きまま日記

自分日々の生活日記と
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精神病院へ入院

2021-01-15 12:05:13 | 家族

午前9時に、薬も無くなったし、診察の予約があるからと

いつも通院している認知症外来へ 弟夫婦と施設の看護師さんが付いて

母はいつもの様に見送り、父を普段と同じ様に車に乗せ、病院へ連れて行った

 

前日には 父がディサービスに行ってる間に、母と嫁さんで父の入院の支度し

当日は 父に気づかれぬ様に入院用の荷物はトランクに隠して 失敗は出来ない

病院側からは 先ず本人を待合室迄連れて来てくれたら 後は此方が責任持ちますと

 

事の内容は全て 弟夫婦から聞いた話ですが・・・

 

診察室で 担当医は父に直球

「今の状態では 入院した方が良いですね 

 介護されてる奥さんが 疲れきってて このままでは 倒れてしまします!

 はい!入院しましょう!」

突如、考えてもいなかった入院話に父は 過去にない程の大抵抗しました

「俺は 入院なんかしなくても 全然大丈夫だ!!!!

 妻だって 全然平気で 大丈夫だし!!!」

 

気付いた時には 父の両サイドには 体格の良い男性職員が2人と後ろに1人の計3人

家族の方は診察室から出て下さいと促され・・・

男性2人に両脇を抱えられ 大声で喚く父を病室に連れて行かれる後ろ姿を最後に見たと

 

昼近くになって やっと弟夫婦から 連絡が来た

「今、やっと色んな手続き済んだよ 普通の入院と違うから とても時間掛かったわ・・・」

 

私が掛けれる言葉は

「ご苦労様でしたね 嫌な役させて ごめんね」

 

母は母で 最期に父が言い放った「妻は全然平気で大丈夫だ!」って言葉聞いて

ムカつくより かえって スッとした様で

短い期間だったかもしれないけど 私自身が限界迄看たと思うから

これで 良かった

 

父がまだ若い頃は 仕事での鬱憤か何かは知らぬが 性格なのか

本当に些細な事で 私達子供は 叩かれ 怒鳴られて育ちました

大きなガラスの灰皿を頭めがけて投げ付けられた事もあります

子供ながらにも目を疑いました この人は 何? 私を殺す気だったの?と

 

夫婦喧嘩も よくしてたのを 私は記憶している

昔の人だから 簡単に離婚出来なかったのでしょう 子供二人いたし

子供心に 本当に母が家を出て行ったら 

もしかして母は幼い弟だけ連れて行って 私は 父の元に置かれるかも

と毎回恐怖でした

弟は弟で、女児の姉だけ連れて行って 男児の俺は置いてかれると思ってたそう

 

人の痛みを知る 人に対しての思いやりの気持ち この人は あったのかな?

父親の自覚は してたのかな?

我儘で、短気で、融通も利かず、定年してからは ホント、自分勝手だった

 

精神病院の認知の入院は一時的なもので 死ぬまでずっとではない

何処か施設に空きが出るまでの  介護に疲れ果てた家族を守る為の手段

 

あの性格では グループホームは無理でしょうし

多分、足腰も入院生活で益々弱る可能性高いし

でも 自宅へ戻る事は もう無い

 

短期間で此処迄至れたのは 積極的に動いてくれた嫁さんのお陰

昔、老人介護施設で働いた事がある経験もあって伝手もあった様

父はもうすぐ要介護2になるでしょう 認知の進み早いです

 

夜に 母に電話した 母の声が 久しぶりに張りがあり明るかった

しばらく1人でゆっくりしたいと 自分のペースで後片付けしたいと

私も 一週間後位には 様子見と家事手伝いに 実家へ行くつもり

 

勿論、実家へは バスや電車は使わず 自家用車で送迎してもらい

実家でも食事時以外はマスク着用で 食事も互いに横向きで食べよう

 

 

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