たまには違ったお話でも。
MACLEHOSE TRAIL
西貢(SAI KUNG)の国立公園内にあるハイキングコースである。
ちなみに名前の由来など知る由もない。
目的地は鹹田(HAM TIN)とその隣の大湾(TAI WAN)。
ハイキング愛好家の皆さんであれば、歩くことを目的としてコースを選ぶのだろうが、
私の目的は違うところにあり、2つのコースがある。
とにかく鹹田と大湾にたどり着けばよいのである。
その後のお楽しみは秘密。
北潭凹(PAK TAM AU)からひたすら歩くというコースもあるのだが、
なにぶん、愛好家ではないので割愛させていただく。
とにかくたどり着けば良いだけのことである。
目的はその後のお楽しみにある。
さて早く到着するためにはスピードの出るものはなんでも使う。
ハイキングコースの入り口まではタクシーでも船でもなんでも使うのが我々の流儀。
さて2つのコースの説明をしよう。
まず一つ目はいつも使っているコース。
西貢総站(バスターミナル)からタクシーに乗って黄石碼頭(Wong Shek Pier)に行く。
そこから渡し船に乗って赤経(CHEK KENG)を目指す。
ちなみに渡し船と言っても、船外機のついた小型船でスピードについては申し分ないという事だけは言っておこう。
さて、赤経からハイキングが始まるのだが、起伏は単純で、山ひとつを超えるだけ。
最初に登って頂上に着いたら、あとは降るだけ。
登り20分、降り20分、その他10分といったところかな。
ここの難点は、小型船に乗らなきゃハイキングポイントまで辿りつかないこと。
それ以外は黄石碼頭からバスもあるし帰るのも楽ちん。
では2つ目のコース。
こちらは普段使わない。
西貢総站(バスターミナル)からタクシーに乗って西湾亭(SAI WAN Ting)まで行く。
日曜日であればバスが頻繁に出ていて便利だ。
西湾亭、それはハイキングの入り口だ。
こちらへのアクセスは簡単だ。
平坦な道が多く、つらい登りもそれほどない。
鹹田に着く手前で小さい山を越えなければならないので、少しのがんばりは必要だが、苦しいことはない。
それよりも景色を楽しみながら歩くことができるので、ひたすら歩くという感覚ではない。
こちらも行き帰りともに50分~60分で到着する。
特に難しいこともない。
バスもあるしタクシーも連れて行ってくれる。
一つ目のコースとは全く違った景色がある。
是非、行ってみたことがない方がいれば、ふたつめに紹介したコースへ行ってみてください。
といっても、愛好家の方以外、ハイキングなんてしようとも思わないですね。
疲れるだけですからね。
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