~南知多キャリア・ビレッジ通信~

愛知県知多半島の南端、南知多町。若者の就労支援と南知多の活性化をコラボしていきます。合宿型若者自立プログラムやってます!

就労フィニッシングキャンプ

2009-10-15 07:59:40 | 若者自立塾
こんにちは。スタッフのDaviです。ちなみに日本人です。

先日、名古屋市さん主催で「就労フィニッシング・キャンプ」という
2泊3日の合宿がありました。
わがキャリア・ビレッジ塾長、杉浦が全日程の運営をしましたので
当然、うちからも数名塾生を連れて行くわけです。

「就労フィニッシング・キャンプ」その名の通り、
就職活動を締めくくりたい若者たちを対象とした
ちょっぴり新人研修さながらの内容がこの3日間で繰り広げられました。
名古屋市エリアから9名、岐阜エリアから1名、キャリア・ビレッジから3名の
計13名が寝食を共にしたわけです。

このキャンプで試されるもの。
それは柔軟性、体力、耐力、コミュニケーション力、誠実さ、マナーなどなど。
決して、厳しさあふれるピリピリムードのキャンプではありませんが
就活人、新社会人として相応しくない態度の者にはそれなりの反省をともなってはねかえります。

写真は1日目の「プレ面接」の様子。それまで、経験のすくない参加者には
この体験は非常に難しく緊張の時間だったと思います。
面接官に自分の人生の転機を委ねる。これは確かに緊張し恐ろしいことですが
会社にとってもこの人物を組織の一員とするか否かは生命線の上での大事件です。
面接官により良い印象を持っていただく。気に入っていただく。
さらに言えば自分を売りに出して高く買ってもらう。
もっと言えばいかに他人をあざむいてゆけるか・・・。

ちょっと言いすぎましたか・・・。

しかし、誰しも人をあざむきたいと思う人はいないはず。
本当の自分を見てもらいたい。評価してもらいたいと思うのが普通です。
本当の自分が何の抵抗もなく人にさらけ出せればの話ですが。

昔から「滅私奉公」という言葉がありますが、
組織の中で生きるということはある意味では自分を我慢すること、耐えることに
通ずると思います。個人の価値観を抑え、組織の価値観、いわゆる理念や方針に
基づき行動することが求められるからですが、自分がその組織の理念を
共有できるものでないときは、とてもつらい状況に陥るでしょう。
それらを共有する意思や覚悟を試すがごとく、社会は時に理不尽なことも
要求してきます。
若者に限らず、全くストレスのかからない社会や企業はないと言っていいでしょう。
そういうハードル越えを一つのスポーツとして楽しんでいくぐらいの
軽快さも必要かもしれませんね。
                   
10月10日   キャリア・ビレッジにて