NZ競走馬生産界の主な顧客は、トップが圧倒的に豪州、2位が香港、3位がシンガポールとなります。これは豪州でも同じ事ですが、NZの生産規模は豪州の3分の1程度なので、影響力は小さいですよね。でも、日本よりは国際G1に勝てる馬を作っていることは間違いない・・・というか、日本と違って世界に向けて輸出しているのですから、それも当たり前なのですけどね。
ちなみに、生産規模は小さくとも、NZの馬はメルボルンカップで10回以上勝っているし、香港馬としてドバイに遠征し、見事勝利もしています。もちろん、香港のセン馬軍団として、安田記念にも参戦しています。古くはホーリックス、最近では障害でセントスティーヴンスも勝利しております。
残念なのは、NZから直接海外遠征することが希であること。ただ、これには島国であるが故の超厳しい検疫も大きなハードルとなっているようです。
日本の軽種馬協会に該当する(・・・といっても、業務内容はもっと多岐にわたる)ニュージーランドブラッドストックが、シンガポールでテレビ番組を持ったという記事が、サラブレッドニュースに掲載されていました。
要約すると、2週間に1度、シンガポールの“レーシングチャンネル”において、ニュージーランドのレースや競走馬のトレーニング風景、生産界の様子などを放送するというもの。シンガポールのオーナーたちも、カラカセールに行って初めて馬の様子を知るのではなく、テレビから事前にNZの情報を入手できるので、大いに参考になるのだとか。
12月9日が第1回目のオンエアだそうで、番組は2週間に1度ですが、今後、提供する情報量はさらに増やしていくとのことです。
香港で同様の番組が放送されているかは分かりませんが、レーシングチャンネルでは、香港、豪州、NZのレース番組が同時に放送されておりますので(つまり、NZにおいて香港、豪州の馬券を購入できる)、香港の競馬関係者は常にNZのレース映像をオンタイムで見ているということになります。
香港が入るんだから、ここに日本が入っても良さそうですけどね。オセアニア、シンガポール、香港、日本と、将来は環太平洋競馬が実現されるのでしょうか。馬主層やファン層には関係のないことですが、そうなると、日高の生産界にはちょっと厳しいかも知れませんね。
日本において現役馬の移籍が自由化されたら、NZの非居住馬主(日本人)が、NZのレースを使ってものになりそうな馬をJRAに移籍させるなんて事が現実的になってきます。なんせ、こちらは維持費が半分以下なので、古馬になるまでこちらで使って、それから日本に移籍なんてことも可能になります。
NZのコースや距離体系は、日本ととてもよく似ています。おまけに、芝よりもやや時計のかかるAWが一般化されたりしたら、NZ馬にはぴったりの環境が日本には整っているといっても過言ではないでしょう。
ちなみに、生産規模は小さくとも、NZの馬はメルボルンカップで10回以上勝っているし、香港馬としてドバイに遠征し、見事勝利もしています。もちろん、香港のセン馬軍団として、安田記念にも参戦しています。古くはホーリックス、最近では障害でセントスティーヴンスも勝利しております。
残念なのは、NZから直接海外遠征することが希であること。ただ、これには島国であるが故の超厳しい検疫も大きなハードルとなっているようです。
日本の軽種馬協会に該当する(・・・といっても、業務内容はもっと多岐にわたる)ニュージーランドブラッドストックが、シンガポールでテレビ番組を持ったという記事が、サラブレッドニュースに掲載されていました。
要約すると、2週間に1度、シンガポールの“レーシングチャンネル”において、ニュージーランドのレースや競走馬のトレーニング風景、生産界の様子などを放送するというもの。シンガポールのオーナーたちも、カラカセールに行って初めて馬の様子を知るのではなく、テレビから事前にNZの情報を入手できるので、大いに参考になるのだとか。
12月9日が第1回目のオンエアだそうで、番組は2週間に1度ですが、今後、提供する情報量はさらに増やしていくとのことです。
香港で同様の番組が放送されているかは分かりませんが、レーシングチャンネルでは、香港、豪州、NZのレース番組が同時に放送されておりますので(つまり、NZにおいて香港、豪州の馬券を購入できる)、香港の競馬関係者は常にNZのレース映像をオンタイムで見ているということになります。
香港が入るんだから、ここに日本が入っても良さそうですけどね。オセアニア、シンガポール、香港、日本と、将来は環太平洋競馬が実現されるのでしょうか。馬主層やファン層には関係のないことですが、そうなると、日高の生産界にはちょっと厳しいかも知れませんね。
日本において現役馬の移籍が自由化されたら、NZの非居住馬主(日本人)が、NZのレースを使ってものになりそうな馬をJRAに移籍させるなんて事が現実的になってきます。なんせ、こちらは維持費が半分以下なので、古馬になるまでこちらで使って、それから日本に移籍なんてことも可能になります。
NZのコースや距離体系は、日本ととてもよく似ています。おまけに、芝よりもやや時計のかかるAWが一般化されたりしたら、NZ馬にはぴったりの環境が日本には整っているといっても過言ではないでしょう。