トトラの馬

元々はエコロジーやスローライフについて書いていましたが、とりとめなくなってきた。

にわか写真係へのアドバイス

2007-05-25 18:21:44 | できごと
今週末、松島で祖母の90歳の誕生祝いと祖父の30回忌を兼ねた、家族・親戚のお食事会が開かれます。つい数日前、わたしはその会での写真係の指名を受けました。

「おー、それならデジカメ充電しなきゃ!」

「説明書も持っていかねば!」

「持って行くつもりだった鞄じゃ、入りきらないなあ~」

などとアタフタしてます。カメラの使い方がまだそんなに分ってないから、不安だし・・・。
でも、祖父方の親類など知らない人も多い席での写真係はちょっと役得かな、などとも思っています。
写真撮るんだったら、声もかけやすいですしね~。


仕事で写真を撮る夫に、「今度、わたしが写真係なんだ~」と話したら、「おっ、それじゃ、引きの写真もいいけど、被写体にどんどん近づいて撮りなよ!」とアドバイスをもらいました。
「顔なんて、フレームからはみ出しちゃう位のがあっても良いから、思い切って近づいて撮るんだよ」と。

実は、叔母バカのわたしは姪に会うたびに沢山の写真を撮りためているんですが、夫にそれを見せたら、
「アップの写真、レンズで大きくして撮ってるでしょう?自分で近づいて行ってないでしょう?」
と指摘されていたんです。
わが愛する姪は、いつもわたしに会うとしばらくは警戒のまなざしを向けるので(涙)、「あまり近づくと怖がるかなあ?嫌がるかなあ?」と、こっちも警戒しながら撮ってたんですよね。夫に聞いたら、そういうのってやっぱり分るそうです。

そして夫から贈られた言葉が、
「あなたの写真が良くないと思うなら、もっと被写体に近づくことだ。」

・・・。
なんと、食事会の写真係に際してロバート・キャパの言葉を頂いてしまった・・・。
がんばらねば。

わたし、お年寄りの手って大好きなんです。
男も女も、わたしたちの世代よりもずっと手を使って仕事をしてきた人たちですよね。
曲がったり、しわが寄ったり、傷がついたりしている手や指のひとつひとつに、家族のために何かを作ったり働いたりした歴史が詰まっているような気がします。
いっぱい撮った時のために予備のメモリーカードも貰ったし、「食事会の記録係」と気負わずに、いいなと思ったもの何でも近づいて撮ってくるぞー!と思っています。