写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

映画「Emperor」(邦題:『終戦のエンペラー』)

2013年07月20日 | 歴史・史実

タイトル  "Emperor" は、無冠詞大文字です。

これは "God" など、

「唯一無二の存在」を表現するものです。

 

例えば、

薄儀を描いた「ラスト・エンペラー」は "The last Emperor"と、

大陸の皇帝は唯一無二の存在ではありませんので、

定冠詞 the がついています。

http://yukokulog.blog129.fc2.com/blog-entry-1168.html

 

 

 

・・・かつて、NHKで放映されたドラマ「坂の上の雲」に

大いなる期待を抱いて、2,3回、高揚しながら見たことがあった。

 

「現代日本人に勇気と元気を与えるものとしたい」という惹句だったが、

原作を大きく改竄されている内容には、「失望」と「幻滅」を感じただけだった。

 

全13回放送のうち、3回目の途中で見るのをやめた。

 

NHK「坂の上の雲」が、おかしい

http://blogs.yahoo.co.jp/umayado17/60096377.html

NHK歴史観というか、原作にはない反日思想が入っていた・・・・。

 

 

 

だが、今回の「Emperor」は違うようだ。

 

アメリカ映画が描いた昭和天皇

 

試写の概要によれば、

「マッカーサーと昭和天皇の会談シーンが圧巻!」

とのこと。

 

 

そのときの様子についてのわかりやすいドキュメンタリーが

マッカーサーを心服させた昭和天皇」で紹介されている。

 

 

このサイト後半の部分に書いてある全国巡幸についての

  「40歳を過ぎた猫背の小男」が、「命知らず」にも、

  「無防備のまま」で、「大混乱の焼け跡を巡って」いる

という部分は、東日本大震災の地に何度も足を運ばれた姿を彷彿させる。

 

 

また、マッカーサー自身による「回想録」や、リンクされている

全責任を負う決意」から 勝手に憶測するのは・・・、

目の前で震えながら、死を賭して戦争の全責任をとろうとする男の姿にイエス・キリストを、

そのイエスと対峙するピラトの姿を自らに、マッカーサー自身がなぞらえていたのではないか、

そんなふうにも思われてくるのである。

 

 

昭和天皇とマッカーサーの歴史的会見

http://www5a.biglobe.ne.jp/~t-senoo/Sensou/kaiken/sub_kaiken.html

 

 

『終戦のエンペラー』予告編

http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=N3BAKr32p7k

 

『終戦のエンペラー』特別映像

http://www.youtube.com/watch?v=9WVsX25Cwh4

 

 

昭和天皇を演じた片岡孝太郎は

「ちょうど歌舞伎の公演と重なり、亡くなった(中村)勘三郎兄さんに

相談したら『歌舞伎どころじゃない。ぜひ出ろ』 と言われた」

http://tvfan.kyodo.co.jp/news/topics/38882

 

 

「日本は自衛戦争」マッカーサー証言 都立高教材に掲載 贖罪史観に一石

http://sankei.jp.msn.com/life/news/120330/edc12033008120003-n1.htm

 

 

 

日本人が、先の敗戦で学んだことは、

負ける戦争は絶対にしてはならない

ということだろう。

 

日本を取り巻く領土問題や、慰安婦や大虐殺などといった

ありもしない加害者としての贖罪意識、自虐観などは、

戦争に負けたことが発生源となっている。

 

 

遠い昔、孫子にも

「戦わないで勝つのが最良」

とあり、

「勝てそうになければ戦うな」

というのが鉄則とある。

 

 

戦わないためには、

相手に「戦おう」という気持ちを湧かせないほどの

国力・経済力・軍事力を国内に充実させ、

むやみに、その行使をひけらかさない「木鶏に似たり」の

状態でいることが望ましい。

 

木鶏鳴子夜

http://www.jyofukuji.com/10zengo/2003/02.htm

 

 

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マッカーサーを叱った男として知られるのが白洲次郎

 

白洲次郎「マッカーサー元帥、日本はあなたの奴隷ではない!」

http://ameblo.jp/yukiput/entry-11313576743.html

 

 

実は、この白洲次郎ら3人が1晩で書き上げたのが現在の「日本国憲法」

http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/56814434.html

『戦後のどさくさにマッカーサーの押し付けた憲法など、いつか捨ててやる』

 

 

 

白洲次郎をパロっている

白戸家については、後日、北朝鮮との関連とともにコメントしてみたい。

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関連して・・・(してないかもしれないが)

 

 

習近平はなぜ「天皇会見」にこだわったのか

http://wedge.ismedia.jp/articles/-/678

 

 

宮内庁グッジョブ!

http://moheru.at.webry.info/200912/article_17.html

 

 

宮殿内のカメラの1つが、ドアに入る前の習近平の影が一度立ち止まり、ドアの手前で深々と頭を下げていた様子を、影の動きとして見えていたのを、しっかりと撮影していました。

http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1281836532

・・・陰が動く映像がどこかにあったはずだが、

どうしても見つけられなかった。削除されたのかも。