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病める心も身体もよみがえる。本来の鍼のびっくり効果‼ ハリで心も身体も元気になった。

「原点に基づく快微鍼 表刺・置鍼法」を土台に、新たな医学・医療の創造をめざす、超高齢チャレンジ鍼灸師の歩み。

過去すべての「鍼灸学」を変革し、新たな「ハリ医学」を築く。⑮

2018-04-29 19:59:00 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

過去すべての「鍼灸学」を変革し、

新たな「ハリ医学」を築く。⑮

 

「正しく指して」を、過去のすべての「鍼灸学」では

「指を”ツボ”に正しく当てて刺す」と読んでいる。

これは、すぐ後の文「直刺す」を、縦に刺すとつながり、

ツボに当てた手と反対の手で針先やハリの柄をつまんで

縦に刺しこむ、としか読めない。

「その次の文”ハリを左右するなかれ”はどうするのか

私にはイメージが浮かばない。

 

わが師・丸山昌朗先生は

「直刺」の誤読を明快に指摘されて

次のように解釈された。

「指を正しく穴に当て、目標に向かって正しく素直に刺入し

ハリをふらふらさせてはいけない」

これは「ハリを左右するなかれ」も生きている。

さすがである。

 

しかし私はこれも「誤読」であると、今は確信している。

「指をあてる」のは、ツボではなく「針先」であると読む。

「目標に向かって」とは何か、これも「誤読」である。

 

そしてこの解明から、新しい本当の

「ハリ医学」建設が始まり、

確固とした学問を打ち立てる

ことができるのである。

(次へ続く。)

 

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過去すべての「鍼灸学」を変革し、新たな「ハリ医学」を築く。⑭

2018-04-27 18:17:36 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

過去すべての「鍼灸学」を変革し、

新たな「ハリ医学」を築く。⑭

「正しく指して」を、

丸山先生を含めてほとんどの人が

「指を”ツボ”に正しく当てて刺す」と読んでいる。

この間違いを正し、「指をあてる」のは、

ツボではなく「針先」であると読むと

過去のすべての「鍼灸学」が、根本的に

間違いであり、「本来のハリ治療」の

効果を極めて狭く限定的にしてしまった

ことが明確になり、さらに

「本来のハリ治療」とは全く無縁の

近・現代医学の単なる「刺激療法」「理学療法」の類を

「ハリ治療」であると信じて疑わない「常識」となってしまった

理由が明白となるのである。

 

そしてここから

新しい本当の「ハリ医学」建設が始まり、

確固とした学問を打ち立てることができる。

(次へ続く。)

 

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過去すべての「鍼灸学」を変革し、新たな「ハリ医学」を築く。⑬

2018-04-26 16:10:39 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

過去すべての「鍼灸学」を変革し、

新たな「ハリ医学」を築く。⑬

「正しく指して」をどう読むか、

これは、丸山先生を含めてほとんどの人が

「指を”ツボ”に正しく当てて刺す」と読んでいる。

これも間違いである。

 

では、正しい読み方はどうであろう。

「指をあてる」のは、ツボではない。

「針先」である。

この違いが決定的に刺したハリと、受ける身体の関係を変える。

 

押手の指で、ツボを固定し、

刺し手でハリを刺すとき針先はどうなっているであろうか。

表皮に対し、一定の角度がついてしまう。

そのまま刺しこめば必ず「表皮」は通過し

「真皮」あるいはもっと深くハリは入っていく。

 

しかし、

押手で針先を押さえれば

刺し手は、ハリを「左右にぶれずに正しく素直に」

表皮に沿って送れるのである。

”ツボ”が体表にある「本来のハリ治療」では

このように刺していたとしか考えられないと思う。

この立場から、

私の新しい「ハリ医学」建設が始まり、

確固とした学問を打ち立てることが

できるのである。

(次へ続く。)

 

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過去すべての「鍼灸学」を変革し、新たな「ハリ医学」を築く。⑫

2018-04-25 18:15:51 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

過去すべての「鍼灸学」を変革し、

新たな「ハリ医学」を築く。⑫


「本来のハリ医術」は、

「皮膚の表面」にハリを刺し心と身体の健康を守る。

そして、過去すべての「鍼灸学」に基づくハリの刺し方は

全部間違いであり、本来の医療効果を十分に

発揮されないことを明確にする。

 

「本来のハリ」は、「経脈の流れを通じる微鍼」を言う。

その刺し方は

「原典・霊枢(九鍼十二原第一)」の冒頭に出てくる

「正しく指して”直刺”し左右するなかれ」

であり、これに尽きるのである。

この単純明快な文言を、後代のすべての「鍼灸学」は

誤読した。

これが私の新しい「ハリ医学」を築く第一歩である。

 

まずこの

「直刺」を、「皮膚の表面に縦に刺す」と誤読

した。

これは「わが師・丸山昌朗先生」が世界ではじめて指摘

ほとんど無視された。

先生は正しく「左右するなかれ」と合わせて

「左右にぶれないように、素直に刺す。」

と読まれた。

これ以外に「正しい読み方はない」と断言できる。

 

次は「正しく指して」をどう読むか、

これは、丸山先生を含めてほとんどの人が

「指を”ツボ”に正しく当てて刺す」と読んでいる。

 

これも間違いである。

では、正しい読み方はどうであろう。

この間違いの指摘

私の新しい「ハリ医学」建設の

確固とした学問建設の土台である。

(次へ続く。)

 

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ハリは凄い! どんな初心者でも、必ず効果がある‼(続き)

2018-04-24 18:08:43 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

ハリは凄い! 

どんな初心者でも、

必ず効果がある‼(続き)

 

私は、「鍼灸学校」に入学する前「あん摩修行」をした。

あん摩で働きながら通学する考えであった。

最初の先生から私は「患者から学ぶ」という

医術者として一番大切なことを教えていただいた。

しかし、そこでは「ハリ」のことは学べなかった。

それで、「ハリ」も勉強させてくれるという「指圧治療所」へ

あん摩の先生に不義理を承知で移動した。

 

そして、新しいところで「あん摩・指圧」をしようと

待ち構えている時に最初の「お客さん」が「ぎっくり腰」。

痛みがひどいので、「ハリをしてくれ」というのだ。

 

私はハリはできないので、明日先生をよこしますと言って

軽くあん摩をして帰った。先生に事情を報告すると、

今晩教えるから、明日お前がやれというのである。

「無理です」と断ったが、「大丈夫だ」の一点張り。

仕方なく一晩猛練習して翌日患者の所へ。

 

しかし、さあ始めようと、ハリと管を取り出すと、

「冷や汗」が流れてきた。「どこに刺すか」を教えてもらわなかった。

「ツボ」なんて全く知らなかったのである。

 

一呼吸して「あん摩の先生の言葉」を思いだし、

腰をゆっくり丹念に触診してみた。

触れて違和感を感じたところを軽く押してると、

患者が突然「うーんそこだ」と叫んだ。

 

しめた、「ここだ !」と思って恐る恐る

ハリを入れた管の頭をたたいた。

途端に、「うーん治った!」と起き上がって喜んでくれた。

今度は、こちらが「びっくり」であった。

これが私の「初めての一鍼」であった。

 

この体験は、

私のハリへの確信の土台となった。

しかし最近私は、

先生はあの時、「自分で自信がなかった」ので、

私にやらせたのか、

初心者でもハリは必ず効く

と知っておられたのか

よく分からなくなった。

 

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