韓=南部模型はなぜ否定されているのか

否定されているというよりも顧みられていない観のある韓=南部模型であるが、どうして顧みられていないかと言えば原因は、かつて南部先生が前提としないで話を進めてきたことにありそうだｗ

湯川先生だったらきっと固執なさっただろうにと思う。

正しいかどうかは分からないけども俺のモンだという態度は、好かれるモノではないけれど他にどうしようもなかったのだろうと察する次第だ。だが、正しいとしたら寂しい話ではなかったのか、とも思う。で、卑近には小林=益川行列と相容れられない、何かと受難なクォーク模型だったのである。

ユニバーサルフロンティア理論によれば小林=益川模型における難点はむしろ改善されるのであり、小林=益川行列における遷移確率の基礎を築くことすら可能だと私は考えているが、そこは私一人の努力などではとても足らないというのが現実だ。

標準模型畑からは非常に承認し難い模型だろうという印象はある。

すなわち標準模型で当然だとされていることの多くを書き変えなければならず、それはぐグルーオンの実在を否定するという暴挙ばかりでなく、多くが不合理ではないかという印象ゆえに採用し難いだろうと思われてならないのである。

つまり意外と難しいメカニズムだということになるからである。


韓=南部模型を正しいと思って考え始めてみてそう思ったままどのくらいおられるかを、各人試してみられると、理解して頂けるものと信じる次第ｗ