チョウチョウ王の備忘録

趣味の海水魚と銭湯巡り、邦画とJ-POPの話題

バーゲスバタフライ死す

2005-06-30 23:47:42 | 海水魚
数日ぶりのご無沙汰です。
始めたばかりのこのブログ、「早くも3日坊主に終わるか」と思った方も多かったことと思います。
実は数日前にバーゲスバタフライフィッシュが死んでしまい、ちょっと落ち込んでいたのです。
この魚は、今まで6匹飼育した経験があります。
深場に生息することから、高水温に注意をすればさほど飼育は難しくなく、簡単に人工飼料にも餌付き、他種との折り合いも良いのですが、私はなぜか半年以上生かしたことがありません。
今回の個体も飼育を初めてから4ヶ月で死なせてしまいました。
この魚の場合、餌食いがだんだんと落ちてくるとか、水槽の隅でじっとしているというようなマズイ前兆は感じられなく、毎度毎度、昨日まで元気に餌を食べていたものが突然死んでいるといった案配で、理由の付けようがなくまったく理解に苦しみます。

私の場合、飼育していた魚が死ぬと神奈川県立生命の星・地球博物館瀬能宏先生に連絡を取り、必要とされていれば標本として提供することにしています。
標本として提供するからには、できるだけ良い状態でお渡ししたいので、死んだ魚はすぐに水槽からすくい出して海水と共に冷凍にし、できるだけ早く保冷剤を入れたクーラーで運ぶか、クール宅急便で送るようにしています。
また魚だけでは標本としての価値はないので、採集魚の場合は「採集日」「採集場所」「採集深度」「体長」を、購入魚の場合は「購入日」「採集(もしくは輸出)国」「体長」などをわかる範囲で記録しておきます。