ハリの効果は、
刺し方で10倍以上も違う
私のめざす「快浅刺・置鍼法」は
必ず効く‼ (続き)
「ハリ医術」の根本的な原典である
「霊枢・九鍼十二原第一」の冒頭の
「鍼の持ち方」すなわち「鍼の刺し方」の
後代の学者たちによる「誤読」。
これを正すことが
新しい「ハリ医学」建設の出発である。
「微鍼の要点」について
「持鍼の道は堅きものを宝となす。
正しく指して直刺し
鍼を左右することなかれ。」
と記述してある。
これをどう誤読したかの検討である。
ここでは「直刺」は真っ直ぐ縦に刺す」という
意味は全く無い。
丸山先生は的確に
「直刺」は「なおく刺入し鍼をふらふらさせてはいけない」と
読まれた。
しかし先生は「正しく指し」を
「指は正しく穴・に当て、目標に向かって正しく」と読まれた。
これは決定的な重大な「誤読」だと、
私は考える。
原文では、ここでは「穴・ツボ」のことには
何も言及していない。
それに「目標」はこの針先を固定したところで
その先に存在するのではない。
「ハリの刺し方は、正しく鍼先を指で支え
ハリが左右にぶれないように素直に刺す」
と読まなければ間違いである。
丸山先生ほどの方でも
「誤読」がある‼
襟を正して
「学問」に取り組まなければならない
と痛感した。
(次に続く)
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