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あっぱれ日本車 / されど日本車

世界に誇る日本のクルマの素晴らしさを感じて欲しーな

ランエボもハッチバックになるとか・・・

2013-02-23 | 三菱
  欧州メーカーや韓国メーカー(つまり日本メーカーのライバル)にターボ技術を撒き散らした!?三菱ですが、なかなか出口が見えない状況が続いているようです。ドイツターボ車が売れに売れているこの状況をどう見ているのでしょうか?東京のとある駅前の路地裏の狭い駐車場で5ナンバーの三菱の旧モデル(ランサー)を見かけますが、T社のものに比べて外装・内装ともにパッと見て状態が良いものが多いように感じます(所有者のクルマへの思い入れ等もあるかな・・・)。

  今からでも三菱がスタイリッシュな小型3BOXセダンを作れば、かなり人気が出るんじゃないかと思います(中古のFTOにグラっと来る人けっこう多いはず)。ミラージュみたいにシンプルなクルマを作りたいなら、国内製造でインプと同じくらいのスペックと価格設定でさりげなく「ランサー」と「FTO」を復刻させればOKじゃないかと、つくづく思うんですよね・・・。ただデザインの制約が相当高いハードルになっていて、あのスタイリッシュなまま復刻させることはできないようです(ボンネットを高くしなければならない)。あの5ナンバーセダンのプロポーションを禁じられたことも、三菱にとってはファン離れにつながったように思います。かつての三菱ユーザーから見て現行のギャランフォルティスは「三菱ではない」と感じてしまいますよね(アメリカで生産しているギャランならまだかつての三菱の面影を持っていますが・・・)。

  三菱の低迷は「リコール問題」で日本中で非難されたことによるものですが、同時に三菱は日本メーカーで初めてドイツ車の性能に追いついた輝かしい実績を持つ会社です。「日本の宝」といえる会社を徹底的に批判して世論を誘導したマスコミが悪いとはいえませんが、ちょっと残念な気がします(穏便に10年前に発売した車種のリコールを出すT社だって同じようなものだと思いますが・・・)。

  かつての三菱の優秀な技術者の多くは、カッコいいクルマが作れなくなった日本を見捨てて、海外の三菱やメルセデス、ヒュンダイなどに活躍の場を求めているようです。三菱の経営が悪化してから日本メーカー全体のクルマ作りが「つまらなく」になった気がします(もちろんクルマ業界への不信感が広がりクルマ離れが進んだからでしょうが・・・)。2000年代は国産車にほしいクルマが少ない時代でした(アルテッツァはともかくプリメーラは最終型でデザインが悪化しました)。

  三菱は新型ミラージュにセダンの計画があると言っていましたが、ギャランフォルティスのさらなるダウンサイジング計画が新たに出されてそれに変わってしまったようですね。ただかつての三菱セダンのデザインを取り戻せるか?は疑問ですね。以前、千葉にドライブに行ったときに富津あたりで見かけた初代ディアマンテの迫力はスゴかったですね。ダッジチャージャーかフォードマスタングみたいな外見で、新型アテンザと並んでだら、アテンザがショボく見えてしまうくらいの「スペシャリティ」を発揮してますね。このデザインでアウトランダーの4WDのPHEVを積んで出てきたら、ドイツ勢もクラウンもアテンザもみんな蹴散らすスーパーセダンだと思うのですが・・・。ホンダの新型レジェンド(4WDのHVらしい)が出る前がチャンスですね。

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