も う ん た い ん 。

1/1を見るのも面白いけど、1/10でやるのもかなり面白いんです。RCレースの楽しさを発信するブログ。

【Team VIPER JAPAN】Driver's Report File:003

2013-04-27 12:02:27 | Supported by VIPER

◆ 製品レポート No.02 ◆
‐ VTX 10R / VTX 10R-BE [ Introduction ] ‐
 

 前回のモーターに引き続き、今回はVIPERの電動カー用ESCを紹介しましょう。モーターに遅れて私の手元に到着したのは、同社のフラッグシップモデル、写真の VTX 10R シリーズです。ESC市場全体を見渡しても最も高価格帯、ハイスペックモデルと認識されるこの機種は、わずかに仕様の異なる 10R と 10R-BE(ブラックエディション) の2種がラインナップされています。この回ではモーターの時と同じく、パッケージと両者の外観の違いなどについて、写真を使って説明していきます。




 VIPERといえばWarranty(保証)。モーターに対しては半年、そしてESCについてはなんと1年、正常使用における品質が保証されています。購入の比較検討をする際、投資の元が取れるか否かの判断をする上で非常に重要なポイントとなるように思うのですが、如何でしょうか。


 Progauge付属の VTX 10R を開封したところ。同時に放たれる新品独特の匂いに、こちらの気持ちも掻き立てられます。


 クッションから取り出しました。VTX 10R はモーターパワー制限無し、2~3セルの Li-Po バッテリーに対応し、防水機構まで搭載するモンスターモデルです。ボディは他に類を見ないフルアルミ、実用面として、密閉性を確保しながら高い放熱性を確保するだけで無く、外観、質感の向上にも一役かっています。端子直近位置にハンダ付けされた大容量キャパシタがまた、コンペティションな雰囲気を演出していますよね。


 セッティングアダプター、Progauge(プロゲージ)。実はこれ、単純なセットアップツールではなく、バッテリー電圧テスターやサーボモニターの機能も併せ持つスグレモノなのです。Progauge の使いこなしについては、本ブログでもまた機会を改めて取り上げますのでお楽しみに。


 そして特に強調したいのが、TRESREY編集の二色刷り日本語マニュアル。VTX 10R シリーズの機能は非常に豊富なので、セットアップを進めるにあたっては当分、このマニュアルを都度参照しながらのこととなるでしょう。ぶっちゃけて言いますが、こいつはお馬鹿な日本語が無く、一切の表現が適切であるのが素晴らしい。


 そしてこちらは VTX 10R-BE 。10R との違いは、対応バッテリーがLi-Po 2セルのみであるのと、防水機構の排除と引き換えに排熱性が高められていることです。


 ブラックエディションのキャパシタはスタンダードなタイプ。VIPERのシンボルが刻印されています。


 2台を並べてみると、ケーブルの色にも配慮がされていて面白いですね。本体側はどちらにも、12ゲージのケーブルが最初からハンダ付けされています。一方、先端には何も付けられていないので、ユーザーの好みでヨーロピアン、2ピン等、任意の端子を用意しておきましょう。


 練習機会の多くなる二駆にはタフな 10R を。


 そして四駆には、排熱性の高い 10R-BE を搭載しました。




 ESC、モーターとも、実戦的なノウハウについては、これからじっくり検証を繰り返しながら順次、公開していきたいと思います。ロングタームになりますので、私にトライしてもらいたいテーマなどあれば、コメント欄にてご提案下されば、検討させて頂きます。それではまた次回。



    

【Team VIPER JAPAN】Driver's Report File:002

2013-04-07 22:23:59 | Supported by VIPER

◆ 製品レポート No.01 ◆
‐ VST Series Brushress Motor [ Introduction ] ‐


 さて今回はサポートドライバーらしく、VIPER製品の紹介などさせて頂こうと思います。私が供給を受けている装備の一つ、写真のVSTブラシレスモーター。実はこのモーターに関しては、サポートの話を戴く以前より、二駆用として8.5Tを長く愛用していたという経緯があります。元より品質の高さは伺い知るところでしたので、このような立場で魅力を伝えることが出来るのは嬉しいですね。ここでは四駆用として、新たに用意された7.5Tを装着する際に撮影しておいた写真を用い、VIPER製品のパッケージコンセプトに触れていきたいと思います。



 頑丈かつ、マットな触り心地に仕上げられた外箱。180日保証の刻印は、このモーターの高い稼働信頼性に対する、メーカーの自信の現れでしょう。


 箱はスライド式。モーターはウレタンフォームに厳重に守られています。


 上部クッションを取り払って、ようやく現れたモーター本体。私が初めてVSTモーターを開封した時は、このRC製品らしからぬ、スマートフォンのような包装の雰囲気に軽く興奮を覚えたものです。


 取り出されたモーター。表面積を広げる凹凸加工は、放熱性だけでなく、外殻強度の向上にも一役買っているようです。コネクタ接続部分は見るからに頑強で、こういった部分にもコストが掛けられていることに好感が持てます。


 フォームの下には中敷。


 その下には、説明書にデカール、センサーハーネスといった付属品郡が隠れていました。このハーネスも質感が高く、長期の使用に十分耐えてくれそうな頼もしさを感じます。


 ミニヨーロピアン端子をハンダ付けして、4WDへのセットアップを完了。この後の TRESREY R11 では早速、安定した性能でAファイナル進出の立役者となってくれました。