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a lively time

ハラハラドキドキ、ワクワクソワソワの毎日。

諸症状

2008年10月22日 | 病状経過
◆痛み
切除部位が最小範囲で、胸にまでメスが入らなかったのも幸いしてか前回とは比べものにならない軽さ。
硬膜外カテーテルを抜いた昨日も(痛くなるとヤだから…)予防的にロキソニンを午後と寝る前に使用。
今日も軽い鈍痛に昼に飲んだ。夜はどうか、な…?

◆排尿
気にしてた通り前回の轍。
一回抜いて、やっぱ出なくて、導尿してもらってもダメで結局もう一回入れて袋をぶら下げる羽目に…
4年前にぼくの担当(当時は研修医)だったSD先生が通りかかって「大丈夫。背中抜けばすぐ出るよ。実績あるんだから(笑)」
今は気持ち良くシッコしてま~す。
◆排便
これも懸案事項。前回はだいぶ悩んだ。
今回は画期的。術後2日目朝のICUでウンチお漏らし!(笑)。
術前の下剤でできらなかったヤツなんだろうけど、おかげでその後も順調で、今日あたりも結構まともなヤツがちょっとずつ三回も出て絶好調(^-^)v

◆栄養
術後2日目昼から3日目朝まで流動食。なかなか立派。重湯・コーンポタージュ・アイス・ワインゼリーとか…
三分粥三食のあと、五分粥三食。明日の朝まで全粥で昼からはいよいよ普通食o(^o^)o

そうなると…CVカテーテルは不要(!)
午前中に点滴からすべて解放されたぜぃ~ヾ(^▽^)ノ

一般病棟

2008年10月21日 | 病状経過
4年前は手術後HCUに4泊だった。痛い腹を抱えて自力で歩けるまでの機能訓練をしてから一般病棟に戻ったものだった。
今はシステムが変わって術後はICUに二泊だけになった。手術が夕方か夜に終わるとモヤッとしたまま一晩。翌日立つ歩くの練習1回。そして3日目の午前中には一般病棟に引っ越しになる。
4年前を知ってるだけにコレはかなりの不安…それにも増してICUとなるとほぼマニュアル化?された管理看護。種々のモニターに繋がれていること自体も結構なストレスだし、そのモニターのアラームが鳴った時のプレッシャー…
特にぼくは手術適応体質?ではないのだ。血圧低いし呼吸が浅い…もろアラーム多発体質(笑)ということ…(初日の、痛み止めを止められた処置などその最たるものかな?)
でも今回ぼくが幸運?だったと思えたのは、一番大事な2日目の看護師さんふたり。
血圧アラームとか(歩行練習後は70を切っていた)酸素アラームを無効にしてぼくのチャレンジをサポートしてくれたこと。(それが正しいことか、あるいは常のことかは分からないけど)初日のマニュアル感覚の看護を恐れていたぼくにとってはかなりの救いであったし、かなりモチベーションを上げて一般病棟に移れるとても良いキッカケを作ってくれたのは確かな事実だ。

おかげさまで?一般病棟に戻って3日目の今日。管が一気に減った。硬膜外カテーテル・オシッコの管と袋と腕の点滴も外れた。
一般病棟もマニュアル化が進んでることは否めないけどね…

悶絶激痛

2008年10月20日 | 病状経過
腹の皮を剥いて臓器を引っ張り出し二か所えぐった。
その痛みを完璧に抑えていた硬膜外カテーテルを全身麻酔が醒めた8時間後に切られた。理由は血圧低下。モニター用のデジタル血圧計で70、慌てたICU看護師からの連絡に外科医師の指示。麻酔科医師が止めて帰った。
(替わりの痛み止めは?…)
案の定、それから3時間を過ぎた頃から痛み出し、その30分後に点滴の痛み止めを開始するが硬膜外が切れてしまっては効果は全くなし。益々痛みは激しくなる。
一瞬気絶したのか。絶叫していた自分の声が消えた気がした。手術前説明で主治医が描いた臓器が今まさに切り取られているような体現的な耐え難い激痛…泣き叫ぶ…4:00AM硬膜外カテーテル再開。1時間ぐらいで効き始めた。スゴい!
5:50AM頃、やがて痛みはピンボイントに…

いい時代に手術を受けられてラッキーだとつくづく思う(笑)。この痛み止めがなかったら二度目の手術など金輪際受けなかっただろうなぁ~。

臨戦態勢

2008年10月16日 | 病状経過
ついに、CV(中心静脈)カテーテルが挿入された。
今月から外科にローテートしたという研修医が指導医の助言を受けながら「ゴメンなさいネ」と言いながらやってくれた。レントゲンで確認…成功!(^-^)v。点滴もつながった。
ボカリみたいな下剤も飲み終え、夕食は勿論なし(+_+)
主治医から家族を交えて手術についての最終説明がこれからある。

今夜は眠り薬を飲んで、しっかり、寝よう。。。

正常値の病人

2008年10月15日 | 病状経過
種々の薬剤を用いた検査をしてもビクともしていないぼくの肝臓…GOT:28、GPT:23、ガンマ:19、A-FP:4、PIVKAⅡ:15…昨日の採血検査。すべてが正常値だ。
なのに、ぼくはいま患者様だ。
闘いに身を投じることを早々に選択せざるを得なかった必然性を不条理と感じながらも、それよりも病状表出の前に治療の床につくことが出来たことを幸いとする強い気持ちを、今のぼくはぼくの存在理由の中心に据えなくてはいけないのだ。
(大丈夫、オレは大丈夫!と言いながら…)

…暗闇の中にいる自分自身をもう一度確かめる。大丈夫、間違いない。間違いなく僕はここにいる。ここは区民プールでありながら井戸の底であり、僕は日蝕でありながら日蝕でないものを目撃しているのだ。(村上春樹『ねじまき鳥クロニクル』)

急転直下

2008年10月09日 | 病状経過
「新世界」第四楽章を口ずさみながらの帰路、カミさんから携帯に風雲急を告げるメール。
~DrよりTELあり!~

駅に着くとあわててタクシー乗り場へ。タクシー待ちの列はない。
ホッとして赤提灯。生ビール・冷酒・芋・泡盛のフルコース(*^_^*)

異常なし(^^)v

2008年10月06日 | 病状経過
「胃の入り口がチョット荒れてるかな・・・」程度で潰瘍も静脈瘤もなく、胃カメラの結果は異常なし。
つまり手術に支障なしと同義。

我ながらかなり混乱する。。。

942号室

2008年10月02日 | 病状経過
↑今朝まで居た病室の番号。
意志薄弱がゆえに験を担ぐこともままあるぼくにとっては
(えぇ~、病院にこんなのあり~!?)
しかも二人部屋。
なのでつまり(否応なしに)割増料金!トホホ。。

ものは考えようだ・・・
(吉兆を暗示する縁起などと関係なく
 確かな医療を施している病院としての自信なのだろう)
・・・と、思うことにした!(笑)

お疲れ…

2008年10月01日 | 病状経過
血管造影で注入したリピオドール(2週間後にCTに有効な薬)の副作用?の検査の為の採血→結果、異常なし。
出血時間検査5分は長すぎなので再検査→結果、1分半!…誤差ありすぎ、じゃん?でもこれも術前評価の大事な要件なのでラッキー!と云うべきか…(笑)
いずれにしても今日のこの二つの検査で明日(一旦…)退院する。(請求書もすでに届いた…笑)

質的診断は確定した。
方向も確定した。
残った術前検査は通院で胃カメラ・2週間後のCT、それに循環内科で心臓のチェックも…とか(+_+)

検査のお疲れ休みみたいな、のんびりした一日だった。

繋がれた

2008年09月30日 | 病状経過
眠ったという自覚がない。10時過ぎに横なり11時にムックと起きて本を読み。午前0時頃から音楽…ボブ・ジェームス~山崎ハコ(笑)
1時・2時は記憶があるからその後うつらうつらしたのだろう。4時半に起きる。

今日は今回入院のメインエベント(笑)血管造影検査。朝6時にはもう点滴用の針を刺される(x_x;)
7時にはICG(肝機能血管検査)。今年からの研修医という先生がシーツに血痕を残しながらも頑張ってくれた。その先生が回診の時に教えてくれた「肝機能いいですよ。7.5%」。にっこり笑って「ラッキー!」と応じた。10%未満は正常肝…つまり、手術に支障がないということなのだ…
15時頃予定の検査の為に早々に検査着に着替え昼飯は抜きで塩化ナトリウム・乳化ナトリウム・ブドウ糖を流し込まれている。
検査前には導尿管を挿入して今夜一晩、身動き不可。本と老眼鏡、リモコンとイヤホン、枕元に置いとかなくっちゃ!(笑)

臨床研究

2008年09月29日 | 病状経過
なにせ「人はみんな、より優れた人の為に生きている」が座右の銘?のぼくとしてはココは一肌脱がんと!(笑)
MRIの「肝細胞特異性造影剤(ガドキセト酸ナトリウム)の有用性評価」研究と「最近MRIである3.0テスラ高磁場装置と従来の1.5テスラの臨床応用比較」研究。
おかげでドッと疲れた(笑)。ただでさえ緊張の初MRI…幾何学的な音に硬直する身体。研究用ベッドに横たわった鉄腕アトムって感じだったが…その検査時間が長いこと!ながら2時間だも~ん(-"-;)
どっちにしても検査自体が両刃の剣、毒を喰らわば…の心境である(笑)
胸と腹のレントゲン・心電図・呼吸機能検査も無事?終了して、もう消灯時間である。

追加検査

2008年09月26日 | 病状経過
18:56
放射線科医師よりTEL。
主治医からの要請で追加検査としてMRIを行いたいとのこと。
特に、肝臓の細胞に入り込む造影剤(日本では今年1月から使用できるようになった)新薬を用いることについての説明を受ける。
「肝細胞に直接造影効果がでるため異変細胞の個数を判定し易くなった。」
「当院での使用例は約100件。副作用として確認されているのは(吐き気までには至らない)気分の悪さを訴えた方が3・4人。」
「使用した造影剤の半分は尿、半分は胆汁とともに自然排泄される。」

・・・了解する。

50ヶ月目

2008年09月12日 | 病状経過
この度も2週間の禁酒励行が奏効し(笑)
血液検査の結果は完璧にクリア。
肝機能・腫瘍マーカーも含め全て正常値だった。

が、しかし・・・

改めて、人体の不思議と検査機器の画像精度に驚く。

まるで暗闇の中の透明な断層を滑るように風は音もなく流れた
( 村上春樹『1973年のピンボール』 )


そんなフレーズが
そのまま、今の実感だ。

4年目検診クリア

2008年06月08日 | 病状経過
開腹手術した患者の大腸にカメラを押し入れるのはただでさえ面倒・・・らしいが、更にこちとらの腸内は憩室だらけ・・・らしいこともあって、お医者さんの悪戦苦闘ぶりがまんまこちとらの腹を刺激する。もう痛いのなんのって!みっともなくも呻きっぱなし。
な~ことで、
「すいませんね。辛い思いさせて」の言外に(徹底チェックに至らなかったかな?)という感じを残したものの二箇所の大腸ポリープを取ってもらった。
4年前の他院での検査で「そのうちに取った方がいいですね」と言われたことが気になって、こちらから希望してやってもらってもらったことだけどちょいとしんどかったぁ~。

その検査結果も含め4年目(正確には丸3年と11ケ月)検診無事通過!
ポリープ切除から約2週間の禁酒を断行したにもかかわらずGOTが51というのが気に入らなかったけど医師も意に介さない程度なので問題なしとしよう。
ただひとつのショック(?)は「ポリープ切除の患者さんは1年後に再検査するというのが“ガイドライン”」とか。
(うぇ~、またやるのぉ~~・・・涙)