アコギおやじのあこぎな日々

初老の域に達したアコギおやじ。
日々のアコースティックな雑観

楽器とガキは、手入れが一番

2015-01-02 | Weblog


 2015年、あけましておめでとうございます。


 今年も『自分の好きなことだけ』をやっていきます。


          ◇


 年末にルシアー駒木さんのギターメンテナンス講座を受講して、楽器の手入れの大切さを実感。


 バイオリン・オーナーの多くは楽器を丁寧に手入れしているが、ギター・オーナーはそうでない人も多い、と思う。まず自分が好例だ。


 ギターは、バイオリンほど繊細ではないと考えがち。


 バイオリンは製造だけでなく、調整や修理の職人も当たり前にいる。でも、ギターの場合は、そうではない。楽器の所有者はバイオリンよりはるかに多いけどメンテの職人が少なすぎる。ルシアーさんのような職人は、ギター界の宝だと思う。


          ◇


 一昨年に、バイオリンのテールピースとペグを換えた。劇的に音が変わった。


 昨年の暮れ、PRSカスタム24のギターヘッドのねじを締め直した。あまりの音が変わりように思わずふき出してしまった。


 ストラップをカナダ製のいいやつに変えてみたら、操作性が格段に向上した。周辺をちょっと変えるだけで予想をはるかに超える改善を得られる場合がある。


         ◇


 楽器を選ぶとき、素材、メーカー、自分の演奏スタイル、カスタマーレビューなどを参考にする。が、その楽器がどういう性質のものなのか、自分に向いているものなのかは、結局は、実際に購入して、3カ月くらい練習してみて、手入れもしてみて、でないと分からない。


 楽器で一番大切なのは素材じゃない。手入れだ。いくつかの楽器を所有してその思いを強くしている。


 子どもも共通点が多い。


 「生まれ」より「育ち」が大切だ。


 「メーカーも素材もいいのになぁ」という残念な楽器にはよく出合う。ガキも。


 子は親の鏡。


 子育て12年目に突入した年の初めに、あらためて思う。
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