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病める心も身体もよみがえる。本来の鍼のびっくり効果‼ ハリで心も身体も元気になった。

「原点に基づく快微鍼 表刺・置鍼法」を土台に、新たな医学・医療の創造をめざす、超高齢チャレンジ鍼灸師の歩み。

「管鍼法」は「ハリ」ではない。即席刺激療法だ‼ ②

2018-05-17 11:07:45 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

「管鍼法」は「ハリ」ではない。

即席刺激療法だ‼ ②

 

「ハリ」とは

「経脈の流れに沿って刺す」ものである。

「経脈」は皮膚の表面に存在する。

(参照 公益社団法人・日本鍼灸師会発行

”鍼灸のすすめ”-以後”すすめ”)

 

従って、ハリの刺し方を示した九鍼十二原第一の

(正指直視無左右)

「正しく指で針先を押さえ表皮に沿って左右にぶれないように素直に刺す

としか読めないのである。

教科書的に「正しくツボを押さえ、針先を押手の第1~2固定し、刺し手で

真っ直ぐに刺しこんでいく」と読むと、必ず「皮膚の表面より深く刺してしまう。

「管鍼法」では全く問題外である‼

私の時代は、しっかりと練習して「撚鍼法」で刺した。

「管鍼法」を使うのは、「杉山流」を信奉するもの、

または初心者か「練習嫌い」に限られていた。

 

現在の鍼灸師は、ほとんどが「管鍼法」を用いる。

何故こうなったかを解明し、

高い「ハリの有効性」の土台である

「本来のハリ」の本道をとり戻そうと思う。

(次へ続く)

 

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中川求真堂

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「管鍼法」は「ハリ」ではない。即席刺激療法だ‼ ①

2018-05-16 14:32:08 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

「管鍼法」は「ハリ」ではない。

即席刺激療法だ‼ ①

「管鍼法」は「本来のハリ」とは全く違う。

単なるインスタント「刺激療法」の類にすぎない。

 

「ハリ」とは

「経脈の流れに沿って刺す」ものである。

「経脈」は皮膚の表面に存在する。

(参照 公益社団法人・日本鍼灸師会発行

”鍼灸のすすめ”-以後”すすめ”)

 

「管鍼法」では、ハリのような「細い金属」を刺しているが

刺し方は、3~4ミリ前後の差のある管にハリを挿入し

一気にその差の部分を刺入してしまう。

どんなに浅く刺しても「表皮」を通過する。

 

「管鍼法」では必ず、

「真皮」あるいはより深く、皮下組織に刺してしまう。

これは当然「脳・神経システム」の支配を受け、

何かを「感じて」しまう。「鍼感」とか「得気」とか言われ

「「ハリの効果」にかかわっているように思われている。

「「ハリの効果」は「現代医学的に」説明され何となく

一般に納得されている。

ここでは「皮膚の働き・経脈の働き」は

完全に無視されているのである。

(次へ続く)

 

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本来の「ハリ医学」を築く,新たな挑戦の軌跡 ⑦

2018-05-15 17:08:08 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

本来の「ハリ医学」を築く

新たな挑戦の軌跡 ⑦

 

本来の「ハリ医学」を築くとはどういうことか。

現在ほとんどの「鍼灸学教科書」では

九鍼の中の「微鍼・ごう鍼」の使用を中心として

教えている。」しかし、

間違って教え使用しているのである。

その間違いをほとんどの人が知らない。

ではどこを読み違ったか。

 

基本的なところを

最初の「ハリの持ち方」「刺し方」

そして「いつハリを抜くか」のすべてを

「読み違った」のである。

 

恩師・丸山昌朗先生は、

「刺し方」を示した「九鍼十二原第一」の冒頭の

「正しく指して直刺し左右するなかれ」の

「直刺」を、

誰もが「縦にまっすぐ」と読んでいたのを

「素直に左右にぶれないように刺す」

と読み直し経脈の流れに沿って刺すことが

「原典」の正しい読み方であると指摘された。

 

先生は、全世界に公表し主張されたが、誰一人「理解し共鳴する」者は

いなかった。

50年前の当時は、私は「鍼灸学生」であり「古典派」の薫陶をうけており、

「心」の中に刻み込まれ記憶してはいたが、よく理解できなかった。

 

私の「開眼」は

四年近く前の「自己治療体験」

衝撃であった。

そこから本来の「ハリ医学」を築く

新たな挑戦が始まった‼

 

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本来の「ハリ医学」を築く新たな挑戦の軌跡 ⑥

2018-05-14 18:51:43 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

本来の「ハリ医学」を築く

新たな挑戦の軌跡 ⑥

 

本来の「ハリ医学」を築くとはどういうことか。

 

「霊枢・九鍼十二原第一」に基づき

九種類のハリを病状・原因によって使い分け

全身を養い守る気の流れる経脈は、

「九鍼」の中の微鍼・ごう鍼で整える。

そのために、経脈上の「ツボ」のある表皮に

浅く水平に刺して病を癒し健康な心身をつくる。

これを「鍼」というのである。

 

現在のほとんどの「教科書的やりかた」では

九鍼の中の「微鍼・ごう鍼」を、使用しているが

間違って使用しているのである。

その間違いをほとんどの人が知らない。

 

その間違いを明らかにし

これまでの「鍼灸学」の基本をすべて検討し直し

それを土台に、新たな「ハリの学問」を創造すること

これが、すべての出発である。

 

ではどこを読み違ったか。

最初の「ハリの持ち方」「刺し方」

そして「いつハリを抜くか」の

基本的なところを

すべて「読み違った」のである。

 

恩師・丸山昌朗先生は、

「刺し方」の最も重要な間違いを指摘し、

全世界に公表し主張されたが、誰一人「理解し共鳴する」者は

いなかった。

わが盟友であり、第一の愛弟子であった島田隆司先生も

関心は示してはいない。もっぱら「文献読み」に徹していた。

 

では、

どのように「読み間違った」かの

具体的な指摘を次回に展開し、

新しい「ハリ医学」建設への道を

切り拓いていこうと思う。

 

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本来の「ハリ医学」を築く新たな挑戦の軌跡 ⑤

2018-05-12 20:44:16 | 鍼灸学の過去と現在・未来は

本来の「ハリ医学」を築く

新たな挑戦の軌跡 ⑤

 

本来の「ハリ医学」を築くとはどういうことか。

「ツボ」のある表皮に沿って水平に刺して病を癒し

健康な心身をつくるという事実の上に

これまでの「鍼灸学」の基本をすべて検討し直し

新たな「ハリの学問」を創造することである。

 

それには、「ハリ医学の根源」をまずしっかりと学び

「本来のハリ」とは何かを把握しなければならない。

それには

ハリの原典と言われる「霊枢・九鍼十二原第一」にしっかりと

取り組む以外にはない。

これは「黄帝鍼経」とも言われ、ここに「本来のハリ」の姿が示されている。

いろいろのハリを病状・原因によって使い分け、

全身を養い守る気の流れる経脈は、

「九鍼」の中の微鍼・ごう鍼

(現在使用されている鍼はほとんどこの鍼)で整える。

 

これが「本来のハリ」であり、

現在の「鍼」のほとんどの「教科書的やりかた」は

この「微鍼・ごう鍼」を、間違って使用しているのである。

その間違いをほとんどの人が知らない。

 

それを明確にし、

現在の「鍼灸学」を根底から覆し

本当の「ハリ医学」を築くこと。

これが私の目標である。

私の「ブログ」は、

粘り強くこの観点を訴え続け展開して、

真実への瞳を輝かす仲間の結集を

めざすものである。

 

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