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珈琲とギターの日々

横浜馬車道でカフェのマスターをやってた男の日記

OZ magazine 「鎌倉へ」

2006-10-16 22:23:53 | 
女性向けだけど、鎌倉特集で思わず買ってしまいました。

OZ magazine 10.23 "鎌倉&京都"

今、まさに秋。
風も涼しく、旬の食べ物もいっぱい出てきたけど、
紅葉の季節は未だ先。

でも、紅葉って「旬の期間」が直ぐ終わって、
あっという間に冬になっちゃうので、それはそれで寂しい季節。

やっぱり、紅葉の秋は鎌倉散歩ですね。
今年は何処を散歩しようかな?

Sound & Recording Magazine.

2006-10-14 16:34:40 | 
僕がよく立ち読みする雑誌。
Sound & Recording Magazine

音楽のレコーディング、ミックス、マスタリングetc
に関わるプロから、僕みたいなド素人までが対象の雑誌です。

ミュージシャンへのインタビューは、
マイクは何々を使った、とか
音質の調整はどんな感じにしているだとか、
なかなかマニアックな内容になっています。

さて、今月の特集はコーネリアス。
もうすぐアルバム"sensuous"も発売されるので、
アルバムのネタ等が盛り沢山です。

で、注目すべきは"sensuous"の音ネタが付属CDに付いていること。
そして、その音で"リミックスコンテスト"が行われること、
ついでに、"ミュージックビデオコンテスト"も行われるとか。

・・・
テクも機材も貧弱な僕ですが、参加しても良いですか?

縁起のいい一冊。細野晴臣「THE AMBIENT DRIVER」

2006-10-11 23:16:05 | 
最近の愛読書。
細野晴臣「アンビエント・ドライヴァー」

このブログでちょくちょく登場する細野晴臣さんの本。
1995年~1996年そして2002年~2006年に書かれたエッセイを
まとめた一冊。

ロックのビート、そしてコンピュータのビート。
生活の中でのネイティブアメリカンの土着宗教感。
バリ島での一面の蝉が奏でる「鳴き声」という名のノイズの心地よさ。
はたまた、量子力学の「超ひも理論」。

とにかく多種多様
だけど何処かで繋がっているところが凄い。

そして、神秘的すぎて宗教的になっている部分も多いけど、
細野さんの実体験+自己分析に基づく内容が多いため
地に足をしっかりつけている印象を受けます。
また、俯瞰的にモノを語ってくれるので
普通胡散臭くなりがちな「宗教観」が「全く胡散臭くない」のも凄い

チョットした重みを感じる文章もあれば、
鳥の羽のように軽く書かれた文章もあり、
細野さんの奏でるベースのようにリズム感が心地良い一冊です

まぁ、僕があーだこーだ言うよりも
この本の帯での小山田君の推薦文がかなり「言い得て妙」なので、
引用させていただいて、まとめちゃいます


「細野さんの音楽や言葉は、いつも多くの啓発やユーモアに満ちていて
 縁起のいい気持ちになります。」

マスターの「珈琲と雑貨と音楽と」

2006-09-19 21:01:49 | 
カフェ・ディモンシュのマスター、堀内隆志さんの本。
お店を開くいきさつから、今に至るまでのお話が一冊にまとめられています。

本当はまだ一般発売前なのですが、
この前の土曜、ディモンシュで先行で売っていたので
思わずゲットしました

鎌倉でお店を開いた訳、
珈琲豆、ドリッパー、珈琲カップ、アポロマシン、
二号店dois、三号店claro開店のいきさつ、
名物オムライス、僕も大好きな喫茶魂パフェ、、、、etc

その他、ディモンシュのエッセンスがこの一冊に
エスプレッソのように濃縮されています

僕も衝撃的だった去年のフィロー・マシャードのライブや、
僕も大好きだったのに突然閉店した、
鎌倉のレコード屋さんカジノ・クラシックの話とかも、
読んでて思わずニヤリとさせられる話も多かったです

たぶん、この堀内さんが日本の喫茶・カフェ業界で
一番「マスター」という呼び名が相応しい人でしょうね


いやー、僕もいつかは「マスター」と
呼ばれる人になりたいですね

裸の大将「ヨーロッパぶらりぶらり」

2006-08-29 23:08:29 | 
今年の京都旅行のお供にした一冊。
ヨーロッパぶらりぶらり

裸の大将こと、画家、山下清がヨーロッパ各地
ハンブルク、ナポリ、オランダ、パリ、ロンドン、スイス、ローマ・・・
を巡った旅行記。

山下清氏の実物を見たことはなくても、
テレビで芦屋雁之介さんが演ずる姿は、
みなさんにもおなじみのはず。

この文章は「まさにあのテレビで出てきた彼」
そのままです。

これにはチョット感動

子供の視点のように本当に無垢。
なので、時々物事の核心を突いてくるのが、
なかなか痛快です

飛行機が地球の外に飛び出してしまわないか心配したり、
アラスカについたら時差で前の日になっていることが分からなかったり、

普段、僕らが当たり前に思っていることも、
彼の文章に掛かると、彼の視点に引き込まれてしまいます

とにかく、下手な作家の小説なんかよりも、ずっと面白い。
軽い気持ちで読んでみるのが楽しい一冊です。
オススメ

小山田さんと野宮さんに捧ぐ"デトロイトメタルシティ"

2006-07-16 21:53:38 | 
we love karie!の方に書き込みがあったマンガ
デトロイト・メタル・シティ

本当はオシャレな音楽がしたい主人公(根岸君)。
実は、彼は化粧してギターを持つと豹変する!!
デスメタルバンド「デトロイトメタルシティ」(以下、DMC)を率いて大活躍!!
・・・・でも、そのギャップに苦悩する彼。

でも、まぁ、凄いなぁ、このマンガ

主人公の部屋に貼られている「アメリ」や
カヒミさんの「Montage」のポスターが
割とちゃんと描かれていたのにはチョット驚き。

でもね。
カヒミカリィ好きの割には、
黄金期のカジ君や、
(後輩キャラで「佐治君」ってのが出てくるけど、
 絶対、ネタ元はカジ君だよね・・・
ラブリー絶頂期のオザケン辺りに
リスペクトされたような感じの、
それでいて、超センスのない曲を書く、根岸君。

「♪朝 目が覚めると、君がいてぇーん、
 チーズタルト焼いてたさぁーん」
(以上、引用)

・・・
・・・凄すぎ。

(ちなみに、渋谷系?の定説だと、
 朝、先に目が覚めるのは男の方なのよ

そんな彼が、豹変すると
「♪俺は地獄のテロリスト!!」
(以上、引用その2)
と来るのだからたまらない

そんなギャップに苦悩する根岸君。
でもね、豹変した君の方が、
よっぽどカッコイイぞ

そういえば、小山田君や野宮さんってメタル好きなんでしたよね。
そんな、お二人に見て貰いたい一冊です

時々、眺める一冊 ~ 「ゲンズブール、かく語りき」

2006-06-09 22:29:31 | 
時々、ぱらぱらめくる本。
ゲンズブール、かく語りき

世の中に色々な人たちの名言集は出ているけど、
ゲンズブールが吐いた言葉達はやはり傑作。

特に僕が好きな言葉を引用すると、、、

~「私は憂鬱を愛す。それを治そうとする薬なんか探さないよ。
 憂鬱こそ私の麻薬なんだ。」~セルジュ・ゲンズブール

こういうセンスがたまらない。
グッとくるんですよねー

結構やんちゃなスナフキン

2006-06-06 22:59:34 | 
なんだかイマイチな日記が続いたので、方向転換。

軽い読み物が読みたかったんですが、
かといってエッセイとかも気分じゃなかったので、
たのしいムーミン一家
を本屋で見かけてゲットしました。

子供の頃にアニメは観ていたのですが、
原作の小説を読むのは初めてですねー。

活動的なムーミン(本の中ではムーミントロール)、
いつまでも駄目子供なスニフ、
広すぎる心を持つムーミンママ、
マニア心を忘れないヘムレンさん。。。。

でも、ちょっとスナフキンは少し子供っぽい感じですね。
行動力がアニメよりも3割増しな感じです。

お話的にはアニメと近いかなと。
いろんなハプニングも起きるんですけど、
過ぎてしまえば「大したことなかったなー」という感じとか、
まるっきりの「悪」が居ない感じとか、
まぁ、とにかくマッタリとサクッと読める作品です。

このシリーズの違う作品も読んでみようかなぁ。。

パリ旅行のガイドブック~「猫沢エミ/パリ季記」

2006-05-15 22:21:53 | 
パリ旅行の時にお世話になった本。
猫沢エミ/パリ季記

旅行の時間つぶしとして、渡仏前日に本屋さんで買って、
ロンドンからパリに向かうユーロスターの中で、
初めて目を通してみたんですが、
「うわー、もっと前に読めば良かったー

とチョット反省しました。
そうなんです、この本、なかなかポイントを付いています。

30歳を過ぎてパリで生活をすることにした猫沢エミさん、
その奮闘話や、パリの良い所、お土産としてオススメの物、etc
いろいろなものが詰まっています。

この本があったから、僕は、
ジャン・コクトーの愛した"STUDIO28"に行けたし、
デパートの"Le Bon Marche"や"BHV"も満喫したし、
お土産に"KUSUMI TEA"も買ったし、、、、

買った当初は、こんなにお世話になるとは思いませんでした

近々、パリに行く人は勿論、
いつかパリに行きたい人にも、
パリへの妄想を抱かせてくれる一冊です

こう生きられたらいいね。「ムッシュ」

2006-03-19 13:05:06 | 
最近、中古で買った一冊。
ムッシュかまやつの自伝「ムッシュ!

ジャズ歌手、ティーブ釜萢氏の長男として生まれ、
高校時代にカントリー&ウェスタン歌手でデビュー、
スパイダース結成で数々の名曲を残し、
解散後、フォークに傾倒したり、アニメ「ギャートルズ」の曲を作ったり、
90年代は小山田君、カヒミさん、小西さんとの交流も。

そんな彼の生き方をコンパクトにまとめた一冊。
ムッシュの人柄もあり、「一歩引いている」感じもあり、
なかなか読みやすい。

本当にムッシュの「力の抜きよう」は素晴らしい。
力を抜いて何もしないのではなく、
力を抜くべきタイミングをわきまえている。
だからみんなに愛されるんでしょうね。

ムッシュ、いつか実物を拝見したいです。

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