ブラジル人はよく動物の名前を口にします。
もし貴方が男性で、ブラジル人からこう呼ばれたら・・・
●「Gato!」 = ガット = オス猫(♂)
女性がこう呼ばれたら・・・
●「Gata!」 = ガッタ = メス猫(♀)
喜んでください♪
見目麗しい殿方、美しい女性を称えてこう呼びます。
ほめられています!
でもニュアンス的には「かっこいい!」「可愛い!」に近いです。
Gatinho(ガッチンニョ)、Gatinha(ガッチンニャ)=子猫ちゃん
と変形しても意味は同じです。
動物スラングは、だいたいがあまり良い意味合いはないかも
● burro(ブーホ) = ろば = バカ
● galinha(ガリンニャ)= メンドリ = 浮気っぽい女性
● vaca(ヴァッカ) = 牝牛 = あばずれ女
● anta(アンタ) = ばく = まぬけ
● porco(ポルコ) = 豚 = 不潔な人
● cadela(カデーラ) = メス犬 = お盛んな女性
● coruja(コルージャ) = ふくろう = 自分の子供の自慢をする人
● tartaruga(タルタルーガ) = 亀 = のろま
● amigo da onça(アミーゴ・ダ・オンサ) = 豹の友達 = みせかけの友情
などなど・・・。
こうして見ると、女性を侮辱する表現が多いのが少し気になります
ちなみに「野獣」を表す、「animal」(アニマゥ)と呼ばれている
ブラジル人サッカー選手がいます。
名門クラブチーム・ヴァスコ・ダ・ガマやパウメイラスに長年所属、
日本のヴェルディでもプレーしたことのある、Edmundo(エジムンド)。
素行の悪さでも有名で、いろんな意味で「野獣」と呼ばれています。
動物に関するイメージは日本と似たようなものもあるけど、
思わぬ解釈もあったりして、スラング(俗語)は国民性、地域性を
よく表しており、真面目な“研究対象”でもあるのがおもしろいデス