちゃんを助ける犬のおまわりさんだけなのです。
でも、何も知らない方がどう頭をひねってみても
ちび姫さまが「犬」呼ばわりしたガードマンさまを
実は「貴方は優しい人ですね」と褒めていらっしゃったということなど解釈できないでございましょう
この場合も、やはり
「大人を犬呼ばわりする生意気な2歳児」でしかございません
検証結果:おまわりさんは正義の味方。ガードマンはおまわりさんではない。
犬のおまわりさんは現存しない。
子供には真実を伝えるべし
その他にも山のようにございますちび姫さまの勘違い
しかし、キリがないので、本日はここまで。ということで
本当に・・・母上は穴があったら入りたい毎日ばかりでございます