以前、パール判事 をテーマにして書いたことがあったが、
まさか、世界最大の民主国家の、現役の首相がコメントする
とは思わなかった・・・。
(モディ首相)
日経新聞
日経は割と早く蔵入りさせるので全文コピーしておくと、
「パール判事の役割を我々も忘れていない」。インドのモディ首相は
1日の安倍晋三首相との会談で、第2次世界大戦後の東京裁判で
A級戦犯を全員無罪とする意見を出した同国のパール判事の話題を
自ら持ちだした。「日本人は(パール判事を)みんな知っている」と、
日印両国の歴史的な絆も強調した。
モディ首相は就任後、周辺国以外で初めて2国間外交で訪れる国に
日本を選んだ理由に言及。昨年11月の天皇、皇后両陛下の訪印や
1月に安倍首相が日本の首相として初めてインドの「共和国記念日」の
式典に出席したことを挙げ、「日本とインドの交流の現状は非常にいい
状態にある」と語った
産経新聞は、もう少し踏み込んだ内容となっている。
インドのモディ首相は1日夜の安倍晋三首相との夕食会で、
極東国際軍事裁判(東京裁判)で判事を務め、被告全員の
無罪を訴えたパール判事の話題に触れ、その功績をたたえた。
・・・インドのパール判事は東京裁判に対する意見書で、
戦勝国が事後法により敗戦国を裁くことに疑問を提起し、
原爆投下を批判した人物として知られる。
朝日新聞が真っ青になる出来事なのに、
読売とかの他紙&TV局は全くのスルー・・・・・。
まぁ、アメリカの顔色を窺ってから、恐るおそる 小出しで
出してくるんだろうけど・・・・。
そんな中、若い市議会議員が奮闘している。
ザ・リバティ なる いかがわしいサイトでも採り上げているが、
こちらはサラリと読み流しておいていい。
インド、トルコ、ミャンマー。共通項は? 正解は、世界でも
「超」のつく親日国だ・・・・。
モディ氏は選挙中、インド独立のリーダー、チャンドラ・ボースに
国として文民の最高の勲章を贈ると言明した。ネルー以来
インドの歴代首相は日本と友好関係を保ってきた。特に戦後日本の
主権回復と国際社会への復帰にとても前向に協力してきた。
アメリカを初め多くの国々から招待受けた中で日本を優先的に
訪問先にする姿勢を示したのも、単に経済的な理由ではなく、
地政学的、精神的にも、日本との関係者を優先している証である。
首都デリーに立つ チャンドラ・ボースの彫像
(周りは 日の丸の旗を持つ日本兵)
(画像をウリックすると大きな画面に。)