新宿のファッションビル、ミロード閉店のニュースは、

ここ四国の片田舎、
しかも年に何度かの長期休暇中、じっぱりと実家で母と過ごしている身には遅れて入って来ました。

アルタが閉館しようと、あまり思い入れのなかった身f^_^;
ミロードは、
違うなぁ( ;∀;)
大学一年次は、大学近くの昔ながらの個人の下宿屋(洗濯機は室外、風呂なし)に住んでいました。
(毎日中学生の娘を怒鳴るおばさんの声が聞こえて来て迷惑だった〜(^◇^;))
妹が上京するに当たり、
二年次から双方の「中間地点」ということでちょっと無理して住んだ新宿。
駅からはそこそこの距離があったものの、
JRの最寄駅は新宿で、
バイトも新宿。
西新宿は大学時代の私の「お膝元」でした。
何より、通学の行き帰り、
通るだけでその時の流行りがわかる。
学生の分に合った飲食店なども多い雑多な街の雰囲気が気に入っていました。
中でもミロードは、ルミネなどより背伸びしなくて良い格好の買い物スポット。
さすがにもう処分してしまったけれど、
あの服も、この服も、
あちこちをウロウロした挙句に結局はミロードで買ったよな、
と思うもの多数。
レストラン街に、ほんの一時期あった和食レストラン。
今聞いても覚えている人が少なく、店名さえもわからなくなってしまったのですが、
当時としてはとてもオサレな、
一つのトレーに女子好みの小皿がたくさん並ぶタイプのお膳で、
茶碗蒸しなど、ほんの「お猪口」くらいのサイズの上品な味のものが出て来るお店が忘れられません。
あ、あと、ロシア料理のマトリョーシカ!
あれは、その後娘などとも数回行ったことがありますが、
よく考えたらそれもなくなるってことか??(;゜0゜)
しかし何より、
ミロードのモザイク通りと言って私が思うのは、
当時真っ盛りのバブルと、
「We are the World」の流行も冷めやらない世界情勢とのギャップでしょうか。
世界の大都市東京のお洒落なショッピングストリートに、なぜかワクワクムードで「We are the World」が流れる中、
「ここにはなんと贅沢な品々が並んでいることか(たぶん到底全てが消費仕切れるはずがないほどの)」
と思うと空恐ろしい気さえしたのは私だけだったのか。
一度だけ、その通りの輸入雑貨の店で、
「アフリカ産」だというスカラベを型どった青い石のエスニックなペンダントを買って、
しばらく使っていたことがありました。
しかし次第に、
決してお安くはない、その時のバブリーな日本の値段で買ったそのペンダントの、
果たして何パーセントがアフリカの人に寄与しているのか、
と考えたら空しい気分になりました。
それが理由で(と言ったら言い過ぎに聞こえるけれど)、
贅沢すぎる東京が嫌になり(というか、怖くなり)Uターンした、
と言ってもあながち間違いではない私(⌒-⌒; )
それから40年近く。
世界は変わったのか、どうなのか。
新宿ミロードは、
私にとって華やかな大学時代と、
何不自由ない時代の日本に生まれた身の後ろめたさがせめぎ合う場所です。
最後に一目見に行きたかった気もするけれど、
なぜか今回その情報が私の元には遅れて届きましたーf^_^;
この本文を新幹線を待つ
名古屋駅のホームで読む運命...
名古屋飯(大本命はきしめん)を
食べるがために
江戸への帰還途中に立ち寄りましたが
もう昭和の味は...😭
美味しいきしめんは食べられましたかー?
名古屋も半馴染みの地であるワタクシ、
久々本場の味噌煮込みうどんが食べたくなりました^_^
ご実家でのご両親との休日、お疲れ様です!
人生色々ですね😅
またの報告をお待ちしていますヽ(;▽;)ノ