~南知多キャリア・ビレッジ通信~

愛知県知多半島の南端、南知多町。若者の就労支援と南知多の活性化をコラボしていきます。合宿型若者自立プログラムやってます!

塾生と対決!?

2009-02-14 08:22:12 | 若者自立塾
いよいよ明日は「キャリア・コンサルタント名古屋大会」です。

パネラー、やらせていただくことになっています。

テーマは「キャリア・コンサルタントの専門性」となっています。

さて、私には、キャリア・コンサルタントとしての専門性を語る資格は
きちんと備わっているのでしょうか。
そもそも何を持って専門性とするか、このあたりが明確でないから
このテーマでディスカッションするわけですよね。
なので、私が考える専門性というものが一般的に通じるのかすら、
それを照合する基準がどこかに示されているというわけではありません。

ただ、今回この大会に、キャリア・ビレッジの塾生たちも
会場スタッフとしてお手伝いしてもらう傍ら、
私のパネラー振りを見てもらって、彼らに講評してもらおうと
思っています。

これは、一般的なスーパーバイザーよりも別の意味でシビアな、
いわゆるクライエント目線そのもので評価をしてもらうわけです。
さらに、普段、一緒に過ごしている塾生です。
私の言うことと塾での行動とがちゃんと筋が通っているか、
うそやごまかしがないか、しっかり判定できる人たちです。

そう、これは塾生と私のガチンコ対決なわけです。
会場には約150人の有資格者、それに塾生、
さらにオファーいただいた主催者様、

おそらく喉カラカラになりながらのパネルディスカッションになることでしょう。

自分の全てを出し切るだけですね。

このブログをご覧いただいている人の中には、
明日の大会に何人かいらっしゃるのは間違いないようで、
一つでも何かお土産になるようなことを
感じ取っていただけたら幸いです。


さて、今日は4月からの3ヶ月&6ヶ月プログラム開始に向けて、
塾のNEWリーフレット作りにとりかかります。

派遣切り電話相談ボランティア始めます!

2009-02-13 02:39:34 | 若者自立塾
こんばんは。
今は2月ですが、頭の中には4月以降の事柄が
ワンサカと詰まっています。

今日もこんな時間にブログ書いているのは、
別に私が昼夜逆転しているわけではございません。
明日(もう今日だ、、、)の朝は、塾生君たちと同じく、
6時30分の点呼には間に合うように起きていかねばならんです。

なのに、ブログ書いている自分がなんとも滑稽です。

つい先ほどまで、とある行政機関の来年度委託事業の
企画書なんぞをパチパチと作っておりました。
道半ばというところですが、力尽きました、、、。
寝ます。

そうなんですよ、企画書やら計画やら、とにかく
新年度を迎えるにあたってやっておかなきゃいけないことが
たくさーん、あるのです。

急に仕事が無くなって、路頭に迷っている人たちからすれば、
幸せなんでしょうね。そう、このしんどい時期を乗り越えれば、
そう実感できると思います!

で、話が派遣切りに行くわけですが、

私が所属している団体は、キャリア・コンサルタント資格を
付与することができる団体でして、多数の有資格者が会員と
なっていただいております。

昨今の経済情勢の悪化から、職場を失った派遣労働者等を対象に、
電話による個別相談、キャリア・コンサルティングを
無償ボランティアで実施します。
製造業を中心に派遣切り、雇い止めにより、失業者数もまだまだ
増加の一途を辿っています。このような世相の中、
私たちキャリア・コンサルタントに出来ることといえば、
失業者の不安を取り除き、そこに立ち止まらず前進する勇気を
与えることではないでしょうか。この電話相談を通じて、
現在の窮状に対しての救済情報を提供することはもちろんですが、
キャリア・コンサルタントが対応することで、一人でも多くの人が
今後の職業人生が円滑にいくよう、キャリア形成という視点で
相談者に気付きを与えることができないかと考えています。

開設期間:平成21年2月16日(月)~約1ヶ月ほどの予定
(様子を見ながら終了時期を決めます。)
受付時間:月曜日~金曜日の平日18:30~19:20/19:30~20:20/20:30~21:20 
担当者:キャリア・コンサルタント有資格者
相談内容:再就職先がみつからない、突然解雇された、
     何をしたらいいのかわからない等、働く上で悩む様々な相談に応じ、
     情報提供や、今後の対応についてアドバイス等を行います。

相談窓口電話番号:052-700-2396 

費用:無料

注意事項:①電話相談において、職業の斡旋は行いません。
     ②対応時間以外は、他の業務で使用している電話回線ですので、
      相談はお控えください。


働くことが「生業(なりわい)」から「自分さがし」に
なってしまった世の中に、何か一石を投じているかのような
今回の雇用不安。「生きる」ことに必死になっている失業者の皆さんに
どんな力添えができるか分かりませんが、とにかく向き合ってみます。


波まくらロール オーダー入りました!

2009-02-12 02:16:08 | 若者自立塾
キャリア・ビレッジでは、若者自立塾の塾生に啓発的経験として、
「パン屋さん起業体験プログラム」なるものを実施しています。
現在、14期生の彼らは、この2ヶ月強の間に、3度のパン製造販売に
挑戦しています。

なかなか今期はパンの出来も良く、2度目に取り組んだ、
カレーパンとメロンパンは売り物としても本当のパン屋さんに
近づけた出来でした。
その出来の良さに、労働体験先の旅館では、3度目の際に
なんと、90個もオーダーをしていただけました!
これは快挙です。

そんなこんなしていましたら、今度は全く別のところから
「波まくらロール」のオーダーをいただきました。
隣町の武豊町(「たけとよ」です。たけゆたか?残念!)の
ゆめたろうプラザで、2月20日(金)に開催される、
「武豊春の音楽祭」に合わせて、パン販売をやってほしいとの
オファーです。いやー、ついにここまで来たか!という感じです。

波まくらロールとは?

南知多名物「波まくら」という餡の入った和菓子を、
バターロール生地で巻いて焼くという、一風変わったパンなのです。
波まくらを食べたことのある人でも、それがパンになるというのが
結構不思議なもののようで、どんな味なのか想像できないという、
サプライズなパンなのです。

しかし、最近のパン作りでは、波まくらがパンの大きさのわりに
原価の3分の2を占めるということもあり、メニューから
外していたのです。過去2年は作っていない気がします。
そんな「幻のパン」をゆめたろうプラザの職員さんは覚えていたのです!

さて、期待に応えるべく、精魂こめてパンを仕込みます。

お近くの皆さん、是非音楽を楽しみに来場しがてら、
波まくらロールをお買い求めください。

ゆめたろうプラザはこんなところです。
http://www.town.taketoyo.lg.jp/kaikan/index.html

おっと、波まくらもこんな感じです。
http://www.namimakura.net/index.html

さて、どれくらい売れるかな?









寮生との会話

2009-02-11 10:52:35 | 若者自立塾
キャリア・ビレッジには、自立塾修了後に自宅に戻らず、
寮生として滞在を続ける人が時々います。
寮生になる条件は、寮費を原則自分で稼ぐこと。
近隣でアルバイトをしながら、もう少し長期的な展望を
持つための時間を確保するというような仕組みです。
塾生期間は自己負担金といっても当然本人が負担できる状況
ではないので、「自立準備」ということを、経済的にはまだ
家族に頼りながら進めていく形式ですが、寮生というのは、
家、親からの経済的な自立のステップという位置づけでも
あります。別に、家に戻って働いて、お金を家に入れるという
流れが取れればそれでいいのですが、そう上手く進まない場合も
結構発生しますので、フォロー措置として設けています。

そんな感じで、現在2名の寮生がいます。
1人はホテルのフロント業務でアルバイト。
働き振りが認められ、もうすぐ契約社員に格上げです。
もう一人は別のホテルで厨房業務のアルバイト。
昔、飲食店でわりと長くアルバイトをした経験もあり、
料理長には「即戦力、助かってるよ。」と言っていただけています。

今朝、即戦力君27歳と朝食を取りながらの会話。

「今度、親たちに聴いてほしい私たちの生の声、というテーマの
パネルディスカッションを他のNPOさんが実施するけど、
どう?パネラーやってみる気ある?」
「いやあ、別に親に何か言いたいということは特にないですよ。
 昔は、親や周囲に対して不満を感じることもありましたが、
 ふと、そんなこと考え続けていても、自分がいい方向には
 進んでいかないと感じるようになって、そういう捉え方は
 しないようになりました。確かに、今もまだアルバイトで、
 特に現状に満足できているわけではないですが、それを
 他人のせいにする気はないし、上手くいかないときに、
 いつも他人のせいにしてしまうような人間にはなりたくないです。」

彼の言うことに、とても感心しました。
被害者意識、やらされ感、やってもらえない感、
分かってもらえない感、これらは、心に苦痛をもたらす
大きな要素です。
同じ出来事でも、人によって受け止め方が違うのですが、
受け止め方で、幸せにも不幸にもなるものです。

一方で、親の影響は間違いなく大きく、
考え方が幸せな方向に持って行けない思考をもつ人の中に
ある意味では、親の影響によりそういう思考パターンが
形成されてしまったのだと感じるケースを多数見てきました。
ですが、その思考パターンに踏みとどまれば、
自分が不幸になると気付くことと同時に、
一人の「意思を持った存在」として、
思考パターンを書き換える努力が可能なのも事実です。
自分ひとりでそれができない場合や、親の影響下では
上手く変化させられない場合も多々あることです。
そういう意味では、親から離れて、環境を変えることは
非常に有効だと思います。

塾は親から離れて自分を見つめるのに格好の環境。

もうすぐ春です。

新たなスタートを切る意思を持って、ここに来てくれる人、
待ってますよ。