前作「パッチギ!」をたまたまテレビで観て、「これ、面白いなー」と思って、「パッチギ!LOVE&PEACE」は映画館で観ました。
観た人にしかワカラナイ話だけど、映画を見終わってから、このポスターを見て、かなり複雑なキモチ・・・。
「愛でなら、越えられる。」
私、期待してました。
多分・・・キョンジャがそうだったように。
期待したくなるじゃないですか。
在日の人たちって、多分(知らないから、多分)、何かに期待して、裏切られる、ということが、日常的にたくさんあるんだろうな。
タイトル「パッチギ!」は頭突きのこと。
頭突きシーンでも入れなきゃスッキリしない、辛くて深いテーマを、前作同様、感じました。
冒頭から思いっ切り乱闘やっちゃってるし
流血シーンが苦手な私には、かなり厳しい。
それよりリアルで厳しかったのは、ときときオーバーラップするアンソンのお父さんのエピソード。
だけど、だから、キョンジャの言葉が生きてくる。
「誰も、死にになんか、行ってほしくない!」
生き抜いてほしい・・・、チャンスへの思いとも絡む。
ところで、この映画、一言で「反日」とか言う人もいるらしいけど、映画の中の日本人にも、いろんな人がいる。
いろんな角度から、彼らと関わっている。
結局、自分がどの角度から見ていくのか、関わるか、なんだと思う。
映画で、「こいつバカだな~」と感じた日本人に、自分がならなきゃいいんだ
キョンジャ役の俳優、前作の沢尻えりかとちょっと似ていると思いませんでしたか?まあ、沢尻えりかの方がかわいいとは思いますが。沢尻えりかの存在は前作のパッチギで知ったのですが(その後人気急上昇)、最近は当時とは違ったイメージへ突き進んでいるような……。まあどうでもいいのですが(笑)。俺の姪も同名ですが、姪の方が断然美人です。本当に(笑)。
意外に「おじばか」なんですね
ワタシ的には、前作のアンソンが超カッコ良かったので、「キャスト一新」はちょっと残念でした。