私の簡易書留

郵便で何か面白いことができないか。いつもそればかり考えている郵趣家の日記。鉄分含有。

BRT大船渡線乗りつぶし

2022-07-07 23:00:00 | 鉄分
私はJRの乗りつぶしを行っています。
JRの鉄道については、乗りつぶしを終え、その後の新規開業路線も載りつぶしています。
しかし、JR全線は乗りつぶしていません。鉄道のほかにBRTがあるからです。

国鉄バスを承継したJRバスは、すべて分社化され、JR線ではなくなりました。
国鉄連絡船を承継した航路のうち、青函航路と宇高航路は廃止され、宮島航路は分社化され、航路はなくなりました。
で、JR線は鉄道だけとなったのですが、東日本大震災で被災した路線の復旧に当たり、
JR東日本はバスによることとしたため、ここにJR直営のバス路線が復活したものです。
JR全線を乗りつぶしたというためには、鉄道とこのバス(BRT)を乗りつぶす必要があります。

JR東日本は、気仙沼線と大船渡線でBRTを運行していますが、今回はとりあえず大船渡線に乗ることにしました。
BRT大船渡線の路線図はこちら。



なにやら、枝線やら脇道やら…



この赤い楕円で囲った部分は、独自の存在として認めるべきなのでしょうか?

鉄道なら、例えば函館線の七飯・大沼間は、通常の函館線の他に「藤城線」と通称されるバイパスがあります。
しかし、バイパスに対して独自の線路名称や営業キロは付与されておらず、帳簿上は、函館線として一体です。
従って、私は、乗りつぶし上は藤城線を独自の存在として認めておらず、函館線と一体と考えています。わざわざ藤城線経由の列車と乗り分けたりしません。

同じ考え方だと、赤い楕円で囲った部分は、どちら経由に乗ろうと良さそうです。

しかし、BRTが鉄道と同じ制度を採用しているかどうかは分かりません。

安全側に考えて、両方乗ることにしました。



気仙沼駅から、駅で改札を受けて、快速便の盛ゆきに乗ります。
この日はもう遅かったので、地の森駅で下車し、宿泊しました。
翌日、



地の森駅。BRT専用道に他の車両が入ってこないよう、信号機や遮断機が備えられています。



終点、大船渡駅。鉄道時代のホームを生かしてBRTの客扱いもしています、というか、そのホームで三陸鉄道(リアルに鉄道)が客扱いをしています。岩手開発鉄道の貨車も見えます。

各停便で、支線の陸前矢作駅へ。





線路敷をBRT専用道にしたことがよく分かるかと。



SLを描いた踏切の標識がありますが、もうSLは走っていません。走っているのはBRTです。

陸前矢作から戻って陸前高田へ。



鉄道開業150年の旗を掲げていますが、ここに鉄道はありません。

さらに各停便に乗り、気仙布の一つ手前の内湾入口(八日町)で降りました。

気仙沼の遊覧船に乗ったのち、魚町一丁目のバス停からミヤコーバスに乗り上鹿折で下車。
このミヤコーバスが、JRのBRTを代行しています。
上鹿折まで乗ったことにより、とりあえずBRT大船渡線には全線乗れました。





地元の方によって上鹿折の駅名標が保存されてました。



BRT代行のミヤコーバスで気仙沼駅に戻りました。

さて、今度はBRTの気仙沼線に乗らなければなりませんね。
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