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も う ん た い ん 。

かつてはRCレースの楽しさを発信するブログでした。次は何についてのブログが良いか、ご意見募集中です。

DF-03【ダークインパクト】記録簿 第06回

2006-08-29 20:55:04 | RC記録簿(DF-03編)


-前回走行を終えてのインプレッション-
<第 4 回> 2006_0805~06 

 つい先週も行ったはずなのに…今度は友人T宅に泊りがけで二日間、どっぷりと練習に打ち込んできてしまいました。8月のレースは夏休み明けの20日に開催されますので、盆中多忙の私はこれが最後の練習となります。着々と装備を整えつつあるDF-03に早く慣れてしまいたい気持ちも強かったため、年甲斐もなく合宿めいたことをやってしまった次第です。いやホント疲れましたね…。

 この二日間は終始、文句なしの快晴。真夏の太陽に照りつけられ、梅雨時の厚い雲が少々恋しくなってしまうほどの熱気でした。当然路面は乾燥し、砂も走るほどにわさわさと浮いてくる状態です。まだまだ脆い表層は削り切られていないようで、特に二日目の路面状況は本当にシビアでした。

 またコースには新たな変化が。ジャンプ台が一台増設され、さらに従来からあったうちの一台が高く改修されていました。どちらも飛び過ぎると直後のコーナーにうまくアプローチ出来ない配置となっており、スピードを殺して突入する必要があります。簡単なようでやってみると難しく、二日間を走った後でも宿題として残ってしまった感じでした。

 それでも目立ったトラブルはなく、快調な走りを見せてくれた私のダークインパクト。その詳細は以下でお伝えしていきます。



  

 フロントに続き、リアダンパーステーもファイブスターのカーボン製(FS-7033、3,780YEN)に交換しました。標準ステーに異常があったわけではありませんが、フロント同様の高い剛性を確保するため、早い段階で換装を済ませておくことにします。




   マウントとダンパー装備位置の関係上、ノーマルステーはシャーシ中央側にせり出してくるような形状となっています。この取り回しの再現に当たり、ファイブスター製はカーボンを二枚使用し、さらにダンパー取付部にアルミポールを装着することで対応しています。見た目はあまりスマートではありませんが、設計としては妥当なものでしょう。リアステーはフロントに比べポジションが奥まっていますので、クラッシュによる破損はまだ少なそうに思えるものの…いかんせんノーマルが頼りなさ過ぎる分、交換による安心感は小さくありません。

 今回も標準ステーとの比較ショットを載せておきます。フロントと同じくダンパー取付穴が一つ増やされていますが、セッティング範囲そのものが拡大されているわけではないのも同様です。またウイングの高さは二段階の調整が可能となっており、上は標準より高め、下は標準より低目となるポジションが取られているようです。

 過去記事にて、ドライブシャフトとアッパーアームが干渉を起こす問題を取り上げたことがあると思います。取付ピローをアルミ製ショートタイプに交換することで対処していましたが、カーボンステーは肉厚が薄い為、逆に標準のピローを使って丁度良いクリアランスを得ることが出来るようになります。個人的には耐久性の観点から、アルミピローを使うことには抵抗を感じていましたので、これはなかなか嬉しい誤算でした。


 続いては突然店頭に並んだセンターワンウェイについて。新製品ニュースにも一向に登場せず、発売は秋以降か…と半ば諦めていたのに、なんの前触れもなくリリースされていました。セット内容を見れば納得ですが、価格がかなり低く抑えられているのは嬉しいですね。

 組みつけの際には、キット取説で不用品とされていたべベルギアを使用します。ワンウェイベアリングの挿入方向を
  
間違えると…全く意味のないシロモノになってしまいますので、その点だけはよく確認して下さい。

 ダートコースでの走行を前提とするなら、ワンウェイシステムは何を差し置いても投入しておくべき装備です。スロットルオフ/ブレーキ時の挙動が二駆のそれに近くなるため、RCを始めたばかりの方にはあまり勧められませんが、このメカは四駆の弱点である回頭性の悪さを劇的に改善します。特に低μ路面ではその効果をハッキリと確認することが出来ます…低速コーナーでの巻き込むような動きには、興奮を覚えること受けあいですよ。



   そして半ばお守りを買うような気持ちで取り付けたのが、写真のヒートシンクバー。確かに頼りなさげな外見なのですが、ブラシレスモーターが熱に弱いと聞き、ビビッて装着。このモーター、バラで買うと10,000円以上もするので、簡単に壊れられると困るんです…。メカ類の長ったらしいケーブルを妙なところに引き込んでいるため、三本あるうちの一本は取り付けていません。

 突然ですが、私はDF-03のモーター排熱性が悪いとは思っていません。大判のアルミプレートに接続されていること、実際の熱源とも言えるエンドベル部が外に開放されていること、この二つから、むしろ放熱は良好に行われるのではないかと考えています。少なくとも、他の代表的な車種と比べて圧倒的に劣るということはないかと思います。


 かねてからの念願であったワンウェイ投入も叶い、ようやくコンペティションモードとなったDF-03。長く待たされただけに、コースへと挑む気持ちの高揚もまた並々ならぬものがあります。タイヤはいつも通りの前後ハイデンシティCにて、取りあえずはマシンの変貌具合をまさぐるところから始めました。


   やはりセンターワンウェイの効果は絶大で、ヘアピンでは独特の振り子のような動きを見せてくれます。ただ二日目の砂場路面ではフロントの食いつきが甘いのか、一日目ほど容易には尻振り回頭が出来なくなってしまいました。買っておいたPROLINEの新製品、INSIDE JOB M3にも履き替えてみた(この日持って来ていたのはフロントのみ)んですが、グリップそのものの向上はあったものの、タイトコーナーの曲がりにくさは相変わらず。結局良好な状態ま
でには持って行けず、欲求不満のようなものはありましたが…連日足を運ぶことにより、コースコンディションの変化というものをより肌で感じることが出来たのは収穫でした。

 先に述べた新ジャンプ台、その他全てのセクションで走行中微妙に気になるのが…マシン挙動の鈍重さ。実際、毎回新オプションが投入される私のダークはどんどん重くなっており、この日の時点で全備重量は1,820gに達しています。見た目の軽快さというものは操縦者のウデに拠るところも大きいでしょうが…このどっしり感、決して気のせいだけではないと思います。走行環境を考えると肉抜きは一切出来ませんから、基本的には向き合っていくよりなさそうな感じ。そんな事情もあり、サードパーティ製のアルミパーツ導入にはなかなか踏み切れそうにありません。





 それにしても有難いのは予想外のタフさ。二日間も走っていれば何らかの異常はあるだろうと覚悟していたのに、一切むずがることなく乗り越えてくれました。加えて心臓部はブラシレスシステムですから、現状では本当に手のかからない良い子です。

 さて…次回はいよいよ初陣を迎えます。初のダブルエントリーにてんてこまいの私、果たしてDF-03いやもとい私は持てる力の全てを出し切ることが出来たのか? 個人的には大興奮のレースレポをお楽しみに。


D F - 0 3
【この日までの走行データ】
■総走行パック … 031 +11
■重量 … 1,820g +10

< 破 損 パ ー ツ >
Nothing!

ロゴ
重量はバッテリー(IB3600ストレートパック:415g)を含む全備重量





      


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