一昨年、サンパウロ市、パウリスタ大通りを
散歩していた時偶然通りかかかりました。
ブラジル インディオ工芸品展
もちろんすべて手づくり
本当は一族の酋長さんのタテガミみたいな羽飾りが欲しかったんだけど・・・
色のきれいな羽の首飾りを買いました♪
今日はブラジルのインディオの話を少し・・・
今から500年ほど前、すなわち白人たちがやってくる以前、
ブラジルには、おそらく1000万人くらいの先住民が住んでいたと推測されています。
そのうちの少なくとも560万人くらいが、自然の恵み豊かなアマゾン流域に
住んでいたと考えられています。
1000万人もいたブラジルの先住民は、現在34万数千人にまで減ってしまいました。
すなわち、この500年間で約3.5%にまで減少
原因は、ヨーロッパ人による奴隷狩り、虐殺、それに免疫のない彼らに
致命的だった感冒(風邪)、その他の病疫など。
ご存知のように中央~南アメリカ大陸を侵略したのは、
主にスペイン人とポルトガル人。
メキシコのアステカ、アンデス山脈のインカを滅ぼしたのは、
スペイン人のコンキスタドーレス(征服者)たち。
闘牛でも分かるようにスペイン人は、気性が荒くて好戦的。
一方ブラジルに入ったポルトガル人は、あまり戦いを好まず
そのかわり、オンナ好き(笑)。
インディオ娘達と次々に関係をもって純血インディオの血族を
ポルトガル人化していったと言われています。
嘘のようなホントのお話・・・