ニュージーランドの生産牧場と調教師は、その多くがオークランドに近いワイカト地方の町、ケンブリッジとマタマタに集中しています。今日は私の住むケンブリッジから車で40分ほどにあるマタマタでのレース。
クリスマス前だけど、田舎競馬のメイドン(未勝利)レース中心の構成であるせいか、会場は全く盛り上がらず、淡々とレースが進むだけでした。ホント、地元で力試しするだけだから、ここは社交場としては全く機能していないみたい。ケンブリッジ開催の時も、おそらく似たような形になるのでしょうか。
収容人員2000人くらいの小さな競馬場ですが、立地的に人口密集地から遠く離れていますので、やむを得ないでしょう。といっても、施設は比較的立派で、コースはもちろん、日本の競馬場に負けないくらい、きちんと手入れが施された立派なものです。
ちなみに、ホーリックスもこのマタマタで調教された馬ですので、ここはホーリックスの故郷になります。勢力図においては、生産牧場はケンブリッジ中心、調教師はマタマタ中心といった感じです。
ゴール前にあるタワー。監視塔、実況アナウンサー、テレビカメラといったところでしょうか。
厩舎村・・・というか、競走馬たちの装鞍場。ニュージーランドはどこの競馬場も日本みたいにレース場とは隔絶されてはおらずに、近くにあって、関係者が自由に出入りできます。ちなみに、日本と違って外厩制で、何時間前までに競馬場に来ることなんてルールもないので、極端な話、パドックの時間に間に合うまでに来ていればいいみたいです。
おや?お前さん、違う勝負服で日本にもいなかったかい?
なぜか近くがヘリポートになっています。
さすがニュージーランド競馬の総本山。この競馬場は、レース場というより調教施設といった方がいいかも知れませんね。ダートコースの調教施設があります。
実をいうと、こちらにはボロミというものがなく、おばちゃんがスコップですくってボロをどっかに投げています。生産牧場には馬房がほとんどないし、敷料はおがくずですから、ボロミとボロカギという日本的なものはなくて当たり前かも知れません。
こちらがNZのリーディング調教師・マーク=ウォーカーさん。思いっきりアイルランド系の顔立ちですが、実際にアイルランド人です。40前くらいでしょうか。マタマタが本拠地で、南島にも厩舎を構えているみたいです。
ウオーカー大先生んとこの見習いジョッキーであるマクドナルド君。人気通りの騎乗をするのですが、イマイチパンチ力がない感じです。人気薄でもたまに連に突っ込んでくる見習いがおりますけど、彼にはそこまでの腕はないみたい。藤沢先生のところの、若き日の北村宏みたいなものでしょうか。
この日はメイドン中心のレースであるため、大物ジョッキーはほとんど見ませんでした。若手騎手限定戦みたいなものといえばいいのでしょうか。
本能の赴くままに、芝生を転げ回るチビ。本当は大人たちもこうしたいのですが、さすがに自制心が働きますよね。
東京競馬場かと思うくらい広いコースです。たまに逃げを打つ馬もおりますけど、基本的にはゲートを出たなりに一団となり、直線勝負といったところ。狭いところからでもグイッと抜け出てくるジョッキーもいますが、それが女だったりするから凄いわけです。
直線になるとばらけますが、先行したまま抜け出して勝つ横綱相撲を見せる馬もいれば、大外に持ち出して直線一気を見せる馬もいます。展開どうこう以上に、最後の直線までにどれだけスタミナを温存していくかというレース運びになりそうですね。コースは日本的、レース運びは欧州的といえばいいのでしょうか。
話変わって、マタマタといえば、ロードオブザリングのホビット庄のロケ現場でありまして、セットがそのまま残されています。羊牧場の中を延々とバスに乗って現場までいくのですが、たった30分のツアーで約4500円って、ちょっと高いでしょう・・・。ガイドさんはクリアな英語じゃないので、ゆっくりはなしてくれても5%も理解できませんでした。
そうなんですよ。今の僕の語学力では、人によってわかる周波数とそうでないものがあるみたいです。
例の大木。ビルボの誕生日を祝ったところですね。50メートル以上はあったでしょうか。松の木ですが、日本では見ない種類の松です。昔のNZは至る所にこういう巨木が生えており、それを切り倒して放牧地にしたんでしょうね。
私が近寄ると、羊が群れをなして逃げていきました。羊毛用の羊ちゃんたちです。無邪気で可愛いものです。
赤く染まっているので、このサイズで大人なのかどうかは分かりません。赤ちゃんリンゴで、多分農薬とか肥料とかなんにもやらずに実をならしているのでしょうから、例の「奇跡のリンゴ」の人に教えてあげたいです。
クリスマス前だけど、田舎競馬のメイドン(未勝利)レース中心の構成であるせいか、会場は全く盛り上がらず、淡々とレースが進むだけでした。ホント、地元で力試しするだけだから、ここは社交場としては全く機能していないみたい。ケンブリッジ開催の時も、おそらく似たような形になるのでしょうか。
収容人員2000人くらいの小さな競馬場ですが、立地的に人口密集地から遠く離れていますので、やむを得ないでしょう。といっても、施設は比較的立派で、コースはもちろん、日本の競馬場に負けないくらい、きちんと手入れが施された立派なものです。
ちなみに、ホーリックスもこのマタマタで調教された馬ですので、ここはホーリックスの故郷になります。勢力図においては、生産牧場はケンブリッジ中心、調教師はマタマタ中心といった感じです。
ゴール前にあるタワー。監視塔、実況アナウンサー、テレビカメラといったところでしょうか。
厩舎村・・・というか、競走馬たちの装鞍場。ニュージーランドはどこの競馬場も日本みたいにレース場とは隔絶されてはおらずに、近くにあって、関係者が自由に出入りできます。ちなみに、日本と違って外厩制で、何時間前までに競馬場に来ることなんてルールもないので、極端な話、パドックの時間に間に合うまでに来ていればいいみたいです。
おや?お前さん、違う勝負服で日本にもいなかったかい?
なぜか近くがヘリポートになっています。
さすがニュージーランド競馬の総本山。この競馬場は、レース場というより調教施設といった方がいいかも知れませんね。ダートコースの調教施設があります。
実をいうと、こちらにはボロミというものがなく、おばちゃんがスコップですくってボロをどっかに投げています。生産牧場には馬房がほとんどないし、敷料はおがくずですから、ボロミとボロカギという日本的なものはなくて当たり前かも知れません。
こちらがNZのリーディング調教師・マーク=ウォーカーさん。思いっきりアイルランド系の顔立ちですが、実際にアイルランド人です。40前くらいでしょうか。マタマタが本拠地で、南島にも厩舎を構えているみたいです。
ウオーカー大先生んとこの見習いジョッキーであるマクドナルド君。人気通りの騎乗をするのですが、イマイチパンチ力がない感じです。人気薄でもたまに連に突っ込んでくる見習いがおりますけど、彼にはそこまでの腕はないみたい。藤沢先生のところの、若き日の北村宏みたいなものでしょうか。
この日はメイドン中心のレースであるため、大物ジョッキーはほとんど見ませんでした。若手騎手限定戦みたいなものといえばいいのでしょうか。
本能の赴くままに、芝生を転げ回るチビ。本当は大人たちもこうしたいのですが、さすがに自制心が働きますよね。
東京競馬場かと思うくらい広いコースです。たまに逃げを打つ馬もおりますけど、基本的にはゲートを出たなりに一団となり、直線勝負といったところ。狭いところからでもグイッと抜け出てくるジョッキーもいますが、それが女だったりするから凄いわけです。
直線になるとばらけますが、先行したまま抜け出して勝つ横綱相撲を見せる馬もいれば、大外に持ち出して直線一気を見せる馬もいます。展開どうこう以上に、最後の直線までにどれだけスタミナを温存していくかというレース運びになりそうですね。コースは日本的、レース運びは欧州的といえばいいのでしょうか。
話変わって、マタマタといえば、ロードオブザリングのホビット庄のロケ現場でありまして、セットがそのまま残されています。羊牧場の中を延々とバスに乗って現場までいくのですが、たった30分のツアーで約4500円って、ちょっと高いでしょう・・・。ガイドさんはクリアな英語じゃないので、ゆっくりはなしてくれても5%も理解できませんでした。
そうなんですよ。今の僕の語学力では、人によってわかる周波数とそうでないものがあるみたいです。
例の大木。ビルボの誕生日を祝ったところですね。50メートル以上はあったでしょうか。松の木ですが、日本では見ない種類の松です。昔のNZは至る所にこういう巨木が生えており、それを切り倒して放牧地にしたんでしょうね。
私が近寄ると、羊が群れをなして逃げていきました。羊毛用の羊ちゃんたちです。無邪気で可愛いものです。
赤く染まっているので、このサイズで大人なのかどうかは分かりません。赤ちゃんリンゴで、多分農薬とか肥料とかなんにもやらずに実をならしているのでしょうから、例の「奇跡のリンゴ」の人に教えてあげたいです。