サガン サーガ

サガン鳥栖応援ブログです。

アウエー浦和戦、ロスタイムの失点で惜敗・・最下位に(T_T)

2019-06-16 08:32:22 | 日記








豊田がいない、クエンカがいない、やはりイバルボもいない、トーレスは控え・・物足りないスタメンも先制点で不安払拭、動きも流れも良く期待したが・・浦和も必死だったなぁ・・負けられないのはどっちも一緒だし、内容的には五分だった。最後のチャンス、流れは浦和に・・

試合前、さいたまは強い雨が降っていた。今季、ホーム初采配となる浦和の大槻 毅監督は前節から先発を1人変更。マルティノスではなく、負傷から復帰したアンドリュー ナバウトがシャドーポジションに入る。パワフルで馬力のある選手が前線に組み込まれたのは、その雨の関係もあっただろう。

鳥栖は好調の豊田 陽平を負傷で欠くなど、離脱者が多い中での一戦だった。趙 東建が金崎 夢生と2トップを組み、左サイドハーフの小野 裕二は今季リーグ戦初先発。右サイドにはドリブル自慢の左利き、安 庸佑が入った。

試合開始ごろから、急に雨が止んだ。予測された激しい雨中の攻防とはならず、テンションが上がらなかったように見えたのは浦和。対して、攻守の切り替えの速さ、ゴールへ向かう勢いで上回ったのが鳥栖だった。

それでも最初の決定機は浦和。7分だった。柴戸 海、アンドリュー ナバウト、そして興梠 慎三へと中央でつながったパスから決定的なシュートを放つも、GK高丘 陽平が左手1本で防ぐ。

鳥栖もやり返す。右サイドを鋭く突破した安 庸佑がチャンスメークし、最後はファーに走り込んでいた福田 晃斗。2人ぶん走る鳥栖のダイナモが決定機を迎えるが、今度はGK西川 周作が左足でセーブした。

その流れから、鳥栖が押し込む。18分、左サイドでのスローインの流れから、”どこにでも顔を出す男”福田が左足でクロスを上げると、逆サイドから鋭く反応した安 庸佑が宇賀神 友弥の前に入ってスライディングシュート。これが決まり、アウェイチームが先取した。

ただ、浦和もギアを上げていく。大槻監督の下、プレーの連続性が生まれており、徐々に相手を押し込んだ。そして31分、岩武 克弥が右から入れた斜めのクサビを、武藤 雄樹、興梠がスルー。ファーから走り込んだフリーの宇賀神が巻いたダイレクトシュートを右足で決めた。ゴールしても手を合わせて「ごめん!」のポーズをとった宇賀神。先制された際に前へ入られたことを詫びながらの同点ゴールだった。

そのまま1-1で折り返し、「球際で戦うこと」(大槻監督)、「一人ひとりが目の前の相手に決して負けないこと」(金 明輝監督)と鼓舞を受けて後半のピッチに立った選手たちが、激しい戦いを見せた。

浦和はパス交換の中で遠いサイド奥の選手を使う連動した攻撃あり、鳥栖は圧倒的な運動量の福田を筆頭にした切り替えのスピードを武器とする。56分にはカウンターから安 庸佑のドリブル。切り返し、左足シュートで浦和ゴールを急襲するも、カバーに入った岩波 拓也が間一髪クリアした。

鳥栖がフェルナンド トーレスを投入、浦和はマルティノスを入れるなどして勝利を目指した両チームだが、厳しい守備の前になかなかシュート機会、決定機を迎えられず。そして迎えたアディショナルタイム、2試合連続で大槻レッズがその魂を見せた。マルティノスが発動させたカウンター、彼がドリブルで持ち込むも相手に当たってボールがゴール前に飛ぶと、DFの頭上を越えてエース・興梠のもとへ。これをダイレクトで冷静に流し込み、90+3分、決勝点が生まれた。

浦和が執念の勝利で、リーグ戦ホーム3連敗中の流れを断つ勝点3を手に入れた。最後に屈した鳥栖は、3連勝のあとの痛い2連敗を喫している。


下位の残留争いチームは勝利かドローで、負けた鳥栖は最下位。混戦になりそうだなぁ・・鳥栖も内容は悪くないし。
それにしても金崎、チャンスメーカーより主役になってくれ~