Casa de Celia

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CUBA★07【El primero de Mayo(メーデー)】

2007-05-16 | Cuba(きゅーば)

【Foto】
《上》ズラリと並んだ中南米諸国の旗。エクアドル、ベネズエラ、ブラジル・・・。アメリカの圧力で“仲間はずれ”にされた時代もあったけど、よくここまでキューバは頑張った!他のラ米諸国も、みんな、みんな、頑張った!
《右下》キューバ国民100万人のデモ行進と、声援を送る外国から来た人たち。
《左下》ホセ・マルティの塔の横に常時掲げられているキューバ国旗。メーデーのせいか、いつもより元気にはためいているように見えます。

 今年のメーデーはテロリストが釈放されたことに抗議して100万人規模で開かれる(※)と事前にインフォメーションがあり、混雑を予想して朝6時半に会場である革命広場に向かった。
 開会までたっぷり時間があったけど、昨年、「グランマ上陸50年・フィデル80才」式典に同行したN女史と、いつもの通り勝手なことを言いながらいろんな国の集団を眺めていると、ぜんぜん飽きない。
 「きゃー、見て下さいよ。イケメン軍団アルゼンチンですよ()」
 「ベネズエラはいっぱい来てるけど、みんなチャベス顔ですねー()」
 とかなんとか・・・。
 三色旗とプラカードを掲げてシュプレヒコールとともにやって来たのはフランス軍団。簡易トイレに並んでいると、ニコニコと話し掛けてきたのはトルコのおばさん。「アントニオ・メジャキャンプ場に泊まって、ボランティア労働をしてきたのよ」と嬉しそう。
 キューバの空気には、みんなを元気にする魔法がかかってるようだ。
 
 ホセ・マルティ像の下に作られた演壇にも人が集まってくる。
 ラウル・カストロ暫定議長はもちろん、その横にフィデルそっくりのお兄さま、ラモン・カストロ氏が孫を連れて顔を揃えている。
 最近、体調が戻ってきているというフィデルは、今回、「もしかしたら」という噂もあったが、残念ながらその姿はなかった。

 挨拶は、主催者のCTC(キューバ労働者中央組織)書記長だけで、あとは“どこから湧いてくるんだ?” というほど長い長いデモ行進。何せ100万人ですから。
 私たちも、N女史が持参した大判のチェの旗を掲げて可能な限りのアピール
 「グランマ上陸50年~」式典同様、アジア系参加者は珍しいせいか、わざわざ写真を撮りに来る人もいた。

 こうなると、「日本からも来てますよ」ってことをもっとアピールしたくなるもので。
 そんなとき、堂々と国旗を揚げられたら・・・というか、誇らしく揚げられる国旗があったらどんなにいいだろう、と思う。「ここに私たちがいる」って一目瞭然だし、並べれば連帯をアピールもできる。
 参加者の間には、「私たちも日の丸を!」と、その場で赤丸を染めてた人もいたけれど、私は、ずーっと昔に原爆詩人の栗原貞子さんの詩を読んでから、あの旗を自分の手で揚げる気にはなれなくなっている。

日の丸の赤は じんみんの血
白地の白は じんみんの骨
いくさのたびに
骨と血の旗を押し立てて
他国のこどもまで
血を流させ 骨にした・・・
          「旗」より

 あくまでも、これは私の感傷であって、キューバ人は日の丸に何の遺恨もないし、逆に、「あんなに遠くからよく来てくれた」と喜んでくれるだろう。

 そーだ。ここはキューバだ!アジアの人は誰もいないみたいだし。
 ま、いっか~!
 ・・・でもそれは、自分を裏切ることでもあるし・・・(←私の心の声)。

 だけど、国旗でなきゃ「私たち」をアピールできないわけじゃないはず。
 私たちがここに居ることをアピールする、私たちらしいシンボルがあってもいいんじゃないかしら。
 どんな?
 うーん、それはまたキューバのビッグイベントに参加するときまでに、何か「これぞ!」というアピール法を考えよーっと!
 ちなみに、2年後の2009年は『キューバ革命50周年』だもんね


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2 コメント

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{/ (ぐらんではぽねす)
2007-05-16 12:36:56
5月1日の前日、代々木公園でタイコの練習していたらメーデーの準備の設営がしていたのを見て、
「あ~キューバも明日凄いんだろうなあ」と思っていました

見てみたいなあ
2009年にでも行けたら良いなあhiyo_en2/}
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Unknown (Celia)
2007-05-16 23:46:47
 ぐらんではぽサン毎度!
 2009年は絶対行かなきゃ!ですよ。
 多分、大規模なイベントが開かれるはず。
 ああ・・・今度こそ、カストロ議長に会えますように・・・
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