写真は20年以上も前のものとなりました

つれづれなるまゝに日ぐらしPCに向かひて心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく書きつづっていきます

パール判事(2)

2014年09月03日 | 歴史・史実

 


 

以前、パール判事 をテーマにして書いたことがあったが、

まさか、世界最大の民主国家の、現役の首相がコメントする

とは思わなかった・・・。

 

 

(モディ首相)

 

 

 

日経新聞

モディ首相、歴史的な絆にも言及 パール判事引き合い

 

日経は割と早く蔵入りさせるので全文コピーしておくと、

 

「パール判事の役割を我々も忘れていない」。インドのモディ首相は

1日の安倍晋三首相との会談で、第2次世界大戦後の東京裁判で

A級戦犯を全員無罪とする意見を出した同国のパール判事の話題を

自ら持ちだした。「日本人は(パール判事を)みんな知っている」と、

日印両国の歴史的な絆も強調した。

 モディ首相は就任後、周辺国以外で初めて2国間外交で訪れる国に

日本を選んだ理由に言及。昨年11月の天皇、皇后両陛下の訪印や

1月に安倍首相が日本の首相として初めてインドの「共和国記念日」の

式典に出席したことを挙げ、「日本とインドの交流の現状は非常にいい

状態にある」と語った

 

 

産経新聞は、もう少し踏み込んだ内容となっている。

 

東京裁判で果たしたパール判事の役割忘れない

 

インドのモディ首相は1日夜の安倍晋三首相との夕食会で、

極東国際軍事裁判(東京裁判)で判事を務め、被告全員の

無罪を訴えたパール判事の話題に触れ、その功績をたたえた。

・・・インドのパール判事は東京裁判に対する意見書で、

戦勝国が事後法により敗戦国を裁くことに疑問を提起し、

原爆投下を批判した人物として知られる。

 

 

朝日新聞が真っ青になる出来事なのに、

読売とかの他紙&TV局は全くのスルー・・・・・。

 

まぁ、アメリカの顔色を窺ってから、恐るおそる 小出しで

出してくるんだろうけど・・・・。

 

 

そんな中、若い市議会議員が奮闘している。

【時代の動く音】印首相「パール判事に言及」

 

 

ザ・リバティ なる いかがわしいサイトでも採り上げているが、

こちらはサラリと読み流しておいていい。

 

 

 

公益財団法人 日印協会

インド、トルコ、ミャンマー。共通項は? 正解は、世界でも

「超」のつく親日国だ・・・・。

 

 

 

チャンドラ・ボース復権が意味するもの

モディ氏は選挙中、インド独立のリーダー、チャンドラ・ボース

国として文民の最高の勲章を贈ると言明した。ネルー以来

インドの歴代首相は日本と友好関係を保ってきた。特に戦後日本の

主権回復と国際社会への復帰にとても前向に協力してきた。

アメリカを初め多くの国々から招待受けた中で日本を優先的に

訪問先にする姿勢を示したのも、単に経済的な理由ではなく、

地政学的、精神的にも、日本との関係者を優先している証である。

 

 

 首都デリーに立つ チャンドラ・ボースの彫像

(周りは 日の丸の旗を持つ日本兵

 

 

(画像をウリックすると大きな画面に。)