パピエダルメニイは、フランス生まれの紙のお香です。
パリ郊外の町、モンルージュで誕生し、
すでに120年以上の歴史を誇ります。
1885年に誕生以来、製造アトリエの規模も、スタッフの数も(9名!)、
そして製造方法も、すべて手作業だった100年前の昔と、
ほとんど変わらないそうです!!!
パピエダルメニイは「安息香」を紙に染み込ませてあります。
安息香とは、エゴノキ科の樹木から抽出した樹脂のことで、
古来から殺菌や消毒作用があるとされています。
短冊型の紙に火をつけると、バニラを思わす優しい香りが、
辺りをふんわりと包んでくれます。
ペットやタバコなどの嫌な匂いを消すという「消臭作用」に加え、
「空気の浄化作用」や「滅菌作用」も併せ持つ、環境にやさしい優れもの
また自然の物質だけでできているため、燃やしてもオゾン層を破壊する
ガスを発生させることがありません。
使い方はシンプル
ミシン状の切れ目に沿って1枚をアコーディオン状に折り曲げて
不燃性の容器の上に置いてから火をつけます。
お線香のように、炎は吹き消します。
約2分ほどで燃焼して、お部屋の空気を浄化してくれます。
少しパウダリーな甘い香りは心が安らぎます
便利な使い方として紹介されていたのは、締め切ったお部屋や
揚げ物をした後、煙草のにおいなどを中和してくれたり、
空気中のウィルス撃退にも効果的なので風邪の予防にも良いそう。
裏技としては、洋服ダンスに一枚忍び込ませておくと、
虫食いの被害から逃れられるのだそうです。
こちらは、その効果が科学的に証明されているわけではないのですが、
製造元の社長ミレイユさんをはじめ、アトリエのスタッフが
長年実践しているそうなので、かなり信頼できそうな方法です!
このパピエダルメニイ、私がオーガニックショップ
ナチュラルハウス青山本店で仕事をしていた時に出会いました♪
36片綴られていて、1冊¥500(税抜)
火をつける前も大好きな香りです