トランスアクスル車のプロペラシャフトの振動。
何度同じテーマの修理が回ってくることか。


早速外されたペラシャフトと、振動の原因のちぎれたフロントカップリングとセンターマウント
フロントカップリング内側には、本来入れなければならないグリスシールが付けた後もない。前回のメンテしたバカメカニックに捨てられたのだ。(構造を知らなきゃ触るな!! せっかくの状態の良い車を壊す整備をするな、腕と見る目がないのにも、程がある)
この手のプロペラシャフトのメンテナンスは、このアルファロメオの116系アルフェッタから始まったカップリングジョイントでつなぐエンジンと等速で回るプロペラシャフトの構造を理解しているメカニックと、この構造がちんぷんかんぷん解っていないおバカなメカニックとで、メンテナンス後の結果が大きく異なる。
この手の仕事に手慣れた、旧伊藤忠系メカニックや、旧大沢系のメカニックには,修理が出来て当たり前で、出来なければメカニックの資格なしの、基本的仕事だ。
しかしながら、この構造を理解していない最低なおバカなメカニックが触ると、壊すばかりの仕事となる。
すべてのカップリングのセンターリングは、分割できるピロボール構造になっているし、そのピローボールの潤滑に必要なモリブデングリスが飛び散らないように、専用シールが、別途カップリングに組み込まれて、シャフトに取り付けるようになっている。
おバカが触ると、このピローセンターが、カップリングを組み込んだ時に、センターに収まっていない。アウターレースが外れ落ちてしまっているとかの壊し仕事が多いし、フロントやリヤーのカップリング内部に装着されているシールがあることさえ知らないおバカぶりで、消耗したカップリングに、再使用のできるシールを付けたままゴミ箱に捨ててしまい、新品パーツはカップリングだけを注文して組み込むバカしごと。当然グリスをピローに塗ることにも気が付かないし、塗ったところで、シールを付けないカップリングでは、グリスが飛び散り、カップリング寿命は短くし、センターピローもグリス切れで傷だらけ。こんな仕事を壊しと言わすしてなんという。
当方に、ペラシャフトの振動で、もち込まれる車は、必ずおバカメカニックの仕事の痕跡が毎回ある。そう、その以前メンテしたメカニックに潰されているのだ。
今回も、フロントカップリングのグリスシールと、リヤカップリングのラバーパットは捨てられてしまっていた。
アルファロメオは値段が手ごろなためか、高価な車を触れない幼稚な腕のメカニックが弄ることが多いようで、このような壊し仕事がだんだん増えているのは残念だ。雨後の竹の子のように増えたロメオショップと比例するように、この手の仕事は増えている。
あれほど売れた、75の全盛期、大沢時代には、ほとんどなかったことだ。たまに、構造を知らない工場で、センターカップリングを交換してから具合が悪くなった車が、私の工場に泣き付いてきて、ダイナミックバランスを取ることもあったが、今のように、付けるべき部品を捨ててしまう低能メカはいなかったと思う・。まあ、今のチェンジニアメカニックにとって、構造を考えろというほうが無理なのかもしれないが。

今回、例のドイツのリプロパーツ屋さんからの品は、上記の4点。
ただし、エンジンのリヤーマウントは、ラバーがカチカチで、本来のフレキシブルマウントの効果が全くなくなることから、振動防止の点からは、現状のヒビだらけの千切れかけの純正マウントのほうがまだマシとのことから、このリヤマウントは使っていない。(というか使う値打ち、入れ替え作業のリスクを冒す値打ちが全くない)

毎度のことながら、センターマウントは、ブラケットが歪んでいて、ベアリングの入る所は、ラバーが残っていて、きっちりと修正しないと使えない品物だった。修正すれば使えるだけましというレベルである。

センタカップリングの根元のポンチで示した部分に、傷があるのと、このセンタピローのシールに傷があるのは、
以前に、センター部分を分離して、つなげる際に、腕が悪くて、スムースにピローを入れることができずに、シールややぶってまで無理に押しこもうとした強姦メカニックの仕事と解る。おまけに内部に十分なグリスも入れていない、考える頭の無い仕事ぶり。ここの部分は、自重でスコンと勝手に入る所なんですよ。センタリングさえ見極める目があれば。
当方の工場在庫品のフロントカップリング内部のシールと、T商会から手に入った、純正クォリティのフロントカップリング。このように、カップリング内部に、シールを組み付けます。(もちろんさらに、奥まで押し込むのですが)このシールは絶対必要パーツなんですよ。
再使用することが多いのですがバカが捨ててしまってはどうしようもありません。今この小さなシールが、時価で、我々の手に入る仕入れ価格が4000円くらいします。元の価格は、1000~1500円なのですがバカメカニックが捨てて、日本国内に品物が無くて値上がりしています。

この写真の首根っこの光ってる部分が、もともとシールが当っていた部分です。
前のメンテしたバカが捨てるまでは部品があった証拠です。こうしてバカにこの車は壊されていくのが残念です。
メカニックとメンテ工場は選びましょう。ロメオの看板かけていても、ペラシャフトを組み違えていたショップがありますよ。

リヤカップリングとクラッチシャフトの間に入るラバーシールは、ロメオのある純正部品を本来の厚さになるように加工して取り付けた。こういうシールは、内部のグリス飛散を防いで、潤滑を保ち、スムースな回転を得るためにも軽視できないパーツです。これを付けないで組むメカニックは、ロメオを触る資格なしです。

マフラーはCSC製の新品を、 まあまあの品ですが、やはり、バーナーであぶって、角度修正しないといけないのは、相変わらずですね。
必要なところには、新品パーツをしっかり使って、良い状態でお客様に納めようとするDr.Hのショップには、私も秘蔵パーツを使ってあげたくなるんですよ。
仕事を終わっての試運転は、高速道路を使っての通勤です。(特に振動関係のロードテストには、この近畿高速での通勤距離が役に立ちます。)
やっぱり、3.0 QVはいいですね。
未完成の玩具のES30とは違う、本物のトランスアクスル車の感覚です。
日曜日の日に、自走でDr.Hのショップに納めました。 (年内納めだそうですので)