私の簡易書留

郵便で何か面白いことができないか。いつもそればかり考えている郵趣家の日記。鉄分含有。

国鉄の島、周防大島へ

2021-01-18 23:00:00 | 鉄分
国鉄は、鉄道、連絡船(航路)、国鉄バス(自動車線)の3つの事業を経営していました。
ところで山口県の周防大島は、山陽線の大畠駅からの国鉄の連絡船で結ばれており、島の小松港から島内各地には国鉄バスが運行されていました。
国鉄3事業がまとまって存在していたことになります。

そして、私のコレクションからこのきっぷ。



安下庄から国鉄バス(西安下庄)経由で小松港へ向かい、連絡船で大畠に渡り、列車で東京を目指したきっぷです。
この1枚に、国鉄の3事業が集約されています。

このきっぷを手に入れてから、周防大島に行きたくなっていたので、ちょっと行ってきました。



この辺が安下庄かな…



郵便局名は橘局。風景印を押してもらいました。



この辺に国鉄バスの安下庄駅があったのだろうか…。
ここで「東京1枚」と言うと、冒頭のきっぷが出てくる。それが、国鉄。



今は国鉄バスを承継したJRバスは走っていなくて、防長バスが代わりに走っています。
停留所名も安下庄ではなく町立病院前。



きっぷの経由欄にある西安下庄というバス停は現存します。



小松港。橋ができるまでは、ここから連絡船でした。橋ができてからは、バスが橋を渡って直接大畠へ結ばれるように。



ちなみに、連絡船の小松港で売っていたきっぷはこちら。大畠から東京を目指すきっぷです。



橋。



渡ります。



JR大畠駅には、「大島方面のりかえ」という乗換案内が出ていました。
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