~南知多キャリア・ビレッジ通信~

愛知県知多半島の南端、南知多町。若者の就労支援と南知多の活性化をコラボしていきます。合宿型若者自立プログラムやってます!

いよいよ第3期開始

2006-02-23 22:38:47 | 若者自立塾
2期生もほとんど卒塾し、現在第3期生の受け入れを行っています。

「キャリア・ビレッジ」では、各期の入塾は、敢えて一律スタートの形式はとっていません。多少ずれて入塾してもらい、新規の塾生とは、その日1日かなりの密着度で接することにしています。まずは、個々の持つ状態の把握に全力を注ぐからです。例えば今回は、16日に2名、23日に2名、3月2日に1名というような、入塾に時間差があります。このように入塾してもらうことによって、相当新規塾生の現状を出来るだけスタッフが肌で感じることを入塾時の最重要項目としています。
今日は新規塾生を、塾の備品や食材の買い出しに連れまわしました。ここで見えてくることがあります。

 1.目配り、気配りが出来る人かどうか。
  買い物カートを率先して持ってくれる人、食材を袋に上手に収める人、いろいろです。

 2.コミュニケーション能力の高低
  その能力が高い人であれば、車中の雑談も弾むし、そうでないと、こちらからの問いかけが殆どで、話が続かなかったりします。また、話し方などで、どれほどの社会経験(キャリア)があるのかも見えてきます。

 3.家庭で今どう生活しているか。
  買い物することで、多少は生活面では自立しているかどうかが窺い知ることが出来ます。

そして歓迎会。
キャリア・ビレッジ恒例「卓球大会」で体を動かしコミュニケーションをとることで、積極性や意外性などが見えてきます。

初日から数日は、とにかくその人の「素」を見る期間。そしてその人の最重要課題を見極める期間でもあります。

さて、第3期生は結構高学歴者が多い。それが就職にプラスとなるか、それとも、本人のプライドが現状を受け入れられるか、塾生との「心の闘い」がまた始まる。