goo blog サービス終了のお知らせ 

病める心も身体もよみがえる。本来の鍼のびっくり効果‼ ハリで心も身体も元気になった。

「原点に基づく快微鍼 表刺・置鍼法」を土台に、新たな医学・医療の創造をめざす、超高齢チャレンジ鍼灸師の歩み。

本来の「ハリ医学」を築く新たな挑戦の軌跡 ⑥

2018-05-10 16:51:21 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

本来の「ハリ医学」を築く

新たな挑戦の軌跡 ⑥

 

「原典・霊枢九鍼十二原第一」に基づいて

本来の「ハリ医学」を築くとはどういうことか。

「ツボ」のある表皮に沿って水平に刺して病を癒し

健康な心身をつくることである。

 

それには、「ハリの持ち方」「ハリの刺し方」「指の使い方」

さらに、「ツボの取り方」など、すべての再検討が必要である。

現在の「ハリの勉強」は

ただ学校教育を受けて「資格」を取れば、一人前の「鍼灸師」として、

なにも、考え疑いもせず「教えられた」通りに仕事を流している

としか考えられない。

 

「ハリ医学」とは、「原典」をしっかりと踏み台として、

継承し、発展させるもの

でなければならないと思う。

 

私は、50年以上も前、「鍼灸学校」の学生時代、

当時大きな流れであった「古典派」の薫陶を受けた。

盟友・島田隆司先生亡き後、「古典派」は衰退してしまった

ように思う。

「古典」の解説者は何人か存在するが

単なる有名解説者で、新しい「ハリ医学」創造の

流れとは無縁である。

 

iタウンページ ↓

中川求真堂

☎ 028-633-1866


本来の「ハリ医学」を築く新たな挑戦の軌跡 ②

2018-05-03 16:56:08 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

本来の「ハリ医学」を築く

新たな挑戦の軌跡 ②


「原典」に基づき「ツボ」のある表皮に刺して

病を癒し健康な心身をつくる「本来のハリ」は

「快鍼法」しかない。

「快鍼法」の確立で「本来のハリ治療」を蘇らせよう。

 

現在一般に行われている

「管鍼法」「撚鍼法」の刺し方は、

後代の学者たちが築いてきた「鍼灸学」に基づくものであり、

気の流れを整える「ハリと心身の働きあい」を

感じること」と取り違えているものであり、

現代医療の「刺激療法」「理学療法」と同類である。

 

原典を継承し、

発展させる「本来の刺し方」による

「ハリ医学」の建設はこれから始まる。

これを土台に、

確固とした医学理論としての学問を打ち立てる。

 

まず、「快鍼法」による効果の実績報告からスタートする。

 

iタウンページ ↓

中川求真堂

☎ 028-633-1866


過去すべての「鍼灸学」を変革し、新たな「ハリ医学」を築く。⑱

2018-05-02 17:51:53 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

過去すべての「鍼灸学」を変革し、

新たな「ハリ医学」を築く。⑱

 

「霊枢第一」の

「正しく指して直刺し、左右するなかれ」を

「直刺」を「縦に刺す」のではなく

「素直に左右にぶれない」ように

指を「針先」に当てて刺す場合と

指を「ツボ」に当てる場合とどう違うのか。

 

刺し手の指でハリを持ち、

押し手の指で針先を軽く押さえ固定して

ハリを表皮に沿って左右にぶれないように素直に送り込む。

これが「本来のハリ」の刺し方である。

 

現在一般に行われている

押手の指で「ツボ」を押さえ,刺し手でハリを刺すとき

ハリはどんなに浅く刺しても、

必ず「ツボのある表皮」は通過してしまう。

そして、「真皮」または皮下組織まで至ってしまう。

「管」とか使用して、一気に数ミリ刺入してしまう現在のハリは

完全に「本来のハリ」とは違う。

厳しい練習なしに簡単に誰でも「刺入」できる

「インスタント・鍼法まがい」と言える。

これしか知らない鍼灸師がほとんどである。

「ハリの起源」まで考え、

ハリ治療の本質を学ぼうともしないのである。

 

原典の「誤読」から始まった「ハリ治療」と称しているものは

現在の医療現場で行われている単なる「刺激療法」「理学療法」と

同類のものにすぎない。

 

本当の「ハリ医学」建設は

これから始まり、

確固とした学問を打ち立てる

ことができるのである。

 

iタウンページ ↓

中川求真堂

☎ 028-633-1866


過去すべての「鍼灸学」を変革し、新たな「ハリ医学」を築く。⑰

2018-05-01 15:33:10 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

過去すべての「鍼灸学」を変革し、

新たな「ハリ医学」を築く。⑰

 

そしてさらに、

わが師を含むほとんどの「鍼灸学」による

「刺し方の誤り」を指摘したい。

「指をあてる」のは

ツボではなく「針先」である。

 

「霊枢第一」は、「薬」や「メス」でなく、

「微鍼」をもって「経脈」を通じ

民の長寿を全うさせるのために後世に伝えたいという

黄帝の問いに「名医・ぎはく」が答えたものである。

その冒頭で微鍼(現在一般に使われているハリ)

について肝要なことを述べ、次の「九鍼」の所で、

いろいろ特殊な病変に対応する「ハリ」

について解説しているのである。

 

「経脈」を整えることについて触れているが、

「ツボ・経穴」については、まだ一切言及していない。

ここでは、あくまで「持鍼の道」ハリの用い方を

説明している。

「目標に向かって刺す」というのは、

「飛躍である」と「師説」を疑わざるを得ない。

 

では、「指を針先に当てる」と読む私と

指を「ツボ」に当てるとする他のすべての人の

違いはどこにあるのか。

 

この解明から、新しい本当の

「ハリ医学」建設が始まり、

確固とした学問を打ち立てる

ことができるのである。

(次へ続く。)

 

iタウンページ ↓

中川求真堂

☎ 028-633-1866

 

 


過去すべての「鍼灸学」を変革し、新たな「ハリ医学」を築く。⑯

2018-04-30 16:47:41 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

過去すべての「鍼灸学」を変革し、

新たな「ハリ医学」を築く。⑯

 

わが師・丸山昌朗先生は、「霊枢第一」の

「正しく指して直刺しハリを左右するなかれ」を

次のように解釈された。

「指を正しく穴(ツボ)に当て、

目標に向かって正しく素直に刺入し

ハリをふらふらさせてはいけない」

これは、「直刺し」を

「表皮に縦に刺す」と読んできた

これまでのすべての「学説」を

「原文」が書かれた時代の観点に立って

明快に覆したのである。

「霊枢」が書かれた中国古代には

「ツボは表皮に存在する」ことは当然の理であり

「直刺」は表皮に沿って刺すものであり

疑うものはなかったに違いない。

 

後代の「文献学者」」の諸説によって

「ツボの深さ」などが問題とされるようになってから

「縦に刺す」ことが一般的に

なっていったのである。

私はこのように考えるのが正しいと確信している。

 

そしてさらに、わが師を含むほとんどすべての

「刺し方の誤り」を指摘したい。

「指をあてる」のは、

ツボではなく「針先」であり、

指を針先に当て押さえて、それからどうするのかを

「目標に向かって刺す」とされた解釈も

「こじつけ誤読」であると「師説」を疑わざるを得ない。

 

そしてこの解明から、

新しい本当の

「ハリ医学」建設が始まり、

確固とした学問を打ち立てる

ことができるのである。

(次へ続く。)

 

iタウンページ ↓

中川求真堂

☎ 028-633-1866