あをいろワイン。

『IL VINO AZZURRO~Gioco col Benly o Dharma~』

レオス・カラックス。

2013-03-27 22:43:31 | 映画
最近本屋に行っても

Gooバイクとかエルバイをついつい読んでしまって
他のコーナーにあんまり行かなくなってしまいましたが


ひさびさファッション誌に目を通してみたら
映画情報のコーナーにレオス・カラックスの新作が紹介されていました、



しまった、わたしとした事がっ!




13年振りの長編新作『ホーリー・モーターズ』






映画の中ではヨーロッパの映画(特にフランスのん)が好きなわたしですが
レオス・カラックス監督の作品は好きなものが多いです、
何がいいかと言われても言葉で上手く伝えられない.....(なのに日記にするとは)

とにかく格好良い。




シーン、音楽、登場人物、どれもが
あやうく儚げなのに
突き抜けた疾走感があるのがカラックス作品の格好良さだと思う。


20代の頃に作品に出逢えたのが幸運だったかも知れない、
今の自分の感性で観たらどうだったんだろう?




とくに代表作。


興行的には『ポンヌフの恋人』でしょうけど
わたしの中では『汚れた血』がダントツ。






ジュリエット・ビノシュの赤いカーディガンに憧れて
購入したフレンチムービーマニアは数知れず(かくいう自分もそのくちです)


レオスカラックスの分身とも言われるドニ・ラヴァン




決してイケメンではない、
変身の途中で満月が雲に隠れて
中途半端な変身になってしまった狼男のような顔立ちだけど
存在感がありすぎて格好良かった



今回の「ホーリー・モーターズ」でも主演ですが
いい(そして更に怖い)おじさんになってしまっていた

『汚れた血』とか『ポンヌフの恋人』の時は青年だったのに............年月を感じさせるよなあ。


怖いというよりやばい。








そしてカラックス映画では
物語の中でバイクが小道具で使われることもしばしば
何故かいつも人のいない山道を走っている














なのでわたしは樹々に囲まれた山道を
延々と走っていると
いつもレオス・カラックスの映画のシーンを思い出すのです。




しかし今度の新作はバイクでなさそー
コメント (4)
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