本日はケンブリッジジョッキークラブ主催によるテラパ競馬場開催。ケンブリッジは私の滞在している町で、NZ馬産の中心地になります。ハミルトンはそこから20キロほど北にあるNZ第4の都市(といっても、人口13万人ですけど・・・)ですね。グループレース(日本でいうJPN1~3にあたる重賞レースのこと)もない、日本でいえば福島の土曜日開催みたいな日でした。
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ゴール板。コンディションはバッドですから、日本でいえば重。このテラパは地面が柔らかそうで時計もかかりそうなのに、今日は特に力のいりそうな馬場といったところ。メイドン(未勝利)のマイル戦で1.35秒台というところですね。時計だけで考えれば、メイドンというレベルの割には早いのかも知れません。ちなみに、タウランガが右回りの小回りなら、こちらは左回りの大回りコースでした。
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芝はそんなに長くはありません。コースの脇から根が見えたりしています。下に砂利を敷いたりして、コース作りの努力が垣間見られる絵図ですね。
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オーストラリアに支場を持つクールモアの広告。そのうち、ダーレーと並んでクールモアも日本に参入するんでしょうか。2010年代は、社台、ダーレー、その他外国勢、下河辺他大牧場、名門オーナーブリーダー等々で占められ、日本はそういう
馬産界になっていくことでしょう。
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ジャンプコースに備え付けの障害。なんか本格的ですね。日本の中山のようなトリッキーさはないみたいです。だいぶ昔に中山グランドジャンプを制したNZのセントスティーブンスも、こういうところを跳んでいたんですね。
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この競馬場のパドックは、コースの反対側にあるタイプですね。道なりにぐるっと周回している馬もいれば、その辺をクルクル回っているだけの馬もいます。しかし、厩務員の半分は女性というのが驚きです。
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ジョッキーは観客の目の前を通って、パドックへと向かいます。
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一緒に写真とか撮れるし、話しかけても全然関係ないみたい。日本は公正競馬を標榜に掲げる以上、話しかけられても応えてはいけないみたいですけどね。
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チェック柄の勝負服。デザインは相当自由で、とにかく、似たような勝負服というものをほとんど見ることがありません。日本はデザインが決まっておりますが、このへんは欧米をまねて原則自由にしてもおもしろいですよね。
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牧場名がそのままの勝負服も。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/8a/60783e9358543a11ec1572616df97ca8.jpg)
これがステッキ。日本のぶっとくてギザギザでよくしなる鞭とは異なり、オセアニアでは馬体との接地面が大きいムチですね。いい音がします。刺激の少ないムチで、日本と違って一完歩ごとに入れるようなことはしません。日本では凄いタイムがよく出ますけど、いかにムチで無理をさせているかがよく分かります。
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8人に1人くらいは女性ジョッキー。彼女はこのレースで勝鞍をあげていました。腕のいい人みたいです。
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同業者は、世界のどこへ行っても同じ雰囲気が漂っていますなぁ~。
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NZのゲートは簡素ですね。上に何もないぶん、馬もすんなり入りそう。でも逆に言えば、違うゲートだと入っていかない馬も出てくるのでは・・・?
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スタートの様子もよく分かります。一回ぐっと沈んで、後脚で前に跳ねる形で一歩目が出るわけです。沈みすぎると出遅れるし、このへんのタイミングも難しいところです。
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トラックコースなんだけど、展開はヨーロッパと同じで団子状。世界でも日本の競馬だけが展開的にバラエティーに富んでることがよく分かります。アメリカと日本とヨーロッパを足して三で割ったようなレース展開といえばいいのでしょうか。
ただ、NZはどのコースも直線が420メートルくらいある上に平坦コースなので、新潟みたいに、下手に逃げを打つと捕まる確率が高そうです。
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直線でのデットヒート。こちらは日本のジョッキーみたいに頭を下げて背筋をびしっと伸ばして、歯を食いしばって追うようなことはしないみたい。日本の南関競馬よりちょっと安いくらいの賞金ですから(維持費は半分以下)、無理をさせて壊しても仕方ないですからね。もしビシッと仕上げて、ギザギザムチの連打に豪腕追いで攻め立てたら、平均タイムはもっと縮まりそうです。
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観客席の真下なので、レース後の馬とジョッキーの様子もよく分かります。
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口取り式。1着賞金何十万円でこの喜びようですから、この人たちには、本当に賞金なんてあまり関係ないのかも知れません。こちらでは、競馬はスポーツであり、レジャーですから。
今日感じたことですが、こんなところにも、モンジューやモアザンレディといったシャトル種牡馬の産駒が結構走ってます。モンジューは力のいる馬場向けそうだし、アメリカンは短くて軽いところ向けっぽい。
ところが、NZは日本とヨーロッパの中間くらいの馬場である上に、豪州と異なって2000メートル以上のレースも結構あるので、もしかしたら両輪駆動かつ中距離向けの日本の種牡馬が一番適正あるんじゃないかとも、ふと思いました。
馬体も米国豪州産のムキムキマンはおらず、日本の芝馬とさほど変わりません。
日本ではブライアンズタイム系は孫世代がいまいちパッとしませんが、シャトルでこっち来たら結構走るんじゃないかとも思います。
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おまけ。日本風にいえばフライドポテトですが、こちらではなぜか「チップス」といいます。ポピュラーなおやつで、競馬場では多くの人がつまんでいます。
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ゴール板。コンディションはバッドですから、日本でいえば重。このテラパは地面が柔らかそうで時計もかかりそうなのに、今日は特に力のいりそうな馬場といったところ。メイドン(未勝利)のマイル戦で1.35秒台というところですね。時計だけで考えれば、メイドンというレベルの割には早いのかも知れません。ちなみに、タウランガが右回りの小回りなら、こちらは左回りの大回りコースでした。
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芝はそんなに長くはありません。コースの脇から根が見えたりしています。下に砂利を敷いたりして、コース作りの努力が垣間見られる絵図ですね。
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オーストラリアに支場を持つクールモアの広告。そのうち、ダーレーと並んでクールモアも日本に参入するんでしょうか。2010年代は、社台、ダーレー、その他外国勢、下河辺他大牧場、名門オーナーブリーダー等々で占められ、日本はそういう
馬産界になっていくことでしょう。
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ジャンプコースに備え付けの障害。なんか本格的ですね。日本の中山のようなトリッキーさはないみたいです。だいぶ昔に中山グランドジャンプを制したNZのセントスティーブンスも、こういうところを跳んでいたんですね。
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この競馬場のパドックは、コースの反対側にあるタイプですね。道なりにぐるっと周回している馬もいれば、その辺をクルクル回っているだけの馬もいます。しかし、厩務員の半分は女性というのが驚きです。
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ジョッキーは観客の目の前を通って、パドックへと向かいます。
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一緒に写真とか撮れるし、話しかけても全然関係ないみたい。日本は公正競馬を標榜に掲げる以上、話しかけられても応えてはいけないみたいですけどね。
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チェック柄の勝負服。デザインは相当自由で、とにかく、似たような勝負服というものをほとんど見ることがありません。日本はデザインが決まっておりますが、このへんは欧米をまねて原則自由にしてもおもしろいですよね。
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牧場名がそのままの勝負服も。
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これがステッキ。日本のぶっとくてギザギザでよくしなる鞭とは異なり、オセアニアでは馬体との接地面が大きいムチですね。いい音がします。刺激の少ないムチで、日本と違って一完歩ごとに入れるようなことはしません。日本では凄いタイムがよく出ますけど、いかにムチで無理をさせているかがよく分かります。
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8人に1人くらいは女性ジョッキー。彼女はこのレースで勝鞍をあげていました。腕のいい人みたいです。
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同業者は、世界のどこへ行っても同じ雰囲気が漂っていますなぁ~。
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NZのゲートは簡素ですね。上に何もないぶん、馬もすんなり入りそう。でも逆に言えば、違うゲートだと入っていかない馬も出てくるのでは・・・?
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スタートの様子もよく分かります。一回ぐっと沈んで、後脚で前に跳ねる形で一歩目が出るわけです。沈みすぎると出遅れるし、このへんのタイミングも難しいところです。
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トラックコースなんだけど、展開はヨーロッパと同じで団子状。世界でも日本の競馬だけが展開的にバラエティーに富んでることがよく分かります。アメリカと日本とヨーロッパを足して三で割ったようなレース展開といえばいいのでしょうか。
ただ、NZはどのコースも直線が420メートルくらいある上に平坦コースなので、新潟みたいに、下手に逃げを打つと捕まる確率が高そうです。
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直線でのデットヒート。こちらは日本のジョッキーみたいに頭を下げて背筋をびしっと伸ばして、歯を食いしばって追うようなことはしないみたい。日本の南関競馬よりちょっと安いくらいの賞金ですから(維持費は半分以下)、無理をさせて壊しても仕方ないですからね。もしビシッと仕上げて、ギザギザムチの連打に豪腕追いで攻め立てたら、平均タイムはもっと縮まりそうです。
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観客席の真下なので、レース後の馬とジョッキーの様子もよく分かります。
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口取り式。1着賞金何十万円でこの喜びようですから、この人たちには、本当に賞金なんてあまり関係ないのかも知れません。こちらでは、競馬はスポーツであり、レジャーですから。
今日感じたことですが、こんなところにも、モンジューやモアザンレディといったシャトル種牡馬の産駒が結構走ってます。モンジューは力のいる馬場向けそうだし、アメリカンは短くて軽いところ向けっぽい。
ところが、NZは日本とヨーロッパの中間くらいの馬場である上に、豪州と異なって2000メートル以上のレースも結構あるので、もしかしたら両輪駆動かつ中距離向けの日本の種牡馬が一番適正あるんじゃないかとも、ふと思いました。
馬体も米国豪州産のムキムキマンはおらず、日本の芝馬とさほど変わりません。
日本ではブライアンズタイム系は孫世代がいまいちパッとしませんが、シャトルでこっち来たら結構走るんじゃないかとも思います。
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おまけ。日本風にいえばフライドポテトですが、こちらではなぜか「チップス」といいます。ポピュラーなおやつで、競馬場では多くの人がつまんでいます。