足の向くまま、気の向くまま

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まるで他人事

2010年09月30日 21時49分10秒 | Weblog
今日午前の衆院予算委員会、一言で言うと、でしゃばり長官と逃げカン。
質問者が首相を指名しているのに、首相はなかなか手を挙げず、後ろを振り向く感じ。一方の官房長官は質問中から手を挙げて、指名されると、問われたことについて簡潔に答弁するのではなく、別のことを長々と。偶に答弁する首相もずばっとした答弁はなしですが、国内法に基づいた手続きに対し、中国に認めない姿勢があったことは大変問題があった、と述べたことは、きちんと書いておかねばなりません。

それにしても、ビデオは見ていないと答弁した首相には、本当に驚きましたよ。こんなに重要な事件の核心部分なのに、国交相(当時、現外相)や官房長官の言葉(報告)を共有している、と。行政の最高責任者が、国の主権が脅かされているというのに、まるで他人事ですよ。本来なら答弁だってね、最高責任者として積極的にしなければならないはずでしょうに。

野党側は国会でのビデオの公開を要求しました。その後の理事会で与野党が協議の結果、政府に対して、国会に提出するよう求めることを決めました。
ただし、一般に公開するかや時期など具体的なことについては引き続き協議することになっています。
外相は、故意でなければ、逆推進を掛けるのが常識なのに・・・、と。
これを公表したら、振り上げた拳が下ろせなくなり、更に関係が悪化するので、ひかえるほうがよいとする人がいます。
どうして遠慮をしなければいけないのか、全くが理解できません。
無茶をしているのは相手でしょ。それをしっかりと国際社会に発信しないでどうするおつもりでしょうね。日本は白旗を挙げたとまで言われているのですよ。悔しくないのですか、こんなことを言われて。

今日の審議に限らず、質問者は、報道によればとか、○○新聞によればと、その内容を引用します。それに対して、その報道は間違っている。よく調べてから質問をしてください、とやることが結構ありますね。
報道が全て正しいとは言いませんが、そんなにでたらめな報道がぼんぼん出ているとも思えません。不正確な報道ならば、直ちにそれを正すよう、あるいは取り消すよう要請すべきでしょう。また、あまりにも酷い場合は行政処分だって行なえるはずですよね。
それをしないで、その内容だけを否定するのは、国民の知る権利を完全に封じてしまうことですよね。違うなら違うで、正しいことをキチンと明らかにしてくれないと、我々国民は、どんな手段で知ればいいのでしょうか。いちいち、情報公開法の手続きをするのですか。


露大統領の重要な地域云々発言について問われた首相、北方領土を訪問するとは受け止めておりませんと、ここでも他人事。外務省は訪問中止要請の発信はしているようですが、大統領が言ったことに対し、首相がキチンと反論しないでどうするのですか。固有の領土である北方領土に、来年の北方領土の日にわたし自身が出向きます、って。


邦人3名が解放されたものの、一人を拘束したまま。何故4人を拘束したのか、何故ひとりは拘束したままなのか、中国は具体的な説明を何ひとつ行なってはいません。これに対し政府は、我々国民の目に見えるような強烈な抗議を何故しないのでしょう。外交は、国家間の主権のにいったいどんなことをしているのか。


この逃げカンに日本の外交・安全保障を任せておくわけにはいきません。でしゃばり長官も同じです。


明日から臨時国会。補正予算案が最大の課題ですが、明日発足する超党派の「国家主権を守るために行動する議員連盟(仮称)」が、具体的にどのような行動を起こすのかも注目しましょう。


注目といえば、やはり不起訴でした。これは想定内。さて、検察審査会はいつ、どのような結論をだすのでしょう、注目です。


MRJの製造が開始されました。どうか順調に進みますように!


208、3516(1278+2238)。



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