11月17日(金)に、愛知県体育館にて開催された「大転職フェア」に塾生と共に
行ってきました。
5期生で、このフェアに興味を持ったのは2人。他は遠隔地(東京)、既に企業で研修を受けている、まだまだ職務能力に自信がないという状況でしたので、彼らにはパン製造・販売を中心に活動してもらうことにしました。
パンについては、以前に「起業体験」という主旨で、ほとんどの作業を塾生に任せて、ある程度の成果を出していましたので、今回は事前の不安感はあまりなく、慣れた様子で取り組むことができたようです。
問題は販売場所。企業展会場の敷地が名古屋城の公園という状況で、少々離れていて、ブースを出展している企業の担当者へのPRになればという思いがどこまで達成できるか、また、実際に人の流れの中心からも若干ずれた場所でしかパン販売車を乗りつけることが出来ないため、果たしてどれだけ売れるのか、という心配を抱えながらのスタート。
結果的には、パンは当初目標の30個を完売。
前回、初めて呼び込みということをやったという塾生も、今回は、「この人はなんとなく買ってくれそう」「見込み無し」という想像をしながら声をかけたりビラをまいたりする余裕があった、と、やはり経験がモノを言うということを実感したようです。声をかけることも特に抵抗はなかったとのことで、彼にはいろいろな可能性を感じました。
さて、もう一方の企業展について。
今回の企業展は、中部地区最大とテレビCMが毎回流れているもので、ブースを出すにもかなり費用をかけている、いわば、人財確保にお金をかけることをいとわない、少々レベルの高い企業が中心で、社会経験、実務経験、年齢など、条件的には彼らにとっては厳しいところが多かったようです。
結局、ブースに座っても、門前払いに近い状態でした。
過去、2度ほど同じ主催者の企業展に参加した際には、3期生は3名、4期生は1名が出展企業への採用までたどり着いたのですが、、、。
分析しますと、
1.理工系、情報系の職は現状のスキルが問われる=最低限、資格は必要。
2.30代はさらに社会経験も問われる
3.販売、飲食、営業といった分野は、印象がよければ採用の可能性もある。
というところでしょうか。
ブースを回った2人に感想を聞いたところは、具体的な就労への期待という成果は
なかったものの、今後の就職活動の方向性を考える機会になったことを収穫と捉えてくれたようです。
パン販売終了後、企業展参加者以外は時間もあったため、「ヤング・ジョブ・あいち」という、いわゆるジョブカフェへと連れて行きました。
過去、3人とも入塾前にハローワークにいったことがない人たちばかりだったので、雰囲気はハローワークとは違うものの、就職支援情報の収集の場として、この存在を知らしめておくにはよい機会となりました。公共の職業訓練もいろいろあることに感心している様子でした。
もうすぐ5期生の卒塾ラッシュです。この時期は1日が過ぎるのが早く感じます。
了
行ってきました。
5期生で、このフェアに興味を持ったのは2人。他は遠隔地(東京)、既に企業で研修を受けている、まだまだ職務能力に自信がないという状況でしたので、彼らにはパン製造・販売を中心に活動してもらうことにしました。
パンについては、以前に「起業体験」という主旨で、ほとんどの作業を塾生に任せて、ある程度の成果を出していましたので、今回は事前の不安感はあまりなく、慣れた様子で取り組むことができたようです。
問題は販売場所。企業展会場の敷地が名古屋城の公園という状況で、少々離れていて、ブースを出展している企業の担当者へのPRになればという思いがどこまで達成できるか、また、実際に人の流れの中心からも若干ずれた場所でしかパン販売車を乗りつけることが出来ないため、果たしてどれだけ売れるのか、という心配を抱えながらのスタート。
結果的には、パンは当初目標の30個を完売。
前回、初めて呼び込みということをやったという塾生も、今回は、「この人はなんとなく買ってくれそう」「見込み無し」という想像をしながら声をかけたりビラをまいたりする余裕があった、と、やはり経験がモノを言うということを実感したようです。声をかけることも特に抵抗はなかったとのことで、彼にはいろいろな可能性を感じました。
さて、もう一方の企業展について。
今回の企業展は、中部地区最大とテレビCMが毎回流れているもので、ブースを出すにもかなり費用をかけている、いわば、人財確保にお金をかけることをいとわない、少々レベルの高い企業が中心で、社会経験、実務経験、年齢など、条件的には彼らにとっては厳しいところが多かったようです。
結局、ブースに座っても、門前払いに近い状態でした。
過去、2度ほど同じ主催者の企業展に参加した際には、3期生は3名、4期生は1名が出展企業への採用までたどり着いたのですが、、、。
分析しますと、
1.理工系、情報系の職は現状のスキルが問われる=最低限、資格は必要。
2.30代はさらに社会経験も問われる
3.販売、飲食、営業といった分野は、印象がよければ採用の可能性もある。
というところでしょうか。
ブースを回った2人に感想を聞いたところは、具体的な就労への期待という成果は
なかったものの、今後の就職活動の方向性を考える機会になったことを収穫と捉えてくれたようです。
パン販売終了後、企業展参加者以外は時間もあったため、「ヤング・ジョブ・あいち」という、いわゆるジョブカフェへと連れて行きました。
過去、3人とも入塾前にハローワークにいったことがない人たちばかりだったので、雰囲気はハローワークとは違うものの、就職支援情報の収集の場として、この存在を知らしめておくにはよい機会となりました。公共の職業訓練もいろいろあることに感心している様子でした。
もうすぐ5期生の卒塾ラッシュです。この時期は1日が過ぎるのが早く感じます。
了