先日、東京新聞に載ってて知った、コレジャナイロボ。
すんごい脱力系で癒される。
くだらないおもちゃ大好きな私は一目で気に入った。
買わないけど。
「欲しかったのはこれじゃなーい!!」と子供が泣きながら訴えたくなるような、そんな郷愁を誘う、手作りのロボ。
ぷ。うける。
このなんともいえない味わい深い手書きの線が泣かせる。
確かに、超合金(って、今もあるの?)のロボットをイメージして「ロボットが欲しい」っておねだりしたのに親が買ってきたのがこれだったら、コドモだったら泣いて抗議しちゃうかも。
私は断然こっちの方が好きだけど。
「コレジャナイロボ」っていうネーミングも秀逸。
前に糸井重里が、バウリンガルについて「この名前を付けた時点で勝ちだ」と言ってたけど、確かにネーミングって重要だよね。
キャッチーでありながら製品のコンセプトが名前を聞いただけで相手に伝わるって、すごいと思う。
「コレジャナイロボ」。絶妙だよなあ。
男性2人で作ってる会社で、完全手作りの製品らしいんだけど、
新聞の記事では、そのうちの1人が、ロボ作成担当の相方を評して、
「彼が書く線は、何度書いても絶対直線にならず曲がっている。そこが素晴らしい」というようなことを言って賞賛していた。素敵。
かなり人気が出てきていて、手作りだから生産が追いつかなくて大変らしいよ。
他の製品も面白いから、お暇な方はザリガニワークスのHPも覗いて見て下さい。
「太郎商店」のアイコンをクリックして、「カタログ」から商品が見れます。
自爆ボタンとかも最高。
デザインフェスタに出展したものらしい。
何の機能もない飾りなんだけど、「あなたのお部屋のカベ、パソコン、車、家電製品等に張るだけで緊張感が漂います」っていう商品説明が絶妙。
こういういたずらみたいな遊び心満載なことがちゃんと商品ベースに乗って成り立ってるっていうところも素晴らしいね。