も う ん た い ん 。

かつてはRCレースの楽しさを発信するブログでした。次は何についてのブログが良いか、ご意見募集中です。

TRF501X記録簿 第13回

2007-11-26 02:24:15 | RC記録簿(501X編)


- レ ー ス 参 戦 レ ポ ー ト -
<第 2 回> 2007_0909 
加西T&Tサーキット 公式第五戦

 三ヶ月越しでようやく実現した、501X二回目のレース参戦。イマイチな結果で終わったデビューレース(五月)の無念を思い出し、今度こそはと血の気も荒く挑んできました。天気は前日から下り坂で、行きの道中でもパラパラと小雨が落ちてきた時はかなりやきもきしましたが、現場に到着してからは概ね良い天気。午前中にほんの一時天気雨があった以外は、晴れ間の中で気持ち良くレースを楽しみました。

 遠く石川県・一里野公園RCプラザでは、同じこの日からEPオフロードの世界戦が開催されていました。加西をホームコースとしている、関西エリアの有力ドライバーの方も何人か参加されていたようですね。その影響もあってか、この第五戦の参加人数はかなり少数に留まっています。しかしレース内容としては写真のnaoさん機とのデッドヒートなど、かなりエキサイティングな展開で満足感は十分でした。


 それではレース前のメンテナンスから。兼ねてから気になりつつも放置していた箇所に手を入れました。

【とっくにスポスポになっていたアジャスター】


   リアアッパーアームのアジャスター(ロッドエンド)とピローボールを新しいものに交換しました。写真の赤丸の箇所は結構前から簡単に外せてしまう状態で、特に最近は小指一本を引っ掛けて引っ張るだけでも抜けるくらいだったんですが、何故か走行中には取れないので放っておいたんですね。でまぁ、今回はレース前だからということで新調しようか、と。

 アームを外した状態で良く見てみると、傷んでいるのはアジャスターだけではなく…いえ、これはむしろピローボールの方が損耗が激しいように見受けられます。球の側面が大きく削られ、痩せ細って縦長になっていました。これではユルユルになるのも無理はありません。

 蛇足ですがキット標準のアジャスターはその脆弱性故、
501Xユーザーからは敬遠される傾向にあるようですね。トップ写真のnaoさん機には、信頼性の高いRPM社製のものが装着されています。しかし私個人としてはそれ程不満を感じているわけでもありませんので(現状交換した箇所以外は問題なし)、もうしばらくは純正品を使い続けてみるつもりです。

【六角ハブタイプのリアホイールを使う】
 タミヤ・京商タイプの六角ハブホイールを装着しようというこの試み、実は過去にも一度トピックとして扱っています。今回紹介するのは若干の工作を必要とする手法ですが、決して難しいことをやるわけではありません。必要な道具は電動ドリルドライバーと5mmのドリルビットだけ。一番上の写真はBOSCHのIXO-2に、100円ショップで買ってきたビット付きのドリル刃を装着した状態です。

 プロラインタイプのアクスルに国内六角ハブを組み合わせる際、最大の障害となるのがシャフト径の違い。プロラインタイプの方が太いので、加工なしで六角ハブを差し込むことは出来ません。そこで上のドリルを使い、穴の径を拡大してやろうというわけなのです。具体的には六角ハブとホイール、加えてトレッドを調整する為のスペーサーにもドリルを通します。あとは写真のようにアクスルに差し込んで、通常通りにナイロックナットを締め込めばOK。スペーサーは六角ハブとホイールの間、そしてホイールとナイロック間の2箇所に1mmをはさみ込んで下さい。この組み方ではプロラインホイールに比べ、トレッドが左右合わせて3mm弱狭まります。スペーサーはハブ⇔ホイール間に2枚仕込みたいのが本音ですが、あまり咬ませ過ぎるとハブの掛かりが甘くなってしまう為避けました。ホイール⇔ナイロック間のスペーサーは、アクスルのネジ切りが不足して
  



いるのを補正する為の処置。ないとホイールをしっかりホールド出来ませんので、必ず挟み込む必要があります。

 それにしてもなぜ、今頃になってこんなトピックを取り上げたのか? …理由は至極簡単。こうして使えるようになった手持ちの六角ハブホイールには、活きのいいタイヤが貼られたままになっているからなんです。今回レース前にこうしたタイヤも使えるようにしておこうということで、まとめて工作を済ませておきました。

【ベルトは前後とも新鮮な状態に】
 前回の練習で壊れたリアベルトを新品に交換。これでちょうどレース前に前後ベルト、ボールデフがリフレッシュされる形となりました。ベルト車の駆動系はメンテナンスサイクルが短いので、こういうタイミングで新調出来ると不安要素が減って良い感じです。


 雨がちな天気が朝方まで尾を引いていただけあって、現地入り当時の路面はヘビーウェット。聞けばちょっと前までは水溜まりもあったとのことで、早入りの参加者や運営の方々による吸水作業を経て、ようやく何とか走れるくらいのコンディションを取り戻したというのが真実だったようです。

【衝撃!! 周回方向が変わっている】
 到着後程なく、コース内で練習走行を始めたマシンを見て固まってしまった私。おぅっ…先週とは逆の方向、時計回りに周回しているではありませんか。改めてよく見てみるとジャンプ台も一つ消えていますし、いつの間にやらまた変更が入っていた模様です…それにしても逆走になってしまうとは参りました。とにもかくにもまずは走らせてみて、手応えを確かめなければなりません。ピット設営とエントリーを手早く済ませ、早速マシンをコースに入れます。タイヤはジュクジュクの路面状態に合わせ、前後ホールショットM3を選択。

 走ってみた感じではさすがにグリップは十分ですが、やはり慣れていない分安定感が無さ過ぎます。通過する度コースからはみ出てしまうジャンプ台とか…どこを走ってもフラフラで全くイケてません。そこで今回は気持ちを切り替え、予選も前半二回は練習と捉えて当たることにしました。最初から結果を出そうと焦らず、まずはコースに慣熟することを重視した走りに徹します。


 今回四駆カテゴリへのエントリー台数は14台。私はnaoさんと一緒に第一ヒート、友人Tは第二ヒートで予選を争います。普段の練習量がハンパではないnaoさんのプレッシャーは脅威ですが、先の決意を忘れぬよう、冷静にこなしていこうと改めて肝に銘じました。

【予選:1st ROUND】
 朝の練習走行ではタイヤが泥でコーティングされる程の状態でしたから、路面が水気を失うにはまだまだ時間が掛かります。引き続き前後にホールM3を装着し、わずかに与えられる五分の練習時間を有効に使うべく、集中力を高めて臨みました。予選としての結果は散々で、同ヒートの完走者全員が16周を刻む一方、私だけが14周ジャスト5分という体たらく振り。コースに適応するという主題の観点からは満足のいくものでしたが、現時点でここまでの開きがあるということを具体的に知ってしまうと、さすがにどっしりとは構えられなくなってきました。これは少々マズい展開かも…。

【予選:2nd ROUND】
 1Rの結果を受け、徐々に気持ちが浮き足立ち始めていた私。路面はところどころ乾き始めているところもあった為、思い切ってタイヤをブロックヘッド(R)-X2000(R)のドライセットへと切り替えます。使用していたホールショットはピンが飛び始めていたことも、この決断を促した理由の一つでした。しかし本番では、フロントはどっこいどっこいで何とかなったものの、リアが明らかに食いついておらず苦戦。変更が裏目に出た形で、終始不安定なオーバーステア挙動に苦しめられたラウンドとなりました。ところがリザルトは15周の5分10秒ということで、ゴール後の冴えない手応えの割にはキッチリとタイムアップしています。実感の無さから釈然としないものはありましたが、この事実は私の焦燥感をうまく取り除いてくれました。


 お昼休みも有効に使います、まずはタイヤの選別から。少しチビたホールショットと、まだまだ元気なインサイドジョブのどちらが上か、フロントをブロックヘッドに固定して比較してみます。結果、軍配はインサイドジョブに。急速に乾いてきている路面を見ればまだわかりませんが、午後のラウンドでM3を選択する場合はインジョブでいきます。その後お昼を取ってから、残った時間は走り込みに費やしました。

【予選:3rd ROUND】
 当初の私の計画上、唯一の予選と位置付けられている最終3R。2R終了時点で、友人Tは私より3秒早いタイムを出していますので、少なくともそれは超えておきたいところです。路面は乾燥が進んで大分白み掛かっていましたが、少しえぐればまだ湿気が残っている感じ。しかし砂は浮いてきており、タイヤの選択が難しいところでした。悩んだ末、フロントはブロックヘッド、リアはインジョブという、お昼休みそのままの組み合わせで出ることにします。

 計測開始からおよそ二分過ぎ。快調に走っていたところで前方のnaoさんがミスをやったらしく、ちょうど私の真後ろにつく感じで復帰してきました。当然猛プッシュを受け始めるわけですが、この状態になったことで私の方も完全にスイッチが入ります。予選とは思えないほどの集中力を発揮し、そのままnaoさんを抑えきってゴール。お昼休みの練習走行で自信をつけていた為、間近のプレッシャーにも心を乱さず対応することが出来ました。結果16周5分15秒という好タイムを叩き出し、少エントリー数ながらAメイン決勝への進出を勝ち取ったのです。


【決勝:FINAL ROUND】
 さあ決勝です。Aメインとは言っても私は最下位グリッド、つまりこれ以上は順位が落ちないという気楽なポジションからのスタート。目前には私のタイムを1秒上回ったnaoさん501Xがいますので、このマシンの撃破を目標に据えて頑張ります。タイヤチョイスに関してはますます迷いましたが、流れ的にはまた裏目に出てしまいそうで怖かった為、3Rの出走時そのままでいくことにしました。

 スタートは快心の飛び出し、コーナー二つ目をクリアした時点で4~5位あたりにつけます。ここから30秒くらいは、直ぐ後ろを走るプレデターX10からのプレッシャーに耐えつつ頑張っていたのですが、その直後に短時間で二度も転倒。あっけなく最下位に逆戻ってしまいます。その後はnaoさんの真後ろで上位を伺うという緊迫した展開となるも、結局パスするには至らず7位でのゴールとなりました。一台リタイヤがありましたので、完走車の中では最下位ですね。う~む、少し残念。


 …とまぁ大体こんな感じで終わったレースですが、今回は決勝でも6秒のタイムアップが果たせたことに満足しています。いつものような過剰な緊張状態に陥ることもなく、日頃の練習の成果をうまく出し切れたのではないかと感じました。好調の理由としては、naoさんという同じマシンを操るライバルがいたということも見逃せない要素でしょうね。今後も友人Tに負けず劣らずの発奮材料となってくれそうな予感です。





 これで二回目のレースが終了しました。スケジュールの都合もあって中々思い通りには参加出来ていませんが、これからも出場時は安定した成績が残せるよう、コツコツと練習に励んでいきたいと思います。それではまた次回。


TRF501X
【この日までの走行データ】
■総走行パック … 081 +06
■重量 … 1,860g ±0

< 破 損 パ ー ツ >
Nothing!

ロゴ
重量はバッテリー(IB3800バラセル:420g)を含む全備重量

アルティマ ULTIMA RB5 DF-03 ダークインパクト DARK IMPACT キーンホーク KEEN HAWK アバンテ AVANTE DF-02 グラベルハウンド GRAVEL HOUND ライジングストーム RISING STORM DT-02 MS サンドバイパー SAND VIPER デザートゲイター DESERT GATOR スーパーファイターG SFG
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TRF501X記録簿 第12回

2007-11-11 14:09:55 | RC記録簿(501X編)


- プ ラ ク テ ィ ス レ ポ ー ト -
<第 8 回> 2007_0901 

 アルティマのレポートでもそれとなく触れましたが、結局8月の定例レースにも参戦は叶いませんでした。調整バッチリな感じで終えた直前練習は水の泡に…気を取り直して再度の仕切り直しです。もっとも、ホームコースのレースイベントは基本的に第二日曜の開催となっていますので、9月最初の週末であるこの日は早くもレース前最後の練習日。前回までのいいイメージを崩さぬよう、確認中心の堅実な走りで一日を終えられればよいという気持ちで挑みました。

 お天気は大体晴れ間半分、曇り半分といったところで、前週の殺人級の暑さに比べれば全然過ごしやすい陽気でした。予報ではかなり危ない風だったんですが、実際雨が落ちてきそうな様子は殆どなし。今年は特に逆のパターンで途中帰宅することが多いように感じていましたので、ほんの少し得した気分になりました。


 事前メンテナンスでは、前回の走行で変調をきたしていた二点を修理。レースに参加し損ねた為、ヒビ入りのリアダンパーステーにはもう少し頑張ってもらうことにします。

【アンダーカウルに対する処置】

   使用15パックにして、早くも破れてしまった二代目アンダーカウル。50パック耐えた先代の3分の1も働いていない計算ですので、まだまだ活躍してもらうためにここは修理してやります。とは言え、実際の作業内容は修理などと言うにはおこがましいもので、損傷が今以上に拡大しないよう、ささくれ立ったところをハサミで切り取っただけ。写真のとおり、防塵性は明らかに低下しています。最初は同じような形状にカットしたポリカ板をあてがってやろうかとも
思いましたが、なんとなく思ったような出来になりそうにない気がしましたのでやめました…。とりあえずこのままで行って、泥がわさわさ入ってくるようならその時にまた考えます。

【ウイングステーを新品に交換】
 激しいクラッシュの連発で、すっかりフニャフニャになってしまっていたウイングステーを新調しました。Bパーツには前後バンパーも含まれていますので、これらも同時に交換を実施。特にバンパーは擦り傷だらけでしたので、交換すると思った以上に見た目が綺麗になって良い感じですね。


 今回も何かとピット作業の多い一日となりました。中にはこれが練習ではなく、レース中に起こっていたら大変だったと思わされるようなものも。先週と同じく、一定の周期で交換が必要となる消耗パーツの破損が集中した感じとなっています。

【路面の変化に合わせてタイヤを換装する】
 この日到着時の路面はこげ茶色のライトウェット状態、前日の悪天候が尾を引いているようでした。夏場であってもこのコンディションなら、タイヤは前後ホールショットM3が優勢となります。しかしこの日は天候上、ここから乾燥が急激に進んでいくパターン。水気が無くなると同時に路面温度はグングン上昇し、また一度ふやけた砂地はマシンの走行によってガシガシと掘り返され、いわゆる『フカフカ』路面へとその姿を変貌させてゆきます。4パック目にはリアをX2000(R)に、次いで7パック目にはフロントもブロックヘッド(R)へそれぞれ換装。最終的にはいつもの夏タイヤに戻して走行するという運びでした。

【ワケありのフロントベルト破損】
 トラブルは1パック目から容赦なく501Xを襲います。スロットルON時に『ブボボッ』という聞き覚えのある音(ジャンピング音)が出るようになり、加速力も鈍くなってきました…どうやらベルトに寿命が来たようです。マシンを手元に手繰り寄せてチェックしてみると、フロントベルトの歯が殆ど無くなっていました。

 前回は34パックを走行後、前後まとめての交換となったドライブベルト(第07回参照)。あの時、実際に使い物にならない状態になっていたのはリアベルトだけでしたが、個別交換を面倒に感じた私は両方を同時に新しくしました。つまり通常の流れでいけば、ダメになるのは今回もリアベルトが先のはずですよね。それがなぜこうなったのか、全く身に覚えが…あるんです、これが。実は前回のベルト交換時、私はフロントデフの偏心カム(K1パーツ)取り付け位置を間違えて組み直していたのです。この部品にはベルトテンションを調整する役割があるのですが、私は勘違いでテンションが大幅に上がってしまう位置で組み上げていました。一週間後には気づいて定位置に戻したものの、そこはやはり手遅れ。その時点で既にほぼ新品だったとは思えないほどビロンビロンになっていたことを考えると、ここまで持ってくれたのはむしろ有り難いと思うべきでしょう。

 ここで501Xの泣き所、センタープーリーについての考察もついでに述べておきます。とかくすぐ壊れることで悪名高いキット標準の16Tプーリー(Sp.1213)ですが、私の使用する限りでは、先で述べたようなベルト寿命の末期状態で走りさえしなければ結構持ってくれます。手っ取り早く言ってしまえば、ベルトは『ブボボッ』っと言わせる前に替えましょう、ということですね。実際フロントベルト側のプーリーは今回初めて交換しましたので、大体70パックくらいは耐えている計算になります。もっとも、プーリーに関しては既に対策品(Op.989)がリリースされているわけで、私のように旧型を使い続ける人がそう沢山いるとは思えませんが…。私も導入を全く考えていないわけではないものの、二次減速比が上がってしまうこともあって未だ検討中の段階です。


   もう一つ、ベルト交換時のこぼれ話のようなものを。たまたま運良く気付いたのですが、ワンウェイハウジングプーリーを固定しているビス三本のうち、二本までが脱落しているのを発見しました。一体いつ頃からこうだったのか…たった一本の保持力だけで走行を続けていたことになりますが、プーリーなどに物理的な損傷がなかったのは幸いでした。で、この部分に使われているビスがφ2.6mmと知った時は一瞬青ざめたものの、過去に廃棄モ
ーターから回収してケースに入れておいたネジがちょうど良い感じだった為、程なく元の状態に戻してやることが出来ました。

【ノーマルとは違うところを見せてくれたタングステン製】
 お次のトラブルはおやつ時に発生。今度はスロットルONで金属摩擦音、『ゴココッ』が聞こえてくるようになってきました。DT-02を使っていた頃から良く聞いているこのサウンド、疑うべくもなくボールデフのルーブが尽きたサインです。ボールデフに関しては二個体制ですので、不調を悟った時点で即座にメンテ済のスペアに載せ替え。お手軽です。

 私が所持している二つのボールデフですが、これらは全くの同一品ではありません。片一方はノーマルボール、もう一方にはタングステン製のボールが仕込まれています。今回調子を崩したのはタングステンボールを使って組んである方ですが、大体ノーマルに比べ1.5倍ほどライフが長いことが判明しました。ふーむ、ここまで違いがハッキリ出るとは少々驚きです。タングステンボールは地味なイメージの割に高価なオプションですが、この結果を見る限り、投資の価値は十分にあると考えて良いのではないでしょうか。

 スペアデフ搭載の際、ちょっとした思いつきから偏心カムをテンションアップの方向に微調整してみました。計算上はもうそろそろダメになるであろうリアドライブベルトの延命を図るべくとった処置で、ヘタって緩くなっているはずのテンションを適正なレベルに戻してやろうというわけです。調整とは言っても目分量で適当にやっただけのことですので、実際的を得た修正が出来ているのかどうかは不明。

【ボロボロのリアステーもようやく交換】
 上のボールデフ換装に合わせ、便乗的に行った作業がリアダンパーステーの交換。触ってみると簡単にグニャグニャしなる状態で、亀裂が既に深部にまで到達している様子であった為、ここで見切りをつけて新品を投入しました。DF-03のカーボンステー(FIVESTARS製)が100パックを超えて平気だったことを考えると少々不満ですが、あっちはステーマウントの方がグニャグニャでしたので、単純な比較は出来ませんね。

【まだまだ落ち着かない? 頻発するマイナーチェンジ】
 前週より最難関ポイントのジャンプ台が一台撤去され、マシンにやさしいレイアウトとなったサーキット。しかし7月の大規模改修からまだ安定期には入っていないらしく、この日も数人掛かりでコースに手が入れられました。下がり過ぎた難易度の補正が目的だったようで、操縦台至近の直角コーナーが120度程になり、直後にシケインが待ち構えるという構成に変化。120度コーナーのあるポイントは元々砂浮きが激しいところであり、今回の改修でますます曲  
がりにくさを感じるようになっています。またシケインのCP近辺は軽く盛り上がっている為、あまり速度を上げてクリアしようとすると路面に蹴られてしまうという、トラップ的な一面もアリ。ジャンプとはまた質の異なる難しさで、なかなか挑み応えがあります。

【それでもダメになったリアベルト】
 日没間近の最終10パック目、走行開始直後からまたも『ブボボボッ』音が発生。先の小細工の甲斐もなく、リアベルトがぶっ壊れました。今から直しても日没には間に合わないということで、この日の練習はこれで終了。締めの走りが出来ないというのはストレスです…。ベルトの耐用数はリアを基準にして見ていますが、今回は41パック持ったということで、初回交換時に比べ7パックほど寿命が延びています。まぁこの程度なら誤差の範囲内とも捉えられますので、あと1~2回は検証サンプルが欲しいところですね。





 ふぅ~む、今回もメカニック視点でのトピックが殆どを占めてしまいました。元々ドライバーとしての記事にはあまり期待されていないと思いますので、これはこれでいいのかなーとも思いますが…。次回はやっとこさのレースレポートですので、少しは臨場感のある記事が提供出来るのではないかと考えております。お楽しみに それにしても最近仕事が忙しい


TRF501X
【この日までの走行データ】
■総走行パック … 075 +09
■重量 … 1,860g ±0

< 破 損 パ ー ツ >
リアダンパーステー
ドライブベルト(前後)
センタープーリー(前後)

ロゴ
重量はバッテリー(IB3800バラセル:420g)を含む全備重量

アルティマ ULTIMA RB5 DF-03 ダークインパクト DARK IMPACT キーンホーク KEEN HAWK アバンテ AVANTE DF-02 グラベルハウンド GRAVEL HOUND ライジングストーム RISING STORM DT-02 MS サンドバイパー SAND VIPER デザートゲイター DESERT GATOR スーパーファイターG SFG
      
コメント (2)
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