罪の意識

この話は　懺悔につもりで告白します

我が家の外物置のドアは建付が悪く開閉がスムーズに出来ません

無理に開閉しようとするとドアが外れて面倒な事になります

なので　いつもドアは半開きな状態です

勿論　冬も　年中です　　なので　戸口付近は雨や雪が入り込みます

一度　生ゴミを物置に置きっぱなしにした時には

野良猫が入り込んだのか　ゴミ袋が食いちぎられゴミが散乱

良い状態ではないよな～　とは思ってはいたけど・・・

いつの頃からか　物置付近の上に走る電線に　

いつも同じ雀と同じ位の大きさの白い鳥がとまって居るのは分かってはいた

私が用事で物置へ出入りした時に　

２度程その白い鳥が物置の中から慌てて出て来るのに出くわした

その時は　中でイタズラしてるのか！？とかしか思わなかったのだが

３度目の時・・・　又しても慌てて出てきた鳥と物置の中に異様な雰囲気を感じた

まさか！！！　　・・・目を凝らして　中を探ると・・・　枯小枝と藁で出来た様な巣発見

まさか！！！　　・・・中でグロテスクな赤黒い雛鳥が嘴大きく開けて餌待ってる状態

何故だ～やめてぇ～　人間が出入りしてる場所だって分かってるだろーがぁ～！！！

これを読んだあなたなら　こんな時　どうしますか？

 

私は　可哀想だとは思ったけど　　・・・巣ごと外に出しました

そうすると　結果は　もう分かりますよね

母鳥と思われる白い鳥は頭上電線の上でじっと事の成り行きを見守る事しか出来ぬ様で

・・・今も　心が痛いです　　　罪な事をしてしまいました

 

いちいち面倒で　厄介なドアだけど　ぴっちりとドアは閉める様にしました

翌日から母鳥は何処へ行ったか　姿消えてしまいました