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病める心も身体もよみがえる。本来の鍼のびっくり効果‼ ハリで心も身体も元気になった。

「原点に基づく快微鍼 表刺・置鍼法」を土台に、新たな医学・医療の創造をめざす、超高齢チャレンジ鍼灸師の歩み。

目の疲れを自分で「実験治療」した。

2017-02-13 16:41:25 | 症状⑥ 眼科・耳鼻咽喉科系・皮膚症状
仕事の疲れやドライアイのため、両目の「カスミ」がある。
自分でときどき治療しているが、先日「実験治療」をしてみた。

後頭部の「風池」穴に刺鍼。
左は「撚鍼法」で右目の奥に向かって、1㎝くらいの直刺。
右は「快浅刺法」で、浅く表皮に下に向けてやはり1㎝水平刺。


両方とも置鍼、左は軽く流れるようハリの感じがあり、心地よい。
右は全く何も感じない。しかし、5~6分経過すると、首肩背中が何となく温かくなり
「凝り感」がなくなった。
15分くらいで両方とも抜鍼した。
ハリを抜いた後の状態は全く違う。

目の感じは両方ともカスミは取れたが
左目はすっきりしている、右目は重い感じが残っている。
浅刺法の左の首肩背中は抜鍼1時間後の現在も温かく凝りも感じない。
右は「刺鍼中」は気持ちよかったが、凝り感は少しはいいかなという感じ。

私自身の「実験治療」では、左右の差は明白であった。
誰でもできる簡単な「比較実験」だ。
有志の方のご検討を願っている。


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中川求真堂
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よくなっていた「めまい」が再発?

2016-11-10 15:46:17 | 症状⑥ 眼科・耳鼻咽喉科系・皮膚症状
よくなっていた「めまい」が再発?
四十代に「メニエール症候群」で一か月くらい寝込んでしまい、
その後、時々「めまい」を起こす78歳の患者さんが来院。


この患者さんは、ご主人が、消化系の難病で、入退院を繰り返しています。
そのための心労も重なっているようですが、最近めまいがひどいと訴えています。

「慢性の坐骨神経痛」もあり、週一回くらいの治療継続中。
昨日は、いつもの「風池」穴に初めて「浅刺・置鍼」しました。

これまでも一定の効果はありました。しかし、
ここにも、「快浅刺」を試みて、今迄の「深く直刺」した場合と比較しようと思ったのです。

次回の来院が楽しみです。

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手術予定の皮膚の腫物が一回の「特殊灸」で完治!

2016-10-13 22:46:32 | 症状⑥ 眼科・耳鼻咽喉科系・皮膚症状
手術予定の皮膚の腫物が一回の「特殊灸」で完治!
現在の医療の問題を書いている中で、
「医者の姿勢」について思い出したことがあります。


それは、40数年前の私自身の体験です。
かゆみや痛みは全くないが、左のそけい部に
湿疹のようなものができ、だんだん広がったのです。

近所の皮膚科の老医のところへ通院したけれど、
「皮膚の感染症」を疑ったらしく何度か血液検査などをされて
全く「菌」もなく、おかしい、おかしいといいながら薬を塗ってくれるだけでした。

そのうち、突然白いいぼ状の腫れ物ができ、
何だろうと思っているうち数日間に
見る見る大きくなり、カリフラワー様の数センチの塊になってしまいました。

老皮膚科医も首を捻り、すぐに「大学病院の皮膚科教授」のところへ行けと
紹介してくれました。

教授によると
女性特有の感染症である「尖圭コンジローム」で手術以外にない
と言われ「病室空き」を待つことになったのです。

診察の度に、学生に見学され「大学病院」て嫌だなと思いました。

これは、
例の老皮膚科医のところで毎回私の前に「不潔なベッド」で診察されていた
外国人女性から感染させられたのかもしれません。

入院がきまり、その数日前
腫れ物にお灸がいいと学校で学び、本も読んでいたので
何となく、”駄目もと” で「お灸」をやってみる気になりました。

それで
数センチの塊の根元に1センチ間隔でぐるりと
「火鍼」という針先を真っ赤に焼いて刺す方法を試してみました。
これは50年以上も前、来日した中国の名医から、直接教えて戴いた
「特殊なハリ」で直接灸と同じような感じの「鍼法」です。
これを自分の腫物で、行ってみたのです。
すると、一時間もしないうちに
褐色の汚くてくさい膿のようなものが出始め大量にあふれ出ました。
そして、翌日には「全く」塊はなくなってしまったのです。

これで入院も手術もしないですんだ!

しかし、これについて教授は
「それはよかったね」で終わり、自分で診察し手術で切り取るしかないと言っていた「腫物」が
何故なくなったかについては何の興味も示しませんでした。


それで「尖圭コなンジローム」は完治したのに
「湿疹状のじくじく」は残っていました。

これは、例の老医が考えていたような「皮膚の感染症」などではなかったのです。

織検査など諸検査の結果
「汗腺のがん」で「ページェット病」(”ベーチェット病”とは全く別の上皮癌です。)と
診断され、また手術以外ないと言われました。

早期なら、皮膚切除の範囲も狭くてよかったが
老医の誤診により、かなり進んでおり、広範囲な切除・皮膚移植となり
3ヶ月の入院治療となってしまったのでした・・・・・・・

しばらく、忘れていましたが
このときの「特殊灸の効果」はやはり凄かった!


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交通事故後の難治性耳鳴への取り組み

2016-09-13 22:41:48 | 症状⑥ 眼科・耳鼻咽喉科系・皮膚症状
交通事故後の難治性耳鳴への取り組み
30年くらい前の交通事故で、一応手術し退院後もひどい頚痛や肩痛があり
いろいろの治療をやってみたが思わしくないと言う患者が、
知人の紹介で私の所へ通院し始めてもう7~8年になります。

最近は隔週になってますが、最初はほとんど毎週通院しています。
主訴の症状は、ほとんど楽になっていますが、
事故後の辛い耳鳴は改善の兆しはなく継いています。

私も真剣に頑張っていますが、まだまだです。
今までは、定石の「耳鳴治療」をやって対処してきましたが
あまり効果を感じてません。


それで、今回からは耳の周りの浅刺で試みることにしました。
さあ、これからが楽しみです。


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中川求真堂

ひどい痒みがハリを刺したらすぐ消えた!

2016-09-09 18:59:38 | 症状⑥ 眼科・耳鼻咽喉科系・皮膚症状
ひどい痒みがハリを刺したらすぐ消えた!
20年前から、口の周りの違和感で悩み、あちこちの病院めぐりの挙句
私の治療を受けに来てくれている69歳の主婦が今日も来院。
私も悪戦苦闘しながら、取り組んでいます。

今日は、いつもの治療のほかに、2~3日前から背中のあちこちが痒くて辛い
「お灸」をしてほしいと言いました。
どうやら、ここに来るまで我慢していたようです。

みると、「背中一面に20か所くらい真っ赤な発疹があるので、「虫刺され」の記憶はないか
尋ねました。
2~3日前畑仕事をしたそうです。それで痒いのだと思うと言い
お灸はこれ全部にやったら大変だ、ハリで効くよと言って、背中だけだから2本のハリで
OKだ、と言いましたが、信じません。

それで、主訴の治療をしながら、両肘の「曲池」に表皮に沿って上に向け浅く刺しました。
数分経つと「痒みが消えた!」と言いました。
そのまま放置して、他のハリを抜くとき一緒に抜きました。
これで大丈夫だと思います。

これは、中国の「快速鍼法」の私独自の応用です。
前に書いた「尋常性乾癬」の患者の場合は、全身でしたので、
足の「三里」を加えました。


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中川求真堂



◎ ちなみに、中国では、上海の張洪度先生の本などを読むと
「全身騒痒症」の治療では、7~8穴を用い、20分置鍼、毎日治療し、
10日続けて一休みそしてまた10日と何回も続ける・・・・・とありました。
私の愛用している「毛沢東の写真入り・快速鍼刺療法」では
「曲池・3里」の」2穴で「即効」とあります。