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も う ん た い ん 。

かつてはRCレースの楽しさを発信するブログでした。次は何についてのブログが良いか、ご意見募集中です。

DT-02【サンドバイパー】記録簿 第13回

2006-09-03 01:48:15 | RC記録簿(DT-02編)


-前回走行を終えてのインプレッション-
<第 7 回> 2006_0805~06 

 二週連続のサーキット突撃。お盆明けレースへのダブルエントリー計画に向け、ガッツリと走りこんできました。今回は土曜日曜、朝から晩まで全くのRC漬けです…お陰で二台合計の走行パック数は21にのぼりました。気温は両日とも35度を記録し、もう日暮れ頃には殆ど気合だけで走らせていたような気もしますが、トータル的にはそれなりに身のある二日間だったと思います。日曜はサーキットもかなりの盛況で、エキスパートな皆さんの走りを見ているだけでも結構な勉強になりましたよ。

 相変わらず装備に変更はないDT-02ですが、延べ走行パック数も50を超えてきたためか、今回は幾つかのトラブルに見舞われました。とは言えこれまでの走行による疲労の蓄積量を考えると、いずれもやむを得ない感はアリ。どうせ壊れるのなら、こういう練習の時にまとめて逝ってもらう方がまだ救われます。…という訳で、今回は痛々しい破損レポートとも言うべき内容でお届けさせていただきます。





   一日目に壊れてしまったのはユニバベアリングです。走行中、いきなり左後輪がありえない程の鬼キャンになって停止。ベアリングが分解してホイルアクスルを支持出来なくなったためでした。バラバラになったのはアップライト内側にはめ込んである方で、チェック時既に内部のボールは一つ残らずサヨウナラ。DF-02の時も同じような壊れ方をしていますので、だいたい寿命が来るとこのような感じになってしまうようです。私はベアリングのメンテを全くしない人なので、こうなっても文句は言えませんね…。

 さらにチェックすると直近のユニバにも損害が。スイングシャフトを繋ぎ止めるクロススパイダーのピンが吹っ飛んでいました。逆側には残っているので、どうも中途半端に折れてどこかへ行ってしまったようです。アッセンブリーならチョチョイと直してしまえる箇所ですが、分解不能なこのタイ
プの場合は諦めるよりありません。まぁ…このユニバはDF-02から使い続けてきた一品ですので、元はキッチリ取ったんじゃないかと思います。

 同時に壊れてしまったところを見ると、どちらかの破損がもう一方の破壊を呼び込んでしまったのかもしれません。考えられるのはベアリングがバラけてアクスルがホールドされなくなった為、ユニバが暴れてジョイントに高い負荷が掛かった…あるいはその逆もあり得ます。どちらも目視のチェックでは破損を予想しにくい箇所ですので、おおよその寿命は把握しておくべきですね。

 予備のストックはありましたので、その場で交換してすぐコースへと復帰。ユニバは値段の張るパーツですから、節約したいならキット標準のドッグボーンを準備しておいて凌ぐようにするのも良いと思います。


 この炎天下、ノーメンテで二日間もぶっ通しで走らせていれば…悲鳴も上がるというものです。お次はモーターです。シェイクダウン以来、私のDT-02に搭載されているのはモディファイ缶+プロストックII 15Tのローターという組み合わせ。マメな研磨が功を奏しているのか、これまでは特に変調をきたす事もなく回っていました。が二日目の終盤、通しで見て9パック目の走行にて突如パワーがガタ落ち。分解するとやはり相当発熱している様子で、ブラシも焼  
けて白っぽくなっていました。コミュ研は持って来ていませんので、次の主力とすべく手に入れておいたヨコモのDRIFT D-1Mモーター(15TW)へと載せ換えます。こいつはモディファイドモーターである上、トルク優位にチューニングされているドリフト用ということで、バギーにも向いているとのこと。ずーっとくたびれたモデ缶を使っていましたので、完全に新しいモーターを入れるのはなんだか久し振りです。


 トップ写真でもビミョーにいがんでいる事が見て取れますが、ウイングももうボロボロです。はさみの入れ方がマズかったため、転倒時負荷の掛かりやすい箇所に切り込みを作ってしまったのが良くありませんでした。いたる所に大きな亀裂が入り、もはや本来の性能を発揮出来る状態ではありません…。見栄えもよろしくないので、次までには新しいものを用意しておくことにします。


 備えあれば憂いなし、異常のあった部分に関してはいずれも予備を持って来ていた為、練習は滞りなく続けることが出来ました。さて肝心の走行インプレッションはどうだったかと言うと…これが相当情けない内容。砂の浮きまくった路面でコントロールはろくに定まらず、得意技の蛇行走法を引っ込めることがなかなか出来ませんでした。タイヤもちょこちょこと替えてみたりしたんですが、あまり良い結果は出ません。特に砂の堆積がひどかった日曜午後はもう大変で、ストレートを真っ直ぐ走らせるのにも一苦労でした。それに追い討ちを掛けたのが新しいモーターで、これが交換前と同じ15Tとは思えないほどのハイパワー。しかし考えてみるとですね、これは新しいモーターが凄かったというだけではなく、私が古いモーターを引っ張りすぎていたのではないかという疑いもあるわけでして…う~む、回るというだけで安心してしまってはいけないのかもしれません。

 この二日間は練習することだけにがっつくのではなく、ご一緒させていただいた常連の方々の走りを(こっそりと)観察する方にも精を出しました。感想としては…もう見れば見るほど凄まじいと言う他にはありませんね、本当に。切れそうなグリップの糸を切らさない、あの限界ギリギリの操縦は圧巻です。それでいて機械のように正確な周回を重ねるんですから、それはもう私のような若輩者などかなわないわけです。あそこまでやれたら一人で走っててもかなり楽しいでしょうねー…私もより精進することにします。


   皆さんはRC Maniax Web STOREをご存知ですか?バギー使いにとっては非常に助かる品揃えで、私がここで改めて紹介するまでもない有名なお店なのですが、ココの店長さんも私が通うサーキットをホームとしておられます。大賑わいの日曜にはご一緒させていただいたんですが、その時になんと、写真のバッテリー(GP 3300)を戴いてしまいました。エキスパートである店長さんには用済みとなったシロモノらしいんですが、貧乏レーサーの私からすれば
とても頼もしい新戦力です。バラセルバッテリを扱うのは初めてなので少々ドキドキしますが…有難く使わせていただきます。
 




 この日はレース前最後の練習だったのですが、感覚的には少々不安を残したまま本番へ挑むこととなってしまいそうです。今までは安定走行を盾にして友人と張り合ってきただけに、ミスの多すぎる今の状況はいただけません。…うおぉそれでもやったるで!! 次回レポートもお楽しみに。


D T - 0 2
【この日までの走行データ】
■総走行パック … 057 +10
■重量 … 1,665g ±0

< 破 損 パ ー ツ >
ユニバーサルジョイント
1150ベアリング
ごくらくオフロードウイング

ロゴ
重量はバッテリー(IB3600ストレートパック:415g)を含む全備重量





      


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