私の簡易書留

郵便で何か面白いことができないか。いつもそればかり考えている郵趣家の日記。鉄分含有。

マツコの知らない世界4月9日の放送は結構面白かった

2024-05-03 23:00:00 | 切手
日頃テレビを見ず、家にテレビのない(受信料を払っていない)私としては珍しく、テレビを見ました。そのためにネットカフェまで行きました。

2024年4月9日 マツコの知らない世界
特集は「カプセルホテル」と「切手」でした。私は両方とも好きなので。

カプセルホテルに関しては、全国の献血ルームを訪ね歩くのが趣味だという男性が登場しました。
やはりここでも、「一つの趣味にはまる人間は他の趣味にもはまりやすい」という法則が生きていますね。
いまのカプセルホテルは、飲んでて終電逃して「タクシー代より安いから」と泊まるというよりは、ゲストハウスのドミトリーの進化形としての存在になりつつあります。
そういうカプセルホテルの課題は、ジェンダーかと思われます。男性専用の施設なのにその表示がほとんどないとか、本当に困りますが、飲み屋街の施設にそういうのがまだあります。
カプセルホテルはオッサンの泊るところ、という認識を払拭し、誰でも廉価で快適に泊まれるところにしていかなければなりません。

切手に関しては、郵便史研究家の板橋さんが出演されていましたが、やはり切手収集そのものについての紹介でした。
切手デザイナーでかなり尺を取っていたり、JAPEXを紹介したり、使用済切手に価値があることを強調したり。
どうせ使用済切手を持ち上げるなら、その源泉となる使用済切手回収ボランティア(JOCSなど)を取り上げて欲しかったと思います。
そして、次回は切手というより郵便そのもの、例えばポスクロなどについても取り上げてくださるとうれしいです。

そして、郵便局の余剰スペースがカプセルホテルになると、私が喜びます。
京都中央〒など、集配機能が京都〒に大部分移ったので、余剰スペースがあるのではないでしょうか。
区分棚に見立てたカプセルを配置してほしいと思います。
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バーコード付き切手が偽造され受取人が罰金を取られる事態がイギリスで多発

2024-04-22 23:00:00 | 切手
バーコード付き切手が偽造され受取人が罰金を取られる事態がイギリスで多発

いや、これはひどいですね。
もしかして郵便局で正規に入手した切手がこのようにはじかれた可能性もあるわけで。
「この切手は無効だ」と郵政に言われても、利用者は納得できないですよね。

やはり、消印は省略せずに1枚1枚に押すことが何より大切だと思わせる報道でした。
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2024年切手趣味週間切手はリバイバル

2024-03-05 23:00:00 | 切手
切手趣味週間
毎年、郵政記念日を含む切手趣味週間に発行している切手です。
切手趣味週間は、郵便切手が持つ「美しさ」や「芸術性」といった文化的価値を一般の方々に広く認識していただくとともに、切手収集の趣味の普及を図ることを目的としています。


ああ、またリバイバル案件ですね。彦根屏風と機織図屏風。過去の名作切手がよみがえる。
かつての切手収集家のハートを鷲づかみにしてやる、という魂胆でしょう。いや、鷲づかみにされかけました。

要するに、過去に切手収集をしていて今やめている人が切手収集を再開してくれるのではないか、と期待しているのでしょう。
しかし残念ながら、そう甘くはないと思います。
昔切手を集めていたことを思い出せば、多くの人は、切手に対する熱意が失せているわけですから、その切手を売ろうとするでしょう。
その結果、値上がりしておらず、「貼って使うのが最も得」という事実を突きつけられることになります。
あるいは、子や孫に切手の自慢話をして老害としてウザがられるのが関の山か。
よしんば、切手収集再開のきっかけとなったとしても、対象者の平均余命を考えると厳しいものが…

郵政の社内で複数の案から採択された案件なのでしょうが、私から言わせてもらえば、リバイバル案件は悪手です。

ところで、この切手に付随して発売される切手帳に、日英に加えて中国語の解説が付されていることに気が付きました。
中国市場を目当てに、中国人が好きそうなものを選んだということなのでしょうかね。

まあ、「切手趣味への招待」のように、日本じゃない風物を描くよりはいいと思いますが。
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中国で辰年切手が大人気 15時間待ちで購入し即転売も

2024-02-15 23:00:00 | 切手
中国で辰年切手が大人気 15時間待ちで購入し即転売も

中国からなにやら景気の良い話が飛び込んできました。
転売ヤーはどこの国にもいるのですね。

転売自体は、法に触れなければ自由ですし、郵便局で買い損ねた切手を入手するのに多少の上乗せを払って入手することも自由ですが、
かつて日本でも経験したような切手バブルはもう経験したくありません。
今でも、切手というと「いくらで売れるのか」にしか関心がない人たちが大勢います。そのこと自体、切手の価値を貶めています。
高尚な趣味である切手収集を、テレビ番組のように価格査定だけで評価されたくありません。

日本で切手バブルが起きないようにするためには、発行枚数の希少な切手は発行しないことです。
切手帳にしか含まれていない切手、10,000枚台しか発行しない切手など、どう考えても発行政策として不健全です。
切手収集が健全で高尚な趣味であることは、切手収集家のみならず、発行主体である郵政自身のステータスを維持するためにも求められます。
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かわいい切手

2024-02-03 23:00:00 | 切手


2024年1月17日、ミッフィーのグリーティング切手が発行され、即購入しました。
故ディック・ブルーナさんのデザインは、かわいいものが好きな日本人の感性にも非常によくマッチするため、日本切手の題材に取り上げるには十分な理由があります。

思い起こせば、日本で初めてブルーナ切手が発行されたのは、1998年のふみの日。5年連続で、ふみの日切手はブルーナさんのデザインでした。
それまで、日本切手のデザインは渋みを増し、切手収集趣味はビギナーを迎えることができず、風前の灯火であったと言えます(私調べ)。
それが、燦然と輝くブルーナ切手が局に入荷したため、社用で局を訪れる事務員層など(いまはOLという言葉は使わないようですが)の目に留まり、
瞬く間に若い世代に切手収集趣味が認知されたのです。
これが、現在に続く郵趣のターニングポイントであり、郵趣再興ののろしが上がった場面です。

ふみの日切手からブルーナが降りた後、中継ぎとして登場したのが、
2007年の南極地域観測事業開始50周年記念切手です。これの小型シートが特にかわいい。

その後は、2007年10月の郵政民営・分社化を経て百花繚乱のようになっていくのですが。

そういうわけで、1998年のブルーナ切手は、日本における郵趣の起爆剤であったといえるのです。
当時としては思い切った判断だったと思いますが、これがなかったら、郵趣は団塊と共に去りぬ、だったはずです。

さて、そんな団塊のサイフをアテにしているのか、またこんな切手が発行されるようで。
切手趣味への招待~パリ~
500円切手が3枚入って1500円ですか。貼って使うことを前提としていないという時点で、終わっています。まともな発行政策に戻ってほしい。
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