タイトル "Emperor" は、無冠詞大文字です。
これは "God" など、
「唯一無二の存在」を表現するものです。
例えば、
薄儀を描いた「ラスト・エンペラー」は "The last Emperor"と、
大陸の皇帝は唯一無二の存在ではありませんので、
定冠詞 the がついています。
http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-1168.html
・・・かつて、NHKで放映されたドラマ「坂の上の雲」に
大いなる期待を抱いて、2,3回、高揚しながら見たことがあった。
「現代日本人に勇気と元気を与えるものとしたい」という惹句だったが、
原作を大きく改竄されている内容には、「失望」と「幻滅」を感じただけだった。
全13回放送のうち、3回目の途中で見るのをやめた。
NHK「坂の上の雲」が、おかしい
http://blogs.yahoo.co.jp/umayado17/60096377.html
NHK歴史観というか、原作にはない反日思想が入っていた・・・・。
だが、今回の「Emperor」は違うようだ。
試写の概要によれば、
「マッカーサーと昭和天皇の会談シーンが圧巻!」
とのこと。
そのときの様子についてのわかりやすいドキュメンタリーが
「マッカーサーを心服させた昭和天皇」で紹介されている。
このサイト後半の部分に書いてある全国巡幸についての
「40歳を過ぎた猫背の小男」が、「命知らず」にも、
「無防備のまま」で、「大混乱の焼け跡を巡って」いる
という部分は、東日本大震災の地に何度も足を運ばれた姿を彷彿させる。
また、マッカーサー自身による「回想録」や、リンクされている
「全責任を負う決意」から 勝手に憶測するのは・・・、
目の前で震えながら、死を賭して戦争の全責任をとろうとする男の姿にイエス・キリストを、
そのイエスと対峙するピラトの姿を自らに、マッカーサー自身がなぞらえていたのではないか、
そんなふうにも思われてくるのである。
昭和天皇とマッカーサーの歴史的会見
http://www5a.biglobe.ne.jp/~t-senoo/Sensou/kaiken/sub_kaiken.html
『終戦のエンペラー』予告編
http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=N3BAKr32p7k
『終戦のエンペラー』特別映像
http://www.youtube.com/watch?v=9WVsX25Cwh4
昭和天皇を演じた片岡孝太郎は
「ちょうど歌舞伎の公演と重なり、亡くなった(中村)勘三郎兄さんに
相談したら『歌舞伎どころじゃない。ぜひ出ろ』 と言われた」
http://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/38882
「日本は自衛戦争」マッカーサー証言 都立高教材に掲載 贖罪史観に一石
http://sankei.jp.msn.com/life/news/120330/edc12033008120003-n1.htm
日本人が、先の敗戦で学んだことは、
「負ける戦争は絶対にしてはならない」
ということだろう。
日本を取り巻く領土問題や、慰安婦や大虐殺などといった
ありもしない加害者としての贖罪意識、自虐観などは、
戦争に負けたことが発生源となっている。
遠い昔、孫子にも
「戦わないで勝つのが最良」
とあり、
「勝てそうになければ戦うな」
というのが鉄則とある。
戦わないためには、
相手に「戦おう」という気持ちを湧かせないほどの
国力・経済力・軍事力を国内に充実させ、
むやみに、その行使をひけらかさない「木鶏に似たり」の
状態でいることが望ましい。
木鶏鳴子夜
http://www.jyofukuji.com/10zengo/2003/02.htm
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マッカーサーを叱った男として知られるのが白洲次郎
白洲次郎「マッカーサー元帥、日本はあなたの奴隷ではない!」
http://ameblo.jp/yukiput/entry-11313576743.html
実は、この白洲次郎ら3人が1晩で書き上げたのが現在の「日本国憲法」
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/56814434.html
『戦後のどさくさにマッカーサーの押し付けた憲法など、いつか捨ててやる』
白洲次郎をパロっている
白戸家については、後日、北朝鮮との関連とともにコメントしてみたい。
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関連して・・・(してないかもしれないが)
習近平はなぜ「天皇会見」にこだわったのか
http://wedge.ismedia.jp/articles/-/678
宮内庁グッジョブ!
http://moheru.at.webry.info/200912/article_17.html
宮殿内のカメラの1つが、ドアに入る前の習近平の影が一度立ち止まり、ドアの手前で深々と頭を下げていた様子を、影の動きとして見えていたのを、しっかりと撮影していました。
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1281836532
・・・陰が動く映像がどこかにあったはずだが、
どうしても見つけられなかった。削除されたのかも。